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2012年9月29日 (土)

還るべき場所/笹本稜平

 SONEさんお薦めの山岳小説を読みました。

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 K2の未踏ルートでかけがえのないパートナーを失った主人公
が、4年後にK2再挑戦の為にブロードピークの公募登山ガイド
として再起。パートナー遭難の謎や想定外の厄介なパーティが
思わぬ展開を生みます。

 前半は、

「まぁ、ありがちな構成だよね~。」

と思いつつ、核となる登場人物の言葉が、妙に文学的だったり
哲学的だったりするのには、かなり違和感を覚えました。
終盤の極限状況下では特にそうです。そんな、格好いい台詞
なんて吐けないって。(ーー

 冷静になれば、

「そりゃぁ無いだろっ

という突っ込みどころ満載なんですが、面白いんです。

 どんどんと状況が悪化していく中で、果たして打開策はある
のか

 これは映画にして良い作品ですね。
経済小説的な要素を織り交ぜているのもミソでしょう。

 残念だった点もあります。
大名行列的な公募登山を露骨に批判していた麓の連中が、
人間の生存が許されない高所で行われた公募隊による決死の
救出劇をどう観たかについてと、不届き者の処遇について全く
触れられていなかったんですねぇ…。

「上手く想像して下さいね。」

ということかも知れませんが、読者の溜飲を下げてくれても良かっ
たのに、と思いました。無駄に長い前半を詰めて終盤を充実させ
れば良かったのにねぇ…。

 でも、楽しめる作品です。

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2012年9月25日 (火)

枯葉/ニッキ・パロット

 ニッキの最新作です。

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 ルーファス・リードに仕込まれた本格ベーシストでありながら、
ヴォーカルも実に艶っぽい。

 本作は、いかにもヴィーナス・レコードといった選曲構成と参加
ミュージシャンで聴かせますよ~。

 そのテーマは、ずばり「秋」。全編大人のバラードといった感じ
で、この季節にピッタリですね~。\(^〇^)/

 メンバーも多彩です。私のお気に入り、ロマンティック・ジャズ・
トリオのジョン・ディ・マルティーノを始め、姉のリサがバリサキで
凄く良い味出してます。ハリー・アレンのテナーも渋くて思わず
唸ります。ポール・マイヤーズの軽妙なギターも冴えていますね。
トロンボーンのジェームス・グリーニングも力強くてインパクトが
あります。

 いや~、ホント良いなあぁぁぁ。
オレもウッドベースになってニッキに弾かれた~い。

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2012年9月24日 (月)

籾詰まり

 昨日から稲刈りを始めました。
その籾を乾燥機から排出しようとしたら籾が詰まってしまいま
した。何度やっても詰まるので原因を探りました。

 その結果、スロアーから上に伸びる排出パイプ頂上部分の
曲がり内部の損傷が原因と判断しました。

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 外から板を当てて補修していましたが、大きなストレスがかかる
場所なので、摩耗によって拡大した穴に籾が引っかかって詰まった
と考えられます。すぐに交換部品を注文しましたが、早くても明後日
になりそうです。

 ウーム……、部品が届くまで何とかならんか……。

 溶接は出来ない場所だし、鉄板等を宛っても流れが悪くなって
詰まりそうです。

 そこで、使い残しのエポキシパテを貼り付けてみました。

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 二回排出できれば良いので、大いに期待していますが。(?)

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2012年9月23日 (日)

バトルシップ

 劇場公開時から興味津々で、DVDの発売を待っていた作品
です。

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 いや~、これは何とも私好みですね~。

 無職のオバカ青年が、次のシーンではいきなり海軍の大尉と
いうのは、いくらなんでも端折りすぎだと思いましたが、ま~
アメリカ映画だから許されることでしょうか。(笑)

 ストーリーとしては、世界14カ国合同の海洋演習中に宇宙人
の先遣隊が飛来し、奴らが張った巨大バリアの中に取り残された
米戦艦2隻と日本の自衛艦一隻が立ち向かうと共に、本国との
交信を阻止するというものです。

 現代アメリカ映画の真骨頂は、荒唐無稽な超大作にあると思う
ワケですが、そういう意味でこれは本物です。

 私が特に気に入ったのは、ミュージアムになっている戦艦ミズーリ
が老兵と共に復活するシーン。これは最高です。
スティーブン・セガールの出世作となった「沈黙の戦艦」で現役最後
の航海をした軍艦がこんなところで活躍して人類を救うなんて、一体
誰が想像したでしょうか。(笑)

 しかも、ミュージアム艦に弾薬が多数残っていて戦えるなんて、
日本じゃまず考えられません。アメリカ的で実に面白い。

 提督役のリーアム・ニーソンは好きな役者だし、浅野忠信も非常に
美味しい役所を見事に演じています。

 これが、エイリアンと対するのが日米軍ではなく、日中軍だったら
良かったかもねー、とチラッと思いましたが、さすがにそれは無いね。

 CGの荒さが残念な所もありますが、かなり楽しめました。
個人的には、何度も楽しめる作品です。

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2012年9月22日 (土)

普通の自転車③

 晩酌してから組んでみました。
一番手間取ったのは、クランクギアのチェーンリングの内側に
あるカバーがチェーン・ステーに当たってしまうことの対策でした。

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 削っては填めて、また削って……。

 しかし、10mm近く削っても当たる部分があるので、結局
外すことにしました。保管状態が悪くて歪んでいたようです。

 まだ、ブレーキワーヤーとライト、反射板の取り付けやスタンドの
延長が済んでいませんが、こんな感じになりました。

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 この状態で家の前を走ってみました。

 元々は前後輪16インチの自転車の前輪だけを26インチにした
ので、前上がりになってフロントフォークがやや寝ています。
そのために、発進時にはハンドル操作にやや難がありますが、
変な自転車に慣れている私は普通に走ることが出来ました。
乗っていてかなり楽しいです。

 しか~し、これは妻のために組んだ自転車。

「こんなの乗れないっ

と言われるのは、ほぼ確定ですねぇ、こりゃ。。。。。

 うーむ……。
また、しょうもない自転車を作ってしまったかも~。

 でもまぁ、それも想定内。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2012/10/post-835c.html

へつづく……。

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2012年9月21日 (金)

普通の自転車②

 作りながら考えるのはいつものことですが、

「待てよ…。畑用のMTBもどきを先に作って、今畑で使って
いるママチャリを自宅へ持ってくれば良いんじゃね?。」

 古ママチャリのフレームにMTBのホイールを無理矢理でも
取り付け出来るのは確認済みでしたが、念のために2インチの
セミ・スリックタイヤを装着してみました。と考えました。

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 ボケボケですが、フロントはサイドのブロックがフォークに
当たってほぼ走行不能です。ブロックを少し削れば走行可能
ですが、泥除けが使えません。ブレーキに合わせてホイールの
取り付け位置を上げたのに残念です。

 リアもしかり。

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 太いタイヤを履けないのであれば意味がないので、当初の
作業に戻しました。

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 1インチのスリックタイヤなら問題なく使えます。

 それからは、せっせと錆落としをして一回目の塗装をしました。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2012/09/post-6eb0.html

 へつづく……。

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2012年9月20日 (木)

普通の自転車

「どうしてウチには普通の自転車が無いのっ

 隣組長になって以来、配り物をする際に自転車があると
便利なのに、乗れるのが無いということのようです。

 自転車は多数ありますが、確かに妻が乗れるのは畑で
使っている一台だけで自宅にはありません。
あるのは、

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 ママチャリ改折り畳みロードバイクとか、

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 リカンベント1号…。

 さらには、

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 一般道では怖くて乗れないローレーサー。

 これなんかは完全ジョークの合体自転車4号。

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 比較的まともなのとしては、

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 トレーラーを牽引できるMTB改ランドナーや、レース用として
大真面目に組み上げた、本格ロードレーサーのBOMAもあります。

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 タダで貰ってきたとはいえ、春までは普通のママチャリも確かに
ありました。

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 しかし、全然乗らないので、今はこうなっています。

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 このフレームで圃場内用のMTBを作ろうと思っているので、
元通りにする気はありません。

 そこで、別の手です。
ご近所さんが捨てようとしていた16インチの折り畳み自転車を
貰っておいたんですね~。

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 少し整備すれば乗れますが、錆が酷いので愛しい妻に使わせる
のは忍びない…。

 でも、幸いなことに、そのまま移植できる新品のパーツ群があり
ます。

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 ということで、30分後にはバラバラになりました。

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 使うのはこれだけです。

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 しかし、フレームとフロントフォークは磨いて塗装すれば良いと
しても、ホイールの錆びは酷いですね。

 そこで、他に使えそうな物を探し出しました。

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 ハブダイナモ付きの26インチMTBホイールと、取り付けサイズ
が完璧に一致するフロント・フォークです。

「おーっ、こりゃあ面白い自転車になるなぁ」

 想像してみて下さい。前輪26インチで後輪16インチの折り畳み
自転車ですよ~。

「一体これのどこが普通なのよ~

と言われること必至なんですが…。

「ハブダイナモだから夜間走行も安心だよ~。」

と言っても聞き入れて貰えないような気が今からします。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2012/09/post-9fa4.html

へつづく…。

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2012年9月19日 (水)

穴塞ぎ

 なーんか、毎年やっているような気がします。
農機具の穴塞ぎ。

 今年は籾摺り機のダクトです。

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 20年余り使っているので大分消耗していますが、2年ほど
前に修理した箇所の下に新たな穴が開いていました。

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 2.3mm厚の鉄板を切って叩いて曲げてと……、

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 これを内側に入れてビス止めしました。

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 いやはや全く…、籾殻パワーは凄いですね。
鉄板に穴を開けてしまうんですから。(@@


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2012年9月18日 (火)

ソール修理

 インラインスケートの靴を改造したSPDシューズですが、
ソールが一枚剥がれたまま暫く使っていました。
舗装面ではクリートがカチカチ鳴って歩きにくいです。

 そこで、修理しました。

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 安物スニーカーのソールを剥いで逆向きに貼り付けただけ
ですが、大分減ってきたので、次回は別のソールが必要に
なりますね。

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2012年9月17日 (月)

鳥海山の日

 先日、涼を求めて妻と祓川に行きました。

「どうして、あなたと出かける先は辺鄙な所ばかりなの

とよく言われますが、確かにそんな気はします。

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 妻は、私が全く気付かない糸トンボやオタマジャクシ、リンドウ
等を見つけては教えてくれました。山というと、ただガツガツと
行動するのみなので、非常に新鮮ですねぇ…。

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 まだ足も生えていないオタマジャクシ達は、もうすぐ雪が降ると
いうのに何やってるんでしょうね??。

 まったくもって今年の猛暑は酷くて、標高1,100mある祓川でも
暑かったですが、小屋の中は涼しくて快適でした。

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 そこで目にした張り紙は……、

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 はぁ??、5月11日が鳥海山の日??。
そんなの初耳です。

 新聞記事もありました。

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 それによると、秋田県人が山形県に断りもなく勝手に制定した
ようです。選考委員も全て秋田県人。

 秋田県人は鳥海山を「おらほの山(秋田県の山)」と思いこん
でいるフシがあるとは以前から思っていましたが、間違いなく
そのようです。

 さらに、その思い入れは殊更に強いようで、

「秋田県側から眺める鳥海山は本当に素晴らしい。山形県の
人達は可哀相である。」

などと、それ相応の立場の人が本気で書いていたりします。

 何という想像力の欠如でしょう。
山形県の人は、秋田県側の姿を褒めつつも、山形県側の姿の
方が遙かに美しいと誰もが口にするところです。
誰だって手前味噌なんですよねー。

 さて、祓川は確かに秋田県ですが、山頂付近は全て山形県
です。

「秋田のしょだ何そたたて鳥海山は山形県の山だぁ。
 まぁ、秋田さお裾分げしてんなやのぅ。ガハハハッ。」

(「秋田の人達が何言ったって、鳥海山は山形県の山だよ。
 まぁ、秋田にお裾分けしてるんだよねー。ハハハハ。」)

 といった感じです。(笑)

 そういえば、山形秋田の県境に位置する遊佐町と旧象潟町とで
国境を決めるために行う「三崎山国盗り合戦」という恒例行事が
ありましたが、今も続いているんでしょうかね??。
綱引きで勝った方の大将が弓を引いて領土を獲得するという
ものだったと思います。大将が女子高校生ということで、その凛々
しさがたまらなく魅力的な「戦」でした。

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2012年9月16日 (日)

工房 西岡

 鳥海山SEA TO SUMMITの閉会式会場では、屋外でクラフト
フェアを開催していました。

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 陶芸、木工、織物、ガラス工芸等々、数多くの作家が集って
出品していました。

 その中で、私の目を引いたのが埼玉県深谷市の工房「西岡」
でした。

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「へー、欅を彩色するのは珍しいですね。」

という問いかけから始まって、色々と興味深いお話を聞くことが
出来ました。物凄い情報量の持ち主で、依頼があれば何でも
作るそうです。全長4mもある巨大な白鳥を作ったこともある
そうです。さすがに木では無理なので和紙を使っての張り子
だったそうですが、たった2週間で完成させたとのこと。

「やはりデフォルメしたんですか?」

「やりましたよ。そのままだと可愛くないんですよね。」

 正に達人だと思いました。買う気も無いのに商売の邪魔を
しては悪いのでその場を離れましたが、本当はもっとお話を
聞きたかったです。

 ホームページをお持ちでしたので、ご覧下さい。

http://www.woodcraft-nishioka.com/

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2012年9月15日 (土)

鳥海山 SEA TO SUMMIT 2012 リザルト

 大会リザルトが公開されました。

http://event.montbell.jp/common/system/user/infomation/disp.php?site_category_id=3&infomation_id=164

 勝ちさえすれば良かった私は時計を全然見ていなかったので、
各ステージのタイムを知りたかったのです。

 それによると、カヤックは40分35秒、バイク1時間19分27秒、
ハイク1時間42分4秒でトータル3時間42分6秒でした。

「へー、カヤックではあんなに苦労したのに、もっと遅い人がいた
のかー。」

と意外に思いました。シングル部門だけでも、23人中ビリから
3番目位だと思っていましたが、私の後ろに5人もいたんですね。
チームでは何と15チームもいました。時間差スタートで分からな
かったとはいえビックリです。

 そして、一番知りたかったバイクのタイムですが、トップは、
思った通りの山銀チームで、1時間4分57秒でした。
私の場合、カヤック装備から自転車装備への切り替えにかかった
約5分を差し引いても彼の方がおよそ10分速いです。
やはり本格派ですね。つーか、4人チームということは、バイクは
二人リレーだったんでしょうか??。

 ハイクのトップはやはり山銀チームで、去年下山中にお話した
方でした。私が着替えに要した時間を差し引いても少し速いです。

 ウン、こういうのを見ると燃えますね。
リレー部門の彼らに対してシングル部門の私が対抗心を燃やす
のはどうかと思いますが、こうした数字を見ると来年の目標に
なります。

 装備の切り替え時間がネックになるので山銀チームに勝つのは
難しいですがモチベーションが上がります。

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2012年9月14日 (金)

自転車脚と山脚

 先日の鳥海山 SEA TO SUMMIT 2012では、登山を始めて
30分程した頃、ちょうど賽の河原を歩いていた時ですが、
脚が急に軽くなりました。

「あっ、山脚に変わったな。」

と思いました。自転車の場合はクランクをクルクル回す回転
運動なのに対して、登山ではどちらかと言えば上下運動です。
筋肉の使い方が違うのでしょう。そのため、自転車競技を本気
でやっているライダーは、自転車以外の運動を極度に避ける
そうです。階段もなるべく登らないらしいので、登山なんて以て
の外でしょう。

 その違いを今回初めて実感しました。

 そのためでしょうか。鳥海山SEA TO SUMMITでは本格ライダー
の参加が殆どありません。去年今年と、本格派はリレー方式の
チームで参戦していた山形銀行の一人だけでした。

 だからこそ、私が勝てるワケですね~。私は元々山屋で、ヒル
クライムも割と得意にしているから。もっと遡れば海屋で、プロの
ダイバーだったので、カヤックがチンした時にもパニックになる
ことはありません。安心感があります。(笑)

 ということで、来年はもっと扱いやすいカヤックを調達して、
山でも本気を出せばタイムを大幅に縮めることが出来るでしょう。

 ただし、大会運営側に期待したいことがあります。
もっと競技性が高い大会にして欲しいのです。単なるレクリエー
ションではモチベーションが上がりません。

「優勝者にはシーカヤック贈呈

 そして、ハイクステージでは走っても良いことにする。
あの登山道を走ることが出来るのは一部の鍛えられた人に限ら
れるので、安全上の問題があるとは思えません。
そうすれば、トレイルランナーも参加するようになって俄然盛り
上がるでしょう。(去年は数名いましたが…)

 ただし、競技終了後の下山時はランニング禁止にして、登山者
最優先にします。レベルの低い大会にしないためにも、ぜひそう
して欲しいです。

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2012年9月12日 (水)

残念会開催決定!

 「鳥海山 SEA TO SUMMIT 2012」のシングル部門で優勝
したので、残念会を開催することになりました。

 まぁ、普通なら祝勝会なんでしょうが、貰えるハズだった
シーカヤックが貰えなかったので、とてもそんな気分には
なれずにいました。

 すると、

「じゃあ、残念会をやろう

というサポート隊長の一言。

「おっ、それ良いね。」

 すぐに乗りました。話は早いです。(笑) 

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2012年9月10日 (月)

鳥海山SEA TO SUMMIT 2012表彰式

 11時頃には鉾立に下りたので、表彰式までは6時間半も
ありました。一人だけなら一旦帰宅して仕事をするところでした
が、サポート隊がいるのでノンビリ過ごしました。たまには良い
ものです。

 その頃には日が照っていましたが、さすがに標高1,150m。
涼しくて快適でした。

 その後にみんなで祝勝ラーメンを食べたり風呂に入ったりした
後、17:30から表彰式となりました。仲間をあまり待たせるのも
何なので帰って良いと言ったんですが、優勝賞品のシーカヤック
をゲットする瞬間を見届けたいということで、最後まで付き合って
くれました。

 まずはシングル部門の表彰で、第三位から選手名とタイムを
発表し、コメントを一言貰うという趣向でした。
選手名は記録していないので、タイムだけ。

第三位   4時間31分28秒

第二位   4時間23分17秒

 そして、第一位は私。

「パンパカパ~ン、パンパパパンパカパ~ン

などというファンファーレは無かった気がしますが、

第一位   3時間42分6秒

ということでした。

「おおおぉ、速えぇぇ~

という歓声が上がりました。

 自転車で頑張って後続を大きく引き離したことから、鉾立を出発
する時点で優勝確定だと思って特に頑張ることもなく淡々と登った
ので、

「そんなに驚いて貰えるなら来年はもっと頑張っても良いかなー。」

などと思いました。

 しかし、表彰自体にはかなり違和感を覚えました。
優勝に付きもののトロフィーとかが無かったんです。
あったのは副賞のハムセットだけ。

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 へ?、副賞だけってどういうこと?????。

と当然の疑問が頭を駆けめぐりました。私のイメージでは、小さな
トロフィーを貰った後に副賞の大きなシーカヤックを高々と持ち上げ
るというものだっただけに、非常に大きなギャップがありました。

 そして、コメントを求められましたが、実行委員長の香奈子嬢が
すかさず耳元で、

「酒田のPRして

という無茶振りです。

「感無量で言葉もありません。」

と言いながらも、最後にはシーカヤックを貰えるハズなので、カヤック
で沈しそうになりながら大苦戦した話をした後は、

「皆さんお気づきと思いますが、酒田は風光明媚な所で、食べ物
は美味しい。人も皆優しくとても良い所です。また来年お会いしま
しょう。」

みたいな事を言いました。

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 そして、最後の抽選となりました。

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 ホリゾントから登場したシーカヤックに会場は騒然としました。
ゲストの内田正洋氏も使っていて、日本一周も出来るような
優れた艇だということです。胸が高鳴りました。

 しか~し、何ということでしょう。
その眩いばかりのシーカヤックは、私の名前をスクリーンに出した
直後に、酒田市役所チームにさらわれてしまいました。

 飛び入り参加した去年の大会で、登山中だったモンベルの辰野
会長と七五三掛でお話した際に、

「シングル部門の優勝賞品はシーカヤックだよ。」

「えー!、そうなんですか!?。来年は正式参加します

ということで、頭の中では来年の大会で3区間でブッチ切りの完璧
な優勝がイメージされていただけに、そのショックは大きかったです。
受賞の瞬間を楽しみにしていたサポート隊の仲間にも申し訳無い…。

 ウーム……。一番頑張った人が報われない大会なんですね。
確かに栄誉は頂きましたが、

(「ハムだけ持ち帰っても妻に信用して貰えないなー。」)

と思っていたら、完走証明書がアクリル製の楯に入って会場入り口
に置かれていました。一応、第一位のシール付きだったので、妻も
信用してくれましたが……。

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 おかげで、今日はテンション下がりまくりでした。

 カヤックが貰えていれば、例え乗る暇は無くても一年間幸せな
気分でいられたのにねぇ……。

 でも、妻は逆にそれを喜んでいました。

「あらー、またガラクタが増えなくて良かったじゃない。」

「何を言う、オークションに出せば15万円では売れる
高級品なんだぞっ

 もちろん、当たっても売る気なんぞ無かったワケで~。

 大会委員長は、

「去年はたまたま優勝者に当たったのよ~。」

と宣っていましたが、そんなハズないよね~。 

 まぁ、そもそも、高級シーカヤックが賞品だなんて、普通はあり
得ない話なんですけどね。

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2012年9月 9日 (日)

鳥海山SEA TO SUMMIT 2012本番

 仕事が忙しすぎて練習が全く出来ず、ロードバイクに乗るのは
一ヶ月ぶりで登山は三ヶ月ぶりでしたが、万難を排して出場する
ことが出来ました。

 で、結果から言うと、カヤック、自転車、登山を連続して一人で
こなすシングル部門で、第二位の選手に41分11秒の大差を
つけて総合優勝することが出来ました。

 しか~し、決して楽勝だった訳ではなく、カヤックは散々でした。
そんな気がしたので、昨日は早めに現地へ行って練習時間を
設けたんですが、改造カヤックは全く手に負えませんでした。
速攻で安定板を外しましましたが、それはそれでどうしようもない。
クルクル回って、全く航行不能でした。
 
 そこには、山形県海浜青年の家のカヌー艇庫があったので訊い
てみると、二艘だけ残っていました。比較的マシな方を借りて、
3時間ほどみっちり練習しました。激流下り用の艇よりは随分と
良かったのですが、短いのでやはり思うようには進めません。

 そこで、回りにいる人達にどうしたら良いのか訊きまくりました。
見るに見かねて親切に教えてくれる人もいたし、テールから
ロープを流すと直進性が良くなると聞けば、浜で拾ってきた
ロープを付けたりもしました。短いカヤックがこんなに難しい
とは思いもしませんでした。ガクッ…。

 それでも諦めるワケにはいかないので、頑張って練習した結果、
何とかなりそうなレベルになったので、練習終了
数日前から貯め込んだグリコーゲンを大量に消費してしまった
ので、せっせと補給することとなりました。炭水化物オンリーに
近い遅い昼食をガッツリ摂りました。

 そして、夕方から象潟で開催された開会式や環境シンポジウム
に出た後は、吹浦の某事務所で前夜祭。幸いなことに、サポート
隊長の奥さんがお握りをたくさん用意してくれていたので、助かり
ました。持つべきものは友ですね~。

 自制心を忘れることなくビールは4本で止めて就寝。今日の
本番に備えました。

 そして、今日。
天気は、夜中の雷雨から回復して、さほど暑くない曇り空という
理想的な条件となりました。
 
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 さて、まずは鬼門のカヤック4Kmです。
シングル部門は最後のスタートで、一人ずつカードリーダーで
時刻を記録してから浜に走るので、混雑することはありません。

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 仲間に押して貰ってスタートです。

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 しかし、ここからが大変。
他の艇に衝突したり、回りすぎて向きが反対になることも数知れ
ず……。

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 サポート隊が証拠写真を撮っていてくれました。
進むべきはタンデム艇が向かっている方向です。

 沈しそうになることも二度……。

 こんな具合ですから、どんどん追い抜かれて、ビリから3番目
位まで落ちてしまいました。

 そうこうしている内に、左を続けて二回漕いだら右を一回漕ぐ
と真っ直ぐ進むことを発見したので、なんとか前に進むことが
出来るようになりました。苦肉の策です。

 いや~、左右均等の力で漕ぐというのは難しいことなん
ですね。嫌というほど思い知らされました。

 さて、人も疎らになったゴール地点に辿りつけば、今度は
自転車です。浜から鳥海ブルーラインを登って21Km先の
鉾立(標高1,150m)を目指します。シングル部門のトップ
から11分遅れだというので、

「その位なら挽回出来るだろう。」

と、ハッスルしました。

Img_4402

 とにかく、前を走る自転車は前部追い越しました。
サポート隊の二台の車が前後して先行者の状況を教えてくれる
のでペースを作りやすかったです。チェックポイントの駒止でも、
大会側サポートの上ノ山自転車の店長が、

「いける、いける

と声援をくれたので、益々その気になりました。

 去年、飛び入り参加した時のカセットは11-25Tだったん
ですが、今回は12-27Tを選択しました。登山への影響を
最小限にするためにダンシングは控えて、「高ケイデンス・
シッティング作戦」を採用したワケです。クランク・ギアは
ノーマルですけどね。

Img_4406

 その結果、シングル部門の選手は全員追い越して、誰にも
追い越されることもなく大差を付けて鉾立ゴール

Img_4408

 残るは登山だけなので、

「こりゃ、余裕で優勝だなぁ。」

 山で追い越される気はしないので、鉾立を出発する時には
優勝を確信していました。

 そういうことで順調に登高して、シングル部門トップで山頂
ゴール

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「やっぱし、ここで祝杯だよねぇ。」

と、売店でビールを買おうと思ったら、

「あ゛ー、お金忘れだー。」

 仕方ないので、速攻下山です。
遭う人皆さんから、

「速いですねー、もう登ってきたんですか

と言われたんですが、一番印象的だったのは、御浜の少し上で
出会った数名の女子グループ。大きな目をまん丸くして、

「え゛え゛ー?、もう登ってきたんですかぁぁぁぁぁ

 思い出しても笑えます。

御浜に着くと、M君が出迎えてくれました。暇なので登ってきた
んですね。さすがの健脚ぶりでした。

 で、去年は鉾立の大会本部へ一番目に下りていったら大歓声
で迎えられて、

「すいません。飛び入り参加の部外者なんですぅ。」

と恐縮したので、今年は堂々と胸を張って本部前へ行くと……。

 ほとんど反応ありませんでしたぁぁ。ガクッ。 

 それでも、サポート隊の面々と握手すれば喜び倍増です。
いや~、助かりました。ありがとう。来年はチームでも
参加だね。

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http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2012/09/sea-to-summit-2.html

へつづく……。

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2012年9月 8日 (土)

カヤック改造②

 中空ポリカ板では強度が足りない気がしていましたが、
今朝、良い物を見つけました。数年前まで使っていた風呂の
蓋です。

 早速、交換しました。

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 さてと、これから会場に出発します。

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2012年9月 7日 (金)

カヤック改造

 ただでさえ忙しいのに、予期せぬ事態に見舞われて出場が
危ぶまれていた「鳥海山 sea to summit 2012」ですが、
何とかなりました。ヤレヤレ……。

 そこで、昨日、山仲間からカヤックを借りてきました。

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「ウワー!、ちっちぇー!」

と驚いたくらいに短い艇でした。激流下り用で回転性と強度は
あるものの、直進安定性はかなり低いそうです。

「初心者は真っ直ぐ進めないだろう。」

ということでした。

 しかし、練習時間はありません。カヤックで遊んだことは二度
ありますが、こんなに短いのは初めてです。どうしましょ

 そこは「ファーマー工房」。
工房二階の材料置き場から使えそうな材料を探し出して、
超速攻で安定板の加工取り付けをしました。

 まずは、要らない物を外してと……。

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 これは何なんでしょうね?。フットレストでしょうか…。
ともかく、長いボルトを使おうにもネジ山が違っていたので
外してしまいました。

 じゃ~ん、完成~っ

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 本当は船底に取り付けたかったんですが、勝手に穴を開ける
ワケにもいかないので妥協しました。効果の程は分からないので、
明日現地で試してみてダメだったら改良するつもりです。

 

 

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