2015年2月22日 (日)
2015年2月16日 (月)
葡萄スキー場
昨日の続きです。
このスキー場は意外な驚きに満ちています。
最寄りの駐車場にまずビックリ。
どう見ても田舎の民家の広い庭先です。
簡易郵便局を営んでいるので若干の公共性は感じられますが、
とてもスキー場の駐車場とは思えません。この家の住人に違い
ない婆ちゃんが一人で除雪していたし。
私が普通に駐車していたら、
「少しバックして頂けませんか?」
とスキー場関係者に言われたので、不審に思って、
「何故ですか?」
と訊くと、
「そこは道路なんです。」
と言って、移動後にカラーコーンを置いて区切っていました。
奥の民家専用の道路のようです。(@@
大駐車場が結構離れているのもそうだし、非常に奇異な光景
でした。
さて、外にあるトイレも変わっていて、「女性専用」という看板が
設置されていました。
「へ?、男はどうするのよ」
早く着いてしまった私は困りました。ロッジは開いていないし、
どうせ誰もないので建物の中を覗いてみると男子トイレもあり
ました。
しか~し、中は便器をそのままにして物置と化していま
した。
「なんじゃこりゃー」
超ローカルなスキー場なのに、ナイター設備もありました。
快調にスキー登高していると、やがて営業を開始したようで、
軽妙なジャズが流れてきました。スキー場でジャズとは珍しい
です。♪♪
客が非常に少ないにも関わらず、リフトの乗り継ぎ地点にも
ナンと営業ロッジがありました。大丈夫なんでしょうか。。。
10時には一日券を売却してロッジ二階の食堂に入りました。
結構広いです。目を引いたのは、漬け物が無料食べ放題。
そうなるとご飯も食べたいので、ラーメンとライスを注文しま
した。ラーメン¥500はスキー場の相場から見れば激安です。
ライスは¥150也。
しかも、食堂のおばちゃんが愛想の良いメッチャ美人で、
これはかなりポイントが高いです。
「一日遅れですが、よろしかったらチョコをどうぞ。」
と、別の若いおねえさんがチョコをくれました。
水引付きのバレンタインチョコとは何とも日本的で渋いです。
気分が良かったので、帰りがけに、2ヶ¥100のコロッケも買い
ました。
全体の印象としては、かぐらスキー場の規模を1/10にした
ような感じで、結構気に入りました。庄内地方にあるスキー場と
比較すればずっと良いです。降雪条件が合えばまた行っても
良いと思いました。
2015年2月15日 (日)
葡萄山
石井スポーツでスキー板を買ったらスキー場一日券との
引換券をくれたので行ってきました。新潟県村上市の北端に
ある葡萄スキー場にです。
そこは、国道7号線のすぐ側にあるので、その存在は当然
知っていましたが、これまでは立ち寄ったことすらありません
でした。お子様専用に近いスキー場程度と思いこんでいた
からです。
しかし、山仲間が随分前に、
「葡萄スキー場は案外良い。」
と一言だけ発言したことがあったことを思い出し、
「ならば行ってみよう」
と思ったワケです。どうせタダだし。
リフト乗り場前の駐車場が狭いので、早めの7時頃に行くと、
一台もいなくて、ばあちゃんが一人で除雪していました。
そんなスキー場は全く初めて見ました。
8:30のリフト運行までには時間があるので、新板にシール
を貼って登り出しました。意外に天気は悪くなくて、快適に
登りました。やはり軽い板は良いですね。
上のリフト近くを登っていると、パトロール隊員が降りて
来ました。遭難騒ぎが最近あったということで、山スキーヤー
の私に声掛けしたようです。
「早く来たので、ちょっと葡萄山まで行ってきます。」
というと、
「降りたら事務所に一声掛けて下さいね。」
とのこと。
「スキー場外への立ち入りは禁止です」
などと無粋なことを言われなくて良かったです。
まぁ、私の装備と態度、登高速度を見て、問題ないと判断
した様子でしたが。
さて、間もなくリフト終点に着きました。
葡萄山もはっきり見えます。
そこから先は尾根伝いに進みます。
HEADのギャラクティック84は新雪でも実に快適で、急な
登りも得意です。
久しぶりの里山歩きは楽しいです。
最後の登りが見えました。
標高795mの山頂に着きました。
そこは一級の展望台で、天気が良ければ長居したいところ
でしたが、風が強くてメッチャ寒い。防寒装備を出すのも面倒
なので、記念写真を撮ってすぐにシールを剥いで下山です。
やや重パウダーを堪能しました。登山者が入った形跡は
殆どなく、貸切なのも良いですね。
最後の美味しい斜面を滑ればスキー場です。
ギャラクティカ84は実に扱いやすくて、一晩に40cm以上
も積もるような深雪以外ならこの板で良い気さえします。
車への搭載性も抜群なので、189cmのヘルベントがメッチャ
邪魔くさく思えてきました。
スキー場の方はというと、、コース外専門の私が楽しめる
ような雪は殆ど残っていなくて、林の中をチマチマと滑りました。
地形的には割と良いし非圧雪ゲレンデもあるので、ドカ雪の
後なら結構楽しめるとは思いましたが。。。
ということで、一日券はリフトを2本乗っただけで売却したので
ありました。若い女の子に喜ばれたのは言うまでもありません。
2015年2月 8日 (日)
新板お試し山行
先週買ったばかりの新板、HEADのギャラクティカ84の性能
を確認するために鳥海山へ行ってきました。昨夜は中年飛行隊
の飛び始めが白熱して深夜まで及んだので、8:00スタートと
なりました。
出発前に専用シールを貼り付けました。
箱から出すとすぐに使えるというのは凄く良いですね。
長さやサイドのカットが不要で一発取り付けでした。
しかも、オマケ程度の物ではなくて、信頼のコールテックス製
です。見たところ、モヘア+ナイロンの混合タイプのようです。
取り付け金具もバッチリ合うので歩行時に外れる事はまず
ないでしょう。
さて、歩き出しての一歩目には、
「おおおっ、メッチャ軽っ」
と思いました。K2のヘルベント189cmと比べたらとんでも
なく軽くて、クロカンスキーを履いているような気さえしました。
天気は下り坂でしたが、山が見えるので殆どハイキング気分。
登りになればその軽さがいよいよ生きるワケで、急斜面も
グングン直登出来ました。シールも良く効きます。
とにかく、短く軽いのでキックターンは楽々だし、ビンディング
に加わる捻る力が小さいので外れる心配も殆ど無いでしょう。
センターが83mmと細めですが、少々の新雪なら全く問題ない
ほどの浮力もあります。
やがて滝の小屋に着きました。
年末は大雪が降りましたが、それ以降は殆ど降っていない
ので、今年はかなり雪が少ないです。とても2月の山とは思え
ませんね。。
小屋には今日も誰もいなかったので素通りして登りました。
シュカブラのない乾いたフラットバーンで、ともて登りやすかった
です。
まもなく河原宿到着。
山頂付近の雲も時折切れて垣間見ることが出来ましたが、
雨雲が迫ってきていたので今日はここまで。サッサと滑り降りる
方が利口というものです。シールを剥いで収納しましたが、貼り
付ける網が使いやすいし、袋が大きいので入れるのがとっても
楽。秀逸です。
さて、滑りの方はどうでしょう?。
163cmと短いので安定感は少し劣りますが、すぐに慣れました。
全く問題なく快適に滑ることが出来ます。他に誰もいないので絶叫
しながら滑っていました。(笑)
樹林帯の重い雪でも快適でしたが、さすがにモナカ雪はヘル
ベントのようなワケにはいきません。
ただ、そこだけ気を付ければ良いので、トータルでは大いに気に
入りました。こりゃ良いね。
2015年2月 1日 (日)
HEAD/GALACTIC84 163cm
昨シーズンの最終山スキー後に使えなくなった細板用の
シールの代わりをどうしようか思案していましたが、センター
幅が61mmではどう考えても発展性がないので、板も更新
することにしました。10数年活躍したエランのスティンガー
176cmとはおさらばです。
で、ICI石井スポーツ新潟店でじっくりと選定しました。
手には改造クランポンを持って。。。
というのも、TLTスピード用のクランポンって¥9,000も
するので、今まで使ってきたブツで間に合わせたいからです。
チロリアTRB→ジルブレッタ302&402→TLTスピードと改造
しながら30年に渡って使ってきたので元は十分に取りましたが、
何せ貧乏性。勿体ないし、愛着もあるんです。
その結果、センター幅83mmのHEAD/GALACTIC84に
決定しました。長さは163cmでロッカータイプ。3サイズは、
133-83-115mm です。結構軽いし、専用シール込みで半額と
格安なのが決め手になりました。170cmの板はセンター幅が
84mmでアウトでした。
軽さで言えばディナフィットが驚異的でしたが、値段がメッチャ
重いので問題外でした。
ということで、帰宅するとすぐに金具の取り付け作業開始です。
まずはTLTスピードを外したエランで型紙を作り、位置決めと
穴開けをしました。
ボール盤を使えば簡単です。
4×9mmで開けた穴に接着剤を流し込んでからビス止め
しました。誤差0mmでバッチリ取り付け完了です。こういう
作業はショップに任せるよりも自分でやる方が確実です。
エランと並べてパチリ。
クランポンもバッチリ填ります。左右の隙間0mmのギリ
だけど。
シールは専用なので切る手間が要らないのが嬉しいですね。
スキー場のタダ券を貰ってきたので、天気が悪い日に行き
たいと思います。
ちなみに、板+TLTスピード+流れ止めの重量は3,560g
でした。エラン+TLTスピードが3,400gだったので殆ど変わり
ませんね。いやぁ、嬉しいな~。
実は、短くやや太めで軽いのがミソでして、計画中の山行を
実行する為に必要なのです。センターが83mmでも、トップと
テールが割と太いので浮力もあるでしょう。小回り性能も期待
出来ます。早く試したいなー。
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