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2013年5月19日 (日)

クラス会

 昨夜は湯野浜温泉で、高校の恩師の退職記念クラス会が
開催されました。新採で赴任して私達のクラスを3年間担任して
以来、60歳の定年まで38年間も教師を続けてこられたんです。
本当にお疲れ様でした。

 ということで、その先生をダシに温泉一泊のクラス会が企画
されたワケです。首都圏からも多数参加してくれたし、遠くは
米カリフォルニアから来てくれた女子(?)もいました。
45名中23名参加で、52歳にして、まだ一人も欠けていない
というのもアッパレです。

 いや~、やっぱり高校のクラス会は楽しいですね。
僅か3年間の付き合いだったとは思えないくらいに話に花が咲き
ます。職業が多種多様だし、言葉が共通の庄内弁で基本的知能
レベルが同程度だからでしょうか。立派な肩書きを持つ人も多いの
ですが、名刺を出す人は誰一人いませんでした。

 で、大いに盛り上がって飲み過ぎたからでしょう。同室の男の
イビキが猛烈でした。
耐えかねて、掛け布団と枕だけ持って隣室へ避難したほどです。

 実家の兄達はそうした時に、イビキ男を布団ごと部屋から引きずり
出して、何とエレベーターに乗せたらバカ受けだったそうです。
想像しただけでもメッチャ面白いので私も真似したかったんですが、
あまりの巨漢で実行不能でした。

 イビキ男への対策は、私も色々とやったことがあります。
飛行機のイヤホンを装着させて、ソケットを鼻穴に突っ込んで自分の
イビキを聞かせたり、布団を何枚も被せて蹴りを入れるとかもやりま
した。口と鼻にガムテープを貼ったこともあります。これはすぐに静か
になりましたが、無意識のうちに自分でテープを剥がしてしまって、
一分ほどしか効果が持続しませんでした。その生命力には大いに
感心したものです。押入に入れたことも当然あります。

 しかし、エレベーターに布団ごと乗せるという発想はありませんで
した。さすがは我が兄。いつか絶対やりたい

 で、今回のような大クラス会とは別に、山小屋とかでのこじんまりと
したクラス会をまたやりたいです。企画しますよ~。 

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2013年5月 7日 (火)

小鳥の大量死

 5月5日に登った鳥海山でのことです。
河原宿から外輪近くまでの広範囲で妙な光景を目にしました。

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 小鳥が雪の上で点々と死んでいたんです。
それも、一羽や二羽ではありません。私が目にしただけでも
50羽程はいました。全体では恐らく数百羽はいたと思います。

 その種類は様々で、ツバメのような鳥もいました。
中には生きている鳥もいましたが、かなり弱っていました。

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 渡りの途中で寒波に見舞われて遭難でもしたんでしょうか。
私は鳥大好き人間ですが、弱っている個体には手を出しません。
何かと危ないですからね。

 ウーム、あれはなんだったんでしょうか。謎です。

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2013年5月 5日 (日)

鳥海山大滑降!!

 今年のGWは天気が悪いですね。これだけ寒気が居座った
年は珍しいです。

 その寒気も昨日で抜けたので、山スキー一式を車に積んで
鳥海山南麓にある山小屋に出かけました。昨夜は久しぶりに
山仲間が集結しての飲み会があったからです。

「どうせ明日もダメだや~。」

ということで飲んだ飲んだ。焼き肉に始まってモツ鍋を囲んで
飲み放題。

 おかげで今朝は7時前まで爆睡していました~。

 でもって、やはり予想通りで山は濃いガスに覆い尽くされて
いました。残り物での朝食の後は本格コーヒーでマッタリとした
時間を楽しみました。いやぁ、休日って本当に良いですね。

 夜半からずっと暖かくて、今日は風がほとんどありませんで
した。ということは、ガスは当分晴れないということです。

 なので、ダメもとで私だけ山に向かいました。この時期に車が
どこまで入れるかも見ておきたかったからです。

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 大台野牧場の外れまででした。今年は特に雪が多いので、
まぁこんなもんでしょう。他県ナンバーもいましたが、台数は
全部で20台ほどでしょうか。祓川は満車でしょうね。

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 ガスが濃いのでモチベーションはさっぱり上がりませんでした
が、3月24日以来の山なので登ることにしました。

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 いざ歩き出せば足取りはメッチャ軽いです。先行者をスイスイ
追い越して快調に登りましたが、急ぐ必要は全く無いので、下り
て来た山スキーヤーを捕まえてしばらくお話ししました。鶴岡在住
のS崎さんという方で、各地の山を滑りまくっているナイスガイでした。

 森林限界を超えると全くのホワイトアウトで何も見えなくて、足
任せで滝の小屋に向かって歩いていたら何かヘン。

 で、20mほど戻ったら小屋が出現しました。

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 中に入ると、臨時の小屋番Gさんが歓迎してくれました。
千葉からいらしたMさんもお手伝いしていました。ここ数年来ている
そうで、こんな辺鄙な山小屋を愛してくれるなんて嬉しいですね。

 さて、小屋で談笑しながらノンビリしている内に、外が明るくなって
来ました。河原宿近くまでガスが上がったんです。

「おっ、こりゃぁ夕方には間違いなく晴れるパターンだな~。」

ということで、私だけ上を目指しました。

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と、一本だけ登りスキーのトレースがありました。

「おー、ガッツのある人がいるんだなぁ。」

と嬉しくなりました。最初は月山森方面かと思いましたが、1,850m
付近の登山道上辺りで発見。外輪を目指したものの、断念して
下りたような感じでした。時間切れだったんでしょうか。テレマーカーでした。

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 さて、私はというと、滝の小屋までの予定だったので、金物を
持って行きませんでした。なので、アイスバーンになったら即撤退
と決めていましたが、意外に雪が良い。新雪が降ったばかりですが、
1,900m以上では真冬のような雪質だったんです。

「へ~~~~~。」

ですよ。5月の鳥海山はほとんど知りませんが、こんなこともあるん
ですね。

 しかし、傾斜が急になるとシールが効かなくなりました。 
無理しても効率が悪いので潔く板を背負ってツボ足に変更です。
締まった新雪の下は堅いので、キックステップが良く効いてスタ
スタ登ることが出来ました。

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 ガスが出ても、

「必ず晴れる

という確信があるので全然気になりません。涼しくて良いくらい
です。

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 最後のアザミ坂も快調に登りました。幸いなことにアイスバーン
はありませんでした。

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 で、15:00。滝の小屋からちょうど2時間で伏拝岳に着きま
した。新山が見事です。山形県側からの登山者は私だけのよう
で、秋田県側からの登山者の姿は確認できませんでした。

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 後は大滑降を楽しむだけです。雪が一気に堅くなってくる
時間帯だけに快適とは言えませんでしたが、鳥海山で今年
滑った5回の中では最上クラスでした。なので、

「イ~ヤッホー

などと絶叫しながら滑りまくりました。何たって広大な斜面を
独り占めですからね~。
 
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 河原宿から下はモナカ気味で樹林帯は腐れ雪でしたが、問題
なく滑ることが出来ました。一週間後には車道の雪が切れてしまう
のが確実ですが、板を外すことなく登って滑る事はまだ可能かと
思います。

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 ということで、5月とは全く思えないような雪質と景観の中で外輪山
からの大滑降に大満足です。拾った小銭で一枚だけ買った宝くじが
10万円当たったような感じです。(笑)

 祓川や鉾立からのルートと違って人が少ないのも良いですね。


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