なの工房の横笛
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カヤック講習会場のすぐ近くで、「クラフト・フェスタ鳥海」が
開催されていたので立ち寄りました。
私が覗く出店と言えば専ら木工品関係ですが、今回は違い
ました。
益子焼の工人、田村直巳氏のテントで釘付けとなりました。
焼き物の笛が多数展示してあったからです。
焼き物の笛と言えばオカリナが定番で、リコーダーや横笛は
初めて見ました。益子焼の土は砂っぽいので、笛に関しては
隣町のを使用しているそうです。
折角なので、色々吹かせて貰いました。まずは横笛から。
G管、D管、ナンとC管と吹いてみて、ほのぼのとした音色に
心地よさを感じながらも、6穴なのはどうも面白くない。
「これで8穴だったら買うんですけどねー。」
と言ったら、あったんです。F管がそうでした。
3本吹き比べてみて、展示してあった最初の一本が気に入った
ので購入しました。この手のクラフト展で物を買ったのは初めて
です。
孔を見れば焼いてから調律したのがよく分かりますね。
歌口はその内にもっと大きくするつもりですが、田村さんは
その辺も分かっていて、削り方を教えてくれました。
ご自身も当然笛吹で、「そらまめバスカーズ」というユニットで
you tube に載せているようです。
梱包している間に、リコーダーも吹かせて貰いました。
ハッキリ言って、横笛よりも良い音がしていましたヨ。
「陶製なので、くれぐれも落とさないように気を付けて下さいね。」
と言われましたが、確かにバラバラに砕け散る恐れがあります。
酔っぱらってから吹くのは止めた方が良さそうです。
ということで、先日購入した竹製の横笛と共に、自分好みに
改造するのが楽しみです。
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