月山初滑り
干し大根の収穫作業があと一日となった昨日の昼下がり…。
突然、「持病」の発作がおきました。
すると、山へ行くのをあまり快く思わない妻も、これはヤバイ
と思ったらしく、
「山行ってきたら?。」
10月からの約一ヶ月半、妻には創作人形作りに没頭できる
期間を与えた一方、私の方はハウス建設でただただ忙しくて、
楽しみにしていた北アルプスにも行けなかったので、そうとう
溜まっていたようです。
「いや、大根を洗い上げねば。」
とは言ったものの、やはりダメ。山へ治療に行くことにしました。
この時期なら月山しかありません。
今日は早起きして、干し大根を出荷するための準備とタイヤ交換
をしてから9時頃に出発しました。
予想通り天気は良くなって駐車場は10時過ぎで満車状態。
トレースはバッチリでした。
雪はまだ少ないですが、電柱コースが使えました。
湿った雪なのでシールが良く効きました。
TLTスピードはホント軽くて良いですね~。平地と変わらぬ
速度で登れます。
しかし、風が無いので暑い。
額の汗止めに使うヘアバンドを忘れたので、流れる汗が邪魔
になりました。
仕方ないので速度を落とし、休憩を取りながら登りました。
山々を眺めながら食べるお握りは最高に美味しかったです。
「こんな美味しいものが世の中にあったのか」
みたいな?。久しぶりの雪山は食べ物の味さえ劇的に変えた
ようです。(笑)
姥沢の積雪は約60cmでした。
当然、尾根コースは使用不能です。
リフト下には既にボードのトレースがありました。
途中で、下りてくる単独ボーダーに会いました。湿雪を全く
苦にしない華麗な滑りでした。話を聞くと、先週は立山に行った
ものの、あまりにも雪が積もったので登らなかったそうです。
あそこは雪崩がヤバイですからね。ヘルメットにカメラを装着して
いたので、どこかに動画がアップされることでしょう。
姥ヶ岳の雪は滑るのに問題無い量です。
リフト終点近くからは風が強くなって暑くなくなったので、ガン
ガン登りました。姥ヶ岳の右肩に2名の先行者が写っていますが、
あっという間に追いつき追い越して姥ヶ岳頂上です。
丁度13:00でした。
月山に向かうトレースもありました。
鳥海山は雲に隠れていました。
今日は月山に向かう気はなかったので、そそくさと身支度を
して滑降タイムです。というか、寒くてノンビリはしていられません
でした。
肝心の滑りの方は、重いモナカ雪に手こずりましたがそれなり
に楽しむことが出来ました。
リフト乗り場まで滑ってから、
「プシュ」
とやりながら、しばし休憩。姥ヶ岳で一緒になった2名は長井から
別々に来たテレマーカーで、今季初だそうです。そのまま下山
して行きました。
さて、私の方は、イマイチ物足りなかったので、2本目に突入
です。
しかし、姥ヶ岳を登っていると雲がかかってきました。
下りることにしましょう。
少し慣れてきて、2本目は快調に滑ることが出来ました。
やっぱり山スキーは楽しいですね。整地しているスキー場とは
大違いです。
一本目に登る時は二本しかなかったリフト下のトレースも、
この通り。
帰りはずっと車道を使いました。スノーモービルの跡をボードや
スキーが通ったので固く締まって、しかも冷えてきたので滑る滑る。
藪に突入するより快適で速いです。ストックは殆ど上げっぱなし
での滑降でしたが、カーボン製は軽いので楽ですね。リングが
小さいので推進力はあまりありませんが使い勝手は良かったです。
いや~、楽しかったぁ。
それにしても、何かの幼虫みたいのが雪の上を沢山這い回って
いました。今頃何やってんでしょうかね??。
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