本日、長野県安曇郡小谷村で開催された「つがいけサイクル
クラシック2013」に出場してきました。全長17.1Kmで平均
勾配7.0%、最大勾配10%、標高差1,200m(625m~
1,825m)というコース設定です。
昨日現地入りしましたが、無駄に走ることはせずに過放電気味
の肉体を充電することに専念していました。
そして、今日。
北アルプスがバッチリ見える最高の天気となりました。
暑そうですね~。
という事で、メントール水溶液を体に吹き付け、頭から被っても
良いようにとボトルにはいつものお茶ではなく水を入れてレース
本番に望みました。
私がエントリーしたクラスは50~59歳のGクラスです。
多くのレースで優勝している強者も参戦していました。ということは、
最初から優勝はあり得ないので、10位までという入賞を目指しま
す。参加者総数976名中でGクラスは112名なので、
「ひょっとしたら??。。」
という淡い期待を胸に9:10スタートです。
「あ~れ~、クリートが入らない~~。」
と、もたついただけではなくて、間違いなく皆さん速かったです。
去年参戦した矢島と甘利山のレースよりも明らかにレベルが高いと
思いました。確かに、去年11月の甘利山レース以来、本格的なヒル
クライムは練習すら全くしてはいませんが、日々の自転車通勤と筋
トレで一定のレベルは保っているハズ。。
が、スタートから僅か200m程で入賞は無くなったことが確定しま
した。
ヒルクライムは私のような新参者にとって自分との戦いですが、
誰かライバルがいた方が励みになります。
そこで、誠に勝手ながら、ほぼ一方的に存じ上げている金沢市
のカリスマ山スキーヤー、Dr.YASUHIRO氏をライバルとして
設定しました。駐車場でもすぐ近くにおられたものの、「ライバル」
なので声をかけたりはしませんでしたが、豪快に笑う方で非常に
好感を持ちました。
さて、スタートはしましたが、Dr.YASUHIRO氏をすぐに追い
越してしまい、先頭集団からは置いて行かれてしまったので、
やはり自分との戦いになってしまいました。僅か3Km程で参加
したことを後悔し、
「パンクしてくれ~~。」
とも思いましたが、そんな弱気を振り払い、とにかく全力で頑張り
ました。ペース配分や駆け引きなんてものはありません。
今更ナンですが、ヒルクライムレースって凄~く苦しいですね。
重力に逆らって心臓バクバクで遮二無二頑張るんですから当然
ですが、その中で発見しました。
「重いギアで頑張る方が抜ける」
トップクラスの選手はケイデンス110位でガンガン飛ばすのは
知っていますが、私には無理。トルク型で行くしかありません。
で、今回のローギアは39×27Tでしたが、抜く場面では2速か
3速を使いました。ラスト2Kmになってからは特に意識して頑張り
ました。
その結果、前半は抜かれまくりだった同クラスの選手も何人か
追い越してゴー~~ル。
いや~、キツカッター。
ゴール地点はロープウェイの駅の側でスペースが小さいので、
早く降りるように盛んにアナウンスされました。
私も一息ついてから下山ですが、その前に記念写真を一枚。
追い越し禁止なのでストレスが溜まりますが、道路状態が悪い
し、登ってくる選手も多いので当然の措置です。
しかし、景色は良いです。路肩で写真を撮りました。
かつて縦走した山々が連なっています。
が、駐車場まであと4Km程の所で後輪がパンクしてしまいまし
た~。
見れば、高さ5mm程ある三角錐状の小石が見事に突き刺さって
いました。こりゃぁタイヤもダメだね。
ということで、自転車を担いで一時間歩きました。登りじゃないのは
幸いでしたが、ガッカリしましたぁ。。。
下山が遅れたこともあってか、閉会式会場の体育館には「完走
認定証」が用意されていました。それによると、私の順位はGクラス
21位。記録は1時間11分37秒818でした。
やっぱり、ふがいない走りをしただけに悔しいですね。
この悔しさをバネに、来月開催される矢島のレースにはしっかりと
準備して望みたいと思いま~す。
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