なんじゃ!この雪は!?
昨夜に寒冷前線が通過して波が高くなっているので、今日は
山へ行きました。例年なら鳥海牧場終点までしか車が上がれ
ませんが、今年はその1Kmほど先まで登ることが出来ました。
昨夜から気温が下がって山の雪は凍ったハズなので、8:45
出発という遅いスタートです。
そこでは、スタックした車を5~6人で脱出させようと頑張って
いました。必要性を感じなかったので手伝いませんでしたが、
何とか脱出していました。無理に侵入してはいけませんね。。
さて、今回は自作の折り畳みロードバイクを持参しました。
シフターを付けていないので、ギアを手動で6速に入れて
登りました。歩くよりは断然速いです。
それにしても、今年の少雪ぶりには呆れますね。
滝の小屋駐車場のトイレ付近はこんな感じ。
滝の小屋直下も藪だったので、そのまま河原宿方面へ
登りました。左側に回り込めば登れますがね。
河原宿の先では雪が切れていました。
仕方ないので、文殊岳へ向かっていると、薊坂方面の
雪渓が僅かに繋がっていました。真ん中の細い部分です。
幅は5mほどでしょうか。。
行く気がしないので、そのまま文殊のコルへ。
表面に出来た氷が溶け始めて、アイゼン要らずでバッチグー
でした。12:30、文殊岳東側のコルに到着しました。
良い眺めです。
千蛇谷を下る登山者も見えました。
鉾立からの登山者がチラホラ見えますが、予想外に静かで、
滝の小屋方面からの登山者は3パーティしか見ませんでした。
一時間近くしてスキーで下りましたが、これはもう至福でした。
トレースが全くないんですから、絶叫大会です。(笑)
ただ、縦縞とクレバスが入り出しているので、
「今年はこれで最後でも良いかなー。」
と思いながら、取りあえず滝の小屋へ寄りました。
あれ?、誰もいない。新潟の乙姫様がいたら泊まっても良いな
と思っていたんですが。
さて、ここからが今日のタイトルの話。
樹林帯に入った途端に板が滑らなくなったんです。
ソールに松ヤニでも塗ったかのような感じで本当に滑らない。
「今年の月山は板が真っ黒になって全く滑らない。」
という話は聞いていましたが、おそらくこの事でしょう。
「こんな山、もう来るもんか」
今期の板納めを決めたのは言うまでもありません。
滝の小屋駐車場までの道路が開通する頃にはマタフリ沢の
雪も溶けているだろうし。
帰宅してから板を洗いましたが、何だか油っぽくて、水とブラシ
では落としきれませんでした。専用クリーナーでようやく綺麗に
なりました。
「中国から飛来した汚染物質に違いないっ」
と思ったのは私だけではないでしょう。
ということで、今期の山スキーはお終い。
明日からはシーカヤックとヒルクライムの練習を本格的に始め
ます。
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コメント
異常高温と連日の好天で鳥海山の雪は見るも無残ですね。当地からも6月に現れる雪形が既に出現しました。五連休中の山行はモチベ上がらず諦めました。
投稿: びんちゃん | 2015年5月 6日 (水) 21時32分
>びんちゃんさん
全く酷いですね。山形県側の名物である種播き
爺さんは、種を播く前に消えてしまいました。
投稿: ファーマー佐藤 | 2015年5月 6日 (水) 22時46分