6月27日
佐渡sea to summit2015へ出場するために山仲間二人
と共に行ってきました。佐渡へ行ったのは30年降りです。
前回はダイビング仲間6人ほどで潜りに行きましたが、あまり
覚えていません。覚えているのは、宿の夕食が豪勢で食べきれ
なかったことと、ボンベを背負う前に素潜りで遊んだら、浮上する
のに死ぬ思いをしたことだけです。
あの時は、海があまりにも綺麗だったので、調子こいて水深
26mの海底まで潜ったら、水圧でウエットスーツの浮力が無く
なったために浮上できなくなったんです。腰に巻いていた5Kg
のウエイトを捨てることも頭をよぎりましたが、勿体ないので必死
に足ひれを漕いで浮上しました。
その後、何もなかったかのようにボンベを背負って潜ったハズ
ですが、全く覚えていません。
さて、今回は、佐渡~両津間のカーフェリーが二人以上の乗船
だと往復で¥11,670も安くなるという特別割引を使うために、
山仲間二人を巻き込んで乗り込みました。鳥海山の大会では
いつもサポートしてくれている有り難い仲間達です。
「フェリー代と高速代、ガソリン代はオレが出すがらアベッ」
と強引に誘ったワケです。持つべきものは友ですなー。
ということで、我が家出発は27日午前5時。予報通りの雨で
した~。
しかも、天気図を見れば、発達した低気圧が佐渡をもろに
通過するという絶望的な気圧配置で、
「ハハハ、これだば、少なぐともカヤックは中止だのや~。」
これが、ヒルクライム大会で私一人なら速攻で参加を中止します
が、民宿を予約しているし、sea to summitの場合は景品が
豪華で、運が良ければカヤックが当たるので行かないワケには
いきません。ほとんど、宝くじ感覚ですなー。
とはいえ、ときわ丸で新潟港を出港した頃は晴れ間も覗いて、
かなり心地よかったです。船上で感じる風は格別です。
日常とは比較にならないほどゆっくりと過ぎる時間をもて
あました後は佐渡上陸ですが、予想通りの雨。着いたのが
お昼で、大会の受付まで2時間もあったものの、受け付けて
くれたのは幸いでした
まずは佐渡観光です。トキの保護センターでトキを間近で
観察した後は、大会コースの下見へ。
正直言って、私は今大会のコースを全く甘く考えていました。
「別に下見なんか行かなくても良いんでね?」
と言った私に対して、異を唱えたのは仲間達。
登山区間は分かりませんが、ヒルクライムコースは結構な
斜度で、全く侮れないものでした。
ということで、本番での戦略を考えることが出来ました。
しかし、カヤックに関しては中止間違いなしの状況でした。
沖に向かって漕いで戻るコースならまだしも、西海岸を北上
するコースでは転覆大会決定ですからね。
さて、天気が悪いとなれば楽しみは観光と食事しかありません。
昼飯を食いそびれてしまったので、予約していた民宿へ早めに
行きました。カヤックのスタート地点に近い「魚道場長浜荘」へ
です。
ハッキリ言って、かなりボロくて粗末な宿でしたが、料理は最高
でした。
一泊二食付きで¥7,800なら全く文句なしです。
酒が旨いっ。
が、海はますます荒れていくのでありました。。。
つづく。。。
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