B&W Nautilus802導入
10年振りにメインスピーカーを買い換えました。
安い出物を気長に待っていましたが、ここぞという時の行動は
速いです。
買ったのは、B&Wの旧型モデルであるNautilus802。
家財便で配達されたので隣の部屋まで運んで貰いました。
で、早速梱包を解きましたが、ちょっとビックリ。
脚がボールキャスターだったんです。(@@
「んがー、こんなもん使えるかー」
と速攻で外しました。
片方の六角ボルトが異常に堅くて、叩きながらやっとの思いで
外しました。締め付けトルク設定を間違えたんじゃね~の?。
底の部分にネットワークが収納されていますが、穴が開いた
ことで、その部分に音がこもらないかも知れませんね。
さて、底にはビスの頭が出ていてそのまま床に置くことは
出来ないので、他のスピーカーに使っていた半自作のピン式
黒檀製インシュレーターを流用しました。
3点支持なのでガタつきはありません。
根布産業特製の銀コート撚り線SPケーブルを繋いでざっと
置いてから音出しです。
「ん?、こんなもんなのか」
というのが第一印象でした。パンチ力はあるものの、トーンコント
ロールのBASSを増幅したように膨らんだ不明瞭な低音には
耐えられません。
そこで、すぐに自作15インチサブウーファーの登場です。
って、最初から鎮座しているワケですが~。(笑)
セッティングも煮詰めた結果、かなりの内振りになりました。
最初とは雲泥の差と言って良い鳴りっぷりです。音場も大きく
広がりました。
元々800シリーズ用として販売されていたASW850用の
15インチユニットを使った4wayシステムとなったワケなので、
バランスはバッチリで全く違和感がありません。重低音は、
やはり優秀な大口径ウーファーに限りますなぁ。
しかも、大容量密閉式なので音質と音程がクリアでパンチ力が
あります。ダブつきはなく、良く引き締まった音です。バスレフで
無理に出す低音とは本質的に違うんです。
しかも、802に入力する信号から低音域をチャンデバでカット
しているので、中高音の濁りが大幅に減って大変見通しの良い
音になります。これはセミ・アクティブ方式(分割ドライブ方式)の
非常に大きなメリットです。専門的には、混変調歪が大幅に減少
するのですっきりとして透明度の高い音質が得られる、ということ
になるようです。
まぁ、20畳以上もあるような広い部屋で間隔を広げて壁から
離して置けばもっともっと良くなるのは明らかですが、八畳間だし、
3管プロジェクターを移動出来ないのでこれが精一杯です。
ということで、この一週間はCDを取っ替え引っ替え聴きまくって
いますが、演奏はもとより、録音機材やエンジニアの優劣も暴い
てしまう辺りは、やはりモニターSPでしょうか。ソフトを選ぶんです
ねぇ。。
それでも、これだけ生々しく演奏されると興奮しますよ。
これまで使っていたCDM-9NTも優秀なスピーカーでしたが、
その差は歴然としています。いや~、買って良かった。
ちなみに、妻の感想は、、、
「何これ、ヘルメットみたい」
ウーム、確かにヘルメットに似ているし、ちょんまげまで載ってる
し~。
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