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2014年5月31日 (土)

鳥海ブルーライン練習走行②

「何でこんなに苦しいことやってんだっ

 ヒルクライムレースに向けた練習やレース本番ではいつも
そう思います。自転車のヒルクライムを本気でやると、凄く
キツイんです。

 今日は、午後からBOMAを車に積んで出掛けました。

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 パドルも一緒だったりしますが、実はヒルクライムの前に
カヤックの練習をするつもりで、酒田市平田のB&G海洋
センターに行ったんです。スプーンパドルに慣れるための
特訓ですね。

 しかし、休みでしたー。ネットで調べたら火曜定休だった
のに、行ってみたら日曜、祝日しか営業しないみたい。

 仕方ないので象潟へ向かいましたが、一気にテンション
ダウンで眠くてしょうがない。コンビニで一眠りです。

 夕方に、鳥海ブルーラインの旧象潟料金所に行きましたが、
モチベーションは全く上がりません。ボトルも忘れたしー。

 それでも、登らなかったら時間とガソリンの無駄になるので
準備していると、大会関係者がスタート地点に旗を下げに来ま
した。

「頑張って下さいっ

と声を掛けられたことで、ようやくその気になりました。
17時スタートなので、自転車は勿論、自動車も殆ど通りません。
ウォーミングアップもナシにいきなり登りました。
二回目なので、意識してペースを上げました。もう心臓バクバク。
めっちゃシンドイです。

 対向車が来た時だけ涼しい顔をして、それ以外は決死の形相
でペダルを踏み続けました。

 その結果、タイムは53分50秒でした。前回より2分10秒しか
縮められなかったです。ウーム、、目標の50分にはかなり遠い
ですねぇ。。。

 ということで、次回は競う相手がいる時間帯を狙って練習しに
行こうと思います。

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2014年5月28日 (水)

真夏のオリオン

 「クリムゾン・タイド」、「U-571」、「Uボート」、「レッドオクトー
バーを追え」等々、潜水艦映画には傑作が多いですね。

 ハッキリ言って、私は潜水艦映画が大好きなので、玉木宏が
主演した本作はずっと観たいと思っていました。

 いや~、ありがたいですねー。BS放送のおかげで初めて
観ることができました。何たってタダですからー。

 さて、率直な感想としてはクサイです。かなりクサイです。
玉木宏演じる艦長にもリアリティがありません。

 でも、案外良いです。まぁ、日本版「U-571」+「眼下の敵」
といった印象ですけどネ。。。

 ただ、最後に大きな違和感を覚えました。
劇中で大きな役割を果たしたハーモニカが、60年余を経て
演奏されるシーンです。それはもう、完璧な調律だったから
です。ハーモニカのリードって、結構狂いやすいことを知って
いる私は一気に興ざめしてしまいました。

 それはともかく、冒頭のシーンでこの映画の鍵になる楽譜
が映された時、すぐさま吹いてみたことは言うまでもありません。

「なんじゃこの曲

というのが素直な感想で、もっと哀愁を帯びた美しい曲だったら
この映画の印象自体違っていたことでしょう。

 そこが一番残念です。(ーー 

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2014年5月20日 (火)

パドル

「勝つにはカヤックで差を付けて逃げるしか無いっ

 昨年の鳥海山SEA TO SUMMITの山岳ステージで追い越さ
れて2位に甘んじて以来、そう思っていました。超高速挺の
自作も考えましたが、エアウェイブへの搭載制限があるので
長~い挺は無理。作る時間も現実的には無い。。。

 ということで、買うことにしました。

 そこで、新カテゴリーとして「カヤック」を設けました。
その第一弾はパドルです。

 八戸のらりぽんさんから、

「最高のアイテムとしては、カーボン ウイングパドルが、
スピードを競うなら最良最高です!
これこそ航空機の翼の原理です。」

 という力強いコメント頂いてから私も調べました。
その結果、やはりそれしかないという結論に至りました。
挺よりも先にパドルというのもヘンですが、とにかくゲット
しました。

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 なんと、カヤックの某インストラクターからタダで頂きましたぁ。

「これってカーボンじゃん。普通、5~6万するよのぉー。」

 と言いつつ、折角くれるというのですからありがたく頂戴しました。
それなりに使い込まれていたので磨いたりバリを取ったりしてから
良く見ましょう。

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 スプーンパドルとも言いますが、この形状を見ればウイング
パドルと言う方が適当だと思いました。なるほど翼状で、

「これこそ航空機の翼の原理です。」

というコメントが納得できました。何せ私はえせ飛行機乗りです
から、流体力学では有名な「ベルヌーイの定理」は当然知って
います。パドルに揚力が働くというのは非常に興味深いこと
でして、漕ぐ日が今から楽しみです。

 さて、このパドルについて調べてみると、カナダはニンバス社
の「フェザー」というモデルであることが判明しました。
実測重894gで長さは225cm。がたつきもなく持った感じも良い
ですが、値段を見てビックリしました。

「なに~っ、税込み¥78,225」(@@

 本格派のカヤック愛好家が使用していたそうですが、引退して
その扱いを任されたそうです。ウイングパドルは取り扱いが難し
くて誰にも勧められるものではないということで、埃を被っていた
そうです。

 そこに、リベンジを目指して超本気モードのファーマー佐藤
登場

 数奇、でもない運命を辿って私の元にやってきたワケです。
これは楽しみですねー。早く漕いでみたいですが、艇がありま
せ~ん。

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2014年5月17日 (土)

車中泊仕様⑤

 ホンダ・エアウェイブの車中泊仕様も佳境に入ってきました。
荷室の窓は全て8mm厚の銀マット張りにし、3面は吸盤による
脱着式にしました。

 

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 座椅子や薄い布団、ミニテーブルを用意したので、快適性は
グンとアップです。

 

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 カラーボックスも使いやすくしました。

 

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 運転席を前にスライドさせて出来たスペースには靴置きを
置いて、

 

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 寝る時には座椅子も収納します。

 

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 そして、これからの季節に必要になるのがバグネット。
填め込み脱着式やシートマグネットによる取り付けを考えま
したが、結局こうなりました。

 

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 黒いガムテープで目の細かいメッシュを張っただけですが、
これで良いんでない?。どうせ、見た目は気にしないしー。

 

 ということで、夏の夜も使えそうになってきました。

 

 あ、それと、ロードレーサーをサドルを外さずに積載できる
ように、床を改造しました。バッチグーのハズです。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2018/09/post-277b.html

へつづく。

 

 

 

 

 

 

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2014年5月15日 (木)

OLYMPUS STyLUS1

 家電量販店から買ってきたカシオのデジカメは雪山では
全く使い物になりませんでした。

①液晶モニターが全く見えない。

②ピントが合わない。

③想像以上にレンズが暗い。

④フラッシュの発光が遅すぎる。

⑤録画ボタンを誤操作しやすい。

⑥バッテリーが弱すぎる。

と、全く良いところがありませんでした。

 そこで、ファインダー付きのコンパクトデジカメを本気で探し
ました。家電量販店や地元のカメラ屋には全くなかったので、
ネットでです。

 その結果、私が必要とする機能と性能、大きさを有している
機種はたった一台しかありませんでした。

 それは、OLYMPUSの STyLUS1。

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 私が求めたものとしては、

①軽量コンパクトでザックのチェスト・ポーチに収まること。

②液晶ファインダーが付いていること。

③レンズがそこそこ明るいこと。

④6倍程度のズームレンズを搭載していること。

⑤各操作の反応が良いこと。

でしたが、このカメラは全く想定外の凄さです。

 なんたって、10.7倍、35mmフィルムカメラ換算で25~300
mmのズームレンズ搭載で、全域F2.8なんですから~。(@@

 F2.8の300mmレンズと言えば、40万円ほどはしました
からねー。ズームレンズで300mmならF5.6が普通でした。
それが、このカメラでは最望遠にしてもこれしかありません。

Cimg0041

 この長さで300mm相当というのも凄いですが、確かに
明るいんです。背景を思い切り暈かすなんて芸当も楽々です。

 また、一番に拘った点である液晶ビューファインダーは144万
ドットの高解像度で、覗いた瞬間にモニターが消えてファインダー
表示に切り替わるんです。ピント合わせやシャッターは速いし、
とにかくレスポンスが良いです。撮影モードも多種多様だし、
露出やシャッタースピードの変更、露出補正も自由自在。
こうれはもう、フィルム時代の一眼レフを凌駕していますね。

Cimg0042

 まぁ、解像度的には1200万画素なのでフィルムには劣るんで
しょうが、私には必要充分、というかそれ以上の性能です。

 見た目としても一眼レフっぽくてなかなか格好いいですが、
コンパクトなので、厳冬期用の分厚い手袋をしての操作では
マニュアル切り替えスイッチを誤作動させてしまったりはします。
慣れれば問題ないでしょうが。

 それ以外にも、バッテリーは強力だし、ストラップ別の装備重量
が402gとかなり軽量です。シャッター式のレンズカバーが標準で
付いていてキャップが不要な点も二重丸です。

ということで、大満足です。\(^〇^)/

 オリンパスさんは、信じられないようなカメラを作ったものだと
マジで思います。

 とはいえ、機能が多すぎて、まだ全然使いこなせていないです
がー。
 

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2014年5月 7日 (水)

車中泊仕様④

 エアウェイブに泊まったところ、改善点が見つかりました。

 まずは、目隠しです。夜間では結露が不十分だと外から中が
丸見えでした。全く誰もいなくて車も通らなかったので何ら支障
はなかったのですが、道の駅とかだとイカンガーですよね。

 そこで、最後部の窓3枚には銀マットを切って填めました。
脱着は簡単ですが、填めっぱなしでも支障ないですね。

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 後部ドアの窓には市販の遮光カーテンを使用しました。
2枚で¥500なら自作するより断然安いです。

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 ついでに、駐車中の車内温度上昇抑制を目的にフロントガラス
用シェードも買いました。

P5050116

 これも¥500。ありがたや中国製・・・ですが、効果
覿面でした。こりゃ良いね。

 次は収納です。床下収納はタップリ用意していますが、店を
広げてから開けるのは面倒だし、どうにも乱雑になって何かと
使い勝手が悪かったんです。キャンピングボックスのような
訳にはいきませんでした。

 そこで、トラック売却に伴って単なる物置と化したキャンピング
ボックスから収納棚を外して取り付けました。

P5050118

 助手席を前にスライドさせているので狭くならないし、人が乗る
場合には一緒にスライドさせればOKです。上下を細引きで固定
しているだけなので取り外しも簡単です。

 これで、使い勝手は断然良くなるでしょう。ついでに運転席も前
にスライドさせればグンと広くなって最高です。

 残るは夏場の夜対策ですね。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2014/05/post-8354.html

へつづく。。

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2014年5月 5日 (月)

鳥海山伏拝岳大滑降3本!!!

「4連休だぁぁ

 農家時代にはあり得なかったので、大はしゃぎです。
初日の3日は未明まで映画を観ていたので、ノンビリと起きて
買い物をしてから鳥海山に向かいました。

 しかし、予報通りで天気が悪くなってきたので麓に車中泊。

P5030001

 14:30には飲み放題の一人焼き肉です。

5月4日

 風が強くて上空にはまだ寒気に伴う雲が出ていましたが、
間違いなく晴れるパターンにニンマリ。いいね~。

 6:00、鳥海高原牧場北端の駐車地点を出発しました。
20台位は駐車していたでしょうか。他県ナンバーが多い
です。

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 4月はずっと天気が良かったので雪解けは早いです。

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 先行者を追い越しながら宮様コースをズンズンと登れば、
間もなく森林限界です。

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 7:30、滝の小屋到着。

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 小屋番代理の菅原さんと千葉からの常連、前田さんとしばし
お話ししました。

 8:10、上を目指して出発です。

P5040107

 数日前から風邪気味でしたが、調子は悪くありませんでした。
薊坂の氷化した雪もスキーアイゼンで何とか耐えて伏拝岳直下
まで登り切りました。9:50着。

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 ほんの20m程歩けば伏拝岳到着です。

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 ブルーラインからはチラホラと登山者が上ってきます。

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 祓川側は大賑わいでしょうが、こちらは閑静で私好みです。

 さて、景色を楽しんだ後はお待ちかねの大滑降ですが、まだ
雪が硬くて滑りはイマイチでした。

 ということで、2本目行ってみよう

 11:10、滝の小屋スタートで順調に登高しました。
氷は溶けて快適ザラメとなりました。そのために、スキーアイゼン
は効かないので、薊坂の急坂は板を肩に担いでキックステップで
直登しました。で、12:45外輪到着。5分短縮です。

 2本目の滑りは最高で、僅か10分で滝の小屋に着いてしまい
ました。スキー万歳です。

 小屋番代理の酒好き後藤さんに、

「まず上がれ

と促されましたが、上がったら最後なのでやんわり断ると、

「行ってみよう3本目っ

 満足度としては2本で充分だったんですが、トレーニング的
には不十分だったからです。外輪から一日3本なんて、若い頃
でもやったことありませんが、進化する中年としてはもっと上を
目指さなければいけません。13:45出発。

 しかし、体内のグリコーゲンは枯渇してペースが上がらない
ので、河原宿でラーメンタイムにしました。食べてすぐにパワー
回復などしませんが、頑張る気にはなります。

 登山者が皆下山して貸切となった大斜面をジリジリと登り詰め、
最後はスキーアイゼンを駆使して16:00終点到着

 いや~、さすがに3本目はきつかったですが、ザラメが凍って
きて滑りの方は最高でした。

「イーヤッホー

と雄叫びを上げながら滑ったのは言うまでもありません。

 滝の小屋に寄って後藤さんに一杯ご馳走になってから下山
するつもりだったんですが、数少ない宿泊客の中に一人だけ
女性がいて、なかなかの美人。急遽泊まることにしましたぁ。
この時ほど携帯電話の有り難みを感じたことはありません。

 ということで、小屋番2人+宿泊客6人で宴会は夜遅くまで
続いたのでありました。後半は山の歌大会となりましたが、
歌詞カード無用の達人揃いには驚きました。凄いです。

P5040114

 さて、滝の小屋利用歴30年で、正式に料金を払って宿泊した
のは実は今回が初めてです。日帰り装備だったので、皆さんの
好意に甘えて飲み食いさせて頂きましたぁ。ありがとうございま
した

 新潟からいらした田中さんは、

「滝の小屋は竜宮城みたいな小屋ね。」

と仰っていましたが、私には田中さんが乙姫様に見えました。
来年もまた行かなくては。
 

  

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