えせロッカースキー
K2ヘルベントによって初めて知ったパウダーロッカースキーの
圧倒的な性能。これはもう異次元感覚です。トップが常に浮いて
くれるので、チョー楽チンです。
そこで、仕事で使っている山スキーにその機能を加えることに
しました。板は往年の名機、ケスレー・ツアーランドーネです。
冬山で愛用していましたが、エランのカービングスキーに替えて
からは畑で使っています。190cmだった板のテールを15cm程
切り落として、ソールには滑り止めの溝を掘っています。
ビンディングは、長靴でも履けるSTUBAのFree Heelです。
板はご覧の通りで旧来の形をしています。深雪では板が
上がらず、ギャップでは突き刺さってしまいます。
よくまぁ、こんな細い板で厳冬期の山に登っていたものだと
我ながら感心します。
そこで、ガスコンロで炙って柔らかくて強引に曲げました。
逆反り成功。
剥がれて浮き上がってしまった天板とコアとの隙間にはシリ
コンを充填しました。この作業は自宅でやったので、今朝は
スキーを背負っての出勤です。
国道を走りましたが、なかなか珍しい光景だったのでしょう。
車は遠巻きにして追い越していきました。
そこで、謎かけを一つ。
変なスキーを背負って雪道を自転車で走る男と掛けて、
バットやグローブすら無い超貧乏野球チームと説く。
そのこころは……、みっともない。
てな感じだったでしょうか。妻に見つからなくて良かった
です。
さて、このえせロッカースキーですが、バッチグーです。
深雪でもトップが浮くんです。こりゃ楽だわぁ。
ロッカー万歳です。
| 固定リンク
コメント