鳥海山 SEA TO SUMMIT 2015
今年も出場しましたよ~。
と言っても、アヤハブラSSRに水中翼を取り付けて、圧倒的な
スピードでカヤック区間で貯金を作ろうという邪な作戦は見事に
失敗しました。そのために、ここ一ヶ月間は全く練習しないで、
本番に望む事態となったのでありましたー。
しかし、これまで一勝一敗の荒木選手が出場しないということ
で、勝機はあると思っていました。
さて、今大会には超目玉がありました。それは、モンベルの
辰野会長が、
「飛島からスタートしたら面白いよね。」
と発言したことをきっかけとした、スタート地点を飛島にするという、
「飛島エキスペディション」でした。定期船でさえ頻繁に欠航する
海を、木の葉みたいなカヤックで横断して鳥海山頂を目指すのは
無謀な企画とも言えます。
しかし、大会関係者と行政がタッグを組んで、何と実現の一歩
手前まで行ったんです。これは凄いことですよ。(@@
予定されていた参加者はシングル部門54名中10名。私の
ような初心者も複数紛れていたフシがあっただけに、中止されて
良かったような気もしますがー。
ということで、悪天候のために飛島スタートが中止になっただけ
ではなく、カヤックコースが縮小され、ゴールが御浜になるという、
過去最短のコース設定となりました。
特に海に於いては、狭い海域に多数のカヤックがひしめき合う
ということで、小回りが効かないサーフスキーには全く不向きな
コースになったのでありました。そのために、追い越すためには
大回りしないといけなくて、タイム的にもかなりロスしました。
それでも、そこそこのタイムでバイクに移行。序盤で飛ばし過ぎ
ないように自重しながらブルーラインを駆け上がりました。
今年は涼しくて快適でしたね~。
山仲間のサポートカーが前後の状況を教えてくれるので、ペース
配分がやりやすくて助かりました。中盤頃には私がトップなのが
分かりましたが、油断は禁物。本物のトレイルランナーがいるかも
知れないので、90%位の力で頑張りました。登山も同様。
結局、全区間で誰にも追い超されることなく一位でゴール。
ブッチギリではないと思っていましたが、その通りで、二位とは
13分21秒差でした。
雨が本降りになる前に速攻下山したので、例によって閉会式
までの待ち時間が6時間。長げぇぇぇ。
やっぱりね、一位は嬉しいもんですよ。副賞は例によって大山
ハムだけですが、栄誉が得られます。二位とは大違い。
飛び入り参加した第一回大会を除いて、四戦二勝となったので、
勝率5割に戻しました。ライバルの存在以前に、加齢との戦いでも
あります。。
ま、それでも、来年もまた頑張ることでしょう。
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