由良川大江山SEA TO SUMMT2015から夕方に帰ってきました。
海の京都は700Kmという距離以上に遠くて、昨日の大会閉会
式が終わった17:00の段階で、
「明日の出社は無理だな。。」
ということで、今朝、石川県から電話を一本入れてノンビリと
帰って きました。
さて、今大会ですが、ナンチューか、長く記憶に残るであろう
ものとなりました。八戸の山ちゃんからは優勝を御願いされ、
私自身もそのつもりで準備万端整えて、完全アウェーの会場
へと乗り込みました。
結果を先に書いてしまうと、、男子シングル部門 第3位。。。
しかし、普通の3位ではありません。あまりにも速すぎたため
に3位に沈むという、聞いたこともない珍事の結果なのであり
ます。ナカナカ受け入れがたい結果でありましてー。
初回優勝を狙ってエントリーした佐渡SEA TO SUMMITは悪
天候で中止になり、鳥海山大会も悪天候で大幅短縮となった
ことから、欲求 不満を解消するために急遽エントリーした今大会
ですが、初開催なの で運営面で至らない点があるかも知れない
とは思っていました。
その予想は現地入りした前日から当たり、会場への誘導看板
が無い ばかりか、競技コース上の看板も全くナシ。コースの
下見をしようと しましたが、分からなくて諦めてのぶっつけ本番と
なりました。
シンポジウム後の競技説明で、モンベルの佐藤さんがハイク
コース については、
「ルートは間違えようがありません。」
と断言していました。カヤックとバイクのコースについても問題
ない様子。数多くの大会を運営している信用して良いでしょう。
昨日の本大会は、カヤックから。6:30からチーム→シングル
と順次スタートですが、私は最終スタートなので全体を見回し
ながら、 颯爽と漕ぎ出しました。レース艇は私だけなのでバン
バン追い越して バイクステージへ。目標だったカヤック全艇追い
越しには及びません でしたが、バイクの先頭集団に加わること
が出来ました。
しかし、走り出してすぐに、
「あれっ??。速度が出ない!!??」
サイコンが動作しないので停車してホイールを見たら、マグ
ネット が脱落していました。車中泊中に、昔から寝相の悪い
私が蹴ったんで しょうか。。(ーー
まぁ、速度が分からなくても困りはしないので、信号で追い
ついた二人にピッタリと付いて走りました。なんせ、前車の若者
は赤い水玉 模様のチャンピオンジャージを着ていたし、なか
なか良いペースだった からです。結構な向かい風だったので、
3両編成とはいえ列車の最後尾は楽チンで、脚を全く使うこと
なく体力を温存しました。オジサンは戦術で勝負するのだ。(笑)
今大会のバイクコースでのヒルクライムは最後に少しあるだけ
でした。そこではチャンピオンジャージの若者にアッサリ置いて
行かれると思い きや、そうでもない。
「あちゃー、なんちゃってジャージだったのかー!!」
と後悔しながらも追い越してバイクステージのゴール。先頭ライ
ダー はチーム出場のモンベル社員だったので、
「よっしゃー、優勝は貰ったー!!。」
と気合いを入れつつ、預けておいた山の荷物を開けると、、、
「うっそー!!、袋間違えだぁ!!!!!!!」(大涙)
あろうことか、登山靴を入れた袋と参加賞が入った袋を間違え
て大袋に入れていたんです。マジヤバです。
もしもそこにサンダルがあったら、迷うことなく履き替えていま
した。ロードバイク用のクリート靴と比べれば格段に歩きやすい
からです。登山で使ったこともあるので問題ありません。
しかし、サンダルすら無い。仕方ないので、バイクシューズまま
ハイクステージに移行しました。誘導員がいないのは妙だと思い
まし たが、「間違えようがないルート」なので、どこまでも真っ直ぐ
に上を目指して競歩で登りました。負けた時に靴のせいにはしたく
ない ので、とにかく頑張りました。ハァハァゼイゼイいいながら
大分登った ところで、登ってきた車の人が、
「コースはこっちじゃないです。」
「はぁ??、なんの表示も無かったですよ!!??」
どうも大会のボランティアスタッフのようでしたが、その人も
コース を把握していなくてラチがあかない。。
そこへ、二台目の車登場。なんということか!、私が想定外に
速かった そうで、誘導員の配置はおろか、コース看板の設置も
しないうちに私が登ってしまったとのこと。
「あんた、速すぎやん!。」
って、悪いのは俺なのか??。
スタッフの集合時間が、私が通過した後の8:30だったなんて、
誰がどう考えたっておかしいでしょ!!??
とはいえ、私が間違ったコースを登っていくのを、たまたま目撃
した人がスタッフに伝えてくれたということで、鬼が住むという大江
山を永遠に彷徨うことは避けられましたが、時既に遅し。スタッフが
正規の登山口へ送ってはくれたものの、トップは10分前に通過
したとのこと。クリート靴ではかなり厳しいでです。モチベーションは
地に落ちましたが レースを捨てるのも嫌なので、そこそこ頑張り
ました。
ということで、山頂ゴール後は満足感ではなく、空虚感に満たさ
れ ました。カメラを出す気も全くナシ。。
つづく。。
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