鳥海山 SEA TO SUMMIT 2014 前日
9月13日
本番のカヤックの部で使用するサーフスキー、アヤハブラSSR
のラダーワイヤーが切れたのが3日前。あろうことか、艇内部の
アウターチューブが劣化してボロボロに千切れている状態である
ことを確認しました。
つまり、艇を分解しなければワイヤーを通すことは不可能という
ことです。
正に絶体絶命ですが、何とかしなければいけません。
6.3mもある艇でラダー無しでは戦えませんから~。
ということで、レース前日の早朝から作業に取りかかりました。
ワイヤーを外に通すしか手はありませんが、時間がないので
あくまでも応急処置です。
「まぁ、何とかなんでろや~。」
と、いつもの脳天気で、秘密のコーティング剤を艇に塗って午後
から遊佐町吹浦の会場へ出掛けました。
今回はチャンピオン奪回に向けて必勝アイテムを注文して
いました。それはパドルなんですが、何とか間に合ったと喜ん
だのもつかの間。漕ぎ出した次の瞬間にラダーワイヤーが切れ
てしまったので、一夜漬けとなってしまいました。詳しくは後日
書きたいと思いますが、コースを一周するだけで4回も沈して
しまいました。
これでは翌日に迫った本番では使えません。速攻で使い慣れ
たパドルに持ち替えました。他の艇をごぼう抜きにして誰よりも
早くゴールする計画は早くも頓挫したワケです。
それでも、去年の無料レンタル艇よりはずっと速いので、
「まぁ、普通に漕げばいいんでない?。」
と思って浜に戻りました。
すると、なんとまあ、シリコンゴム製のアウターチューブを止め
ていたコードクリップの殆どが外れていましたー。
強力両面テープも面積が小さいし、太陽熱と海水に晒される
中では耐えらなかったようです。
「こりゃ、ワイヤーの張り直しだぁ」
この時、午後3時半。4時から開会式とシンポジウムでしたが、
それどころではありません。急いで材料の買い出しと工具の
調達に自宅へ戻りました。
カヤック会場に着いたのは午後5時。日没は6時なので急が
ないと日が暮れてしまいます。大急ぎで応急処置を施しました。
試漕してから再調整して何とか間に合いました。ヤレヤレです。
シンポジウム会場で競技説明を受けた後は近くの前夜祭
会場へ。気心の知れた山仲間との酒飲みは最高です。
それでも、自制心を失うことなく、午後9時半には就寝となった
のでした~。
つづく。。。
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コメント
お疲れ様でした!
お陰様で愉しかったです!
でも、カヤックの修理の手早さにびっくり。
こんな大仕事をやってのけて参加は脱帽。
再来週またお会いしましょう!!
投稿: らりぽん | 2014年9月17日 (水) 20時20分
>らりぽんさん
こちらこそありがとうございました。
今度こそ間に合わせではない修理をするべく
準備中です。次の本番に間に合わせないと
いけませんからね。
ということで、勝負にならないのは明らか
なので、純粋に楽しみたいと思います。
投稿: ファーマー佐藤 | 2014年9月17日 (水) 21時59分