青黒檀製フェイジングプラグ
10年前にB&WのCDM-9NT用に作って、
この香り立つ空気感は想像以上です。楽器の音が生々しくて
実に心地良い音楽が再現されます。大成功!!。(^^
という感想を残していた青黒檀製フェイジングプラグですが、
Nautilus802に取り付けるとビビリ音が発生して使えなかった
ので、触れる部分をボール盤を使って削りました。
60番から2000番までのペーパーを使って、まずは一個。
かなり堅い木ですが、機械力で所要時間は20分程でした。
左側が削った方です。かなり削ったのが分かると思います。
もう一個も削って、チークオイルで仕上げました。
手加減が上手くいったようで、ほぼ同じ形になりました。
早速取り付けましょう。
ビビリ音の発生はなくバッチグーです。響きが良くなって微細
な音が聞こえるようになりました。片方を純正の安っぽいプラス
チック製に替えてみると定位が変になって不快なので、気のせい
ではありません。9NTの時のような劇的な変化ではありませんが、
基本性能の差が大きいですからね。
以前、某メーカーの縞黒檀製フェイジングプラグが、定価で
なんと二個¥60,000で売られていましたが、青黒檀の方が
ずっと緻密で比重は実測で1.4もあります。縞黒檀は1.0
程度で、私も作りましたが良いとは全く思わなくて、キーホルダ
ーに加工し直しました。見た目の模様は縞黒檀の方が美しい
ですから。
ちなみに、私のシステムは3Wayの802+サブウーファー
ではなくて、チャンネルデバイダーを介した4Wayシステムに
なっています。802単体で鳴らすよりも断然優れています。
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コメント
これも作れちゃうのですか?
いやはや。。。
ファーマー工房に不可能は無しですね。
しかも黒檀ってwww
超高級品だし!!!
色々刺激ありがとうございます!
投稿: らりぽん | 2014年11月 5日 (水) 19時11分
>らりぽんさん
黒檀には三種類あります。
一般的なのは縞黒檀ですが、通称マグロ(真っ黒)と
いわれる本黒檀は1立方メートル200~400万円の
超高級木材です。青黒檀は、なんとその上を行く希少
木材なんです。
ということで、こんなんも作っちゃうワケですが、
こういう物を作る場合には治具(作るための型材)
から作るのが普通です。木工家的には大した技術では
ないんですよ。
投稿: ファーマー佐藤 | 2014年11月 5日 (水) 20時52分