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2013年3月26日 (火)

流れ止め②

 昨日の鳥海山では、いざ滑ろうと板を外したら、流れ止めを
ビンディングに取り付けている結束バンドが一本ポロッと取れ
てしまいました。取り付け穴とベースの間隔が非常に狭いため
に無理が掛かって切れてしまったようです。

 念のために細引きで結んで滑降しましたが、結束バンドは
実用にならないことが分かったので付け直しです。

Img_5329

 最近まで使っていたジルブレッタの流れ止めバンドの再利用
です。一本を半分に切ってワイヤーを通し、ステッチャーで縫い
合わせました。熱溶着の方が簡単ですが、堅くなるのを嫌いま
した。ワイヤーが引っかからないように内側の端だけは溶着しま
したが。

 二本目も縫い合わせてエラン・スティンガーの方は出来ました。
K2ヘルベントは12月まで使わないので後回しです。

Img_5330

 これなら簡単に切れることは無いハズですが、そもそもの原因
はTLTspeedの構造にあります。前述の通りで、リーシュコード
の取り付け穴部分がタイト過ぎるんです。

 他にも、歩行モードでトウーピースをロックするレバーが堅くて、
力の弱い人なら完全に引くことが出来ないでしょう。完全にロック
していても急斜面でキックターンする時などに外れることもあります。

 更に、二段目のクライムサポートを使っている時に板を捻ると、
ヒールピースがクルッと回ってブーツが固定されてしまうことが
あるし、クランポンを保持する部分が弱くて壊れやすいという
話もあります。

 これらは皆、欠点というよりも欠陥に近いものだと思います。
確かに軽量なのはメリットですが、安心感と安全性を犠牲に
しているとも言えます。滑降モードでは問題ないだけに残念な
ことです。

 なので、今度買うとしたら、重くなっても良いのでG3のオニキス
を検討したいですね。TLTの歩行性とジルブレッタのような安定感
が欲しいです。

 ちなみに、G3の超軽量リーシュコードはとても使いやすかった
です。

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