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2015年10月 6日 (火)

由良川大江山SEA TO SUMMT2015②

 日本全国の山々を登っていた頃でも山頂で感慨にふけること
など殆ど無かった私なので、達成感ゼロの大江山の頂上では
尚更で、サッサと下山しました。4位でゴールした水谷さんと
一緒になった ので、ずっとお話ししながら走って下りました。

 

 水谷さんは去年の鳥海山大会でSEA TO SUMMTデビューして
以来 確実にレベルアップしていて、もう入賞間近です。何と言っ
ても プロの空手家なので体力バッチリでまだ若い!!。
伸びしろは相当な ものでしょう。

 

 下りのルートは車道への近道になっていて、そこからのシャトル
バスも出るとのことでしたが、運行までかなり時間があったので、
二人で走って下りました。クリートはどうせ使い物にならないから。

 

 しかし、賑やかな音を立てるばかりではなくて、脚へのショックも
相当なものです。舗装路を5Kmほど走りましたが、ラスト1Kmは
歩いたほどです。まだ、あの嫌な感触が残っています。。

 

 で、私がルートを間違えた地点には立派な看板が立っていて、
誘導スタッフもいました。ハイクのスタート地点からほんの
500m位でしょうか。。(ーー

 

Dscf1240

 

 

 

 

 てことは、、間違えたまま登っていれば、大江山のゴールに
裏道からたどり着くことが出来たってことです。

 

「なんだ、そうと分かっていれば引き返さなかったのにー!。」

 

 まぁ、そうしていた場合、事務局がどう対応していたかに興味
が ありますねー。やっぱ、失格かなー??。(笑)

 

 今大会は、綾部市と舞鶴市、福知山市に渡るということからか、
開会式&シンポジウム地点とカヤック開催地点、閉会式会場が
それ ぞれ20Km以上も離れているという、参加者の負担が大き
い大会でもありました。事情はあったでしょうが、鳥海山大会の
優秀さが強く印象づけられた大会でもありました。ボランティアス
タッフの数と質の良さも段違いです。初回大会は何かと難しいと
思いますが、 鳥海山大会の一回目も飛び入りとはいえ、つぶさ
に見ているので、そう断言出来ます。

 

 他にも、自転車で神崎海水浴場まで自力で戻るためのサポート
体勢が全く無くて少し迷ったとかありますが、来年も開催する意向
のよう なので、改善されることでしょう。

 

 さて、自転車でスタート地点の神崎海水浴場まで戻ると、シン
グル一位の平野さんがいたので、しばらくお話ししました。
私が彼をチェックしていたように、彼も私をチェックしていて、

 

「アヤハブラSSRにブラーチャはマジでヤバイでっ!!」

 

と、すぐにバイクもチェックしたそうです。

 

「渋いバイクやけど、メッチャ速そうやん!!」

 

 ロードバイクは、詳しい人ならば見ただけで乗り手の実力が
ほぼ分かる乗り物ですからね。

 

 ということで、後ろから刺される恐怖感と戦いながら脇目も
ふらずに頑張ったそうです。彼も私同様に速すぎた一人ですが、
下見をしていた のと、靴を間違えるヘマはしなかったので優勝
できたワケです。

 

 実は、平野さんは鳥海山SEA TO SUMMIT2011の優勝者で、
カヤック、バイク、ハイク共に速いという実力者です。
しかもまだ38歳ということ で、この種の複合競技では一番強い
年頃です。

 

 なので、本来なら私と僅差で競っていた筈で、そこが非常に
残念です。

 

 あ、私は54歳ですが、多分例外オヤジだと思いま~す。(^^;;

 

 ちなみに、彼の優勝タイムは、2時間41分44秒で、3位の
私は2時間51分11秒。その差は9分27秒でした。
2位の選手は私が自転車で追い越した水玉ジャージ君なので、

 

「平野さんと一騎打ちになるだろう。」

 

という事前の予想は的中したのでありました。

 

 平野さんは、鳥海山SEA TO SUMMUT2011での抽選会で
シーカヤック が当たるという強運の持ち主でもありますが、
正直言ってありがた迷惑だったとのことでした。メッチャ重いし
見るからに遅そうなので、一度も乗ることなく埃を被っている
そうです。勿体ない話ですね。。

 

 その後は、ハイクのスタート地点となった日本の鬼の交流
博物館で閉会式ですが、その話はまた明日。。

 

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コメント

初回大会とはいえ、いろいろあったようですね。

最終的には、来年も参加したいな~。
って思ってもらえる大会であったか?
が重要なんだろうなって思います。

そういった点では、いち法人が主として開催していた鳥海山大会は、本当に素晴らしい大会だな~と、改めて私も感じました。

平野さんとのマッチレースは、私も期待していただけに残念です。

鳥海で再現されることを願います。

それにしても、景品のカヤックが眠っているのはとても惜しいですね(笑)

投稿: らりぽん | 2015年10月 7日 (水) 17時46分

>らりぽんさん

 京都はさすがに遠くて、来年のことは分かりません。
妙高大会には行く気マンマンですけどね。

 平野さんの勝ち気は相当なものですよ。
見習いたいと思いました。彼に勝つには、カヤック
で大きな貯金を作らなくてはいけません。
もっと速くならないとねー。

 埃まみれたカヤックは、、やはり勿体ないですよね。

投稿: ファーマー佐藤 | 2015年10月 7日 (水) 21時38分

妙高でも大会あるの?
10会場だもんねぇー。
東北で増えるなら行けるけど(笑)
鳥海山あると良いなあ。
ほかはなかなか遠いなあー。
佐渡と大山はやはり出たいなあ。
10箇所は楽しみでもある♪

投稿: らりぽん | 2015年10月 7日 (水) 22時38分

>らりぽんさん

 妙高はほぼ確実です。関係者二名から名刺を
貰いましたから。野尻湖を漕いでから火打山山頂を
目指すコースとのことでした。湖なら波の影響が
ほとんどないので良さそうですね。SEAじゃないけど。。

 開催地が増えるのは良いですが、どこも遠いのはチョットね。
東北会場が増えて欲しいのは全く同感です。

投稿: ファーマー佐藤 | 2015年10月 8日 (木) 19時54分

佐藤さん、ブログを発見しましたよ。
SEA TO SUMMIT大会リザルト見ると佐藤さんの方がカヤック・バイクの合計タイムは僕より3分以上速いですよ。
大会運営がユルイので厳密にはタイムにずれがあるにしても3分は驚異的です。
SEA TO SUMMITは来年もどこかの会場で出場予定です、出逢ったらよろしくお願いします。
帰宅してから辰野会長の著書を3冊読みました。
超人的な記録で、会長の偉大さを再確認しました。

投稿: 藤前干潟山岳会 平野 | 2015年10月17日 (土) 21時34分

>平野さん

 優勝おめでとうございます。さすがに速かった
ですね。

 実は、コースを大きく外れてしまったことが分かって
からはすっかりやる気をなくしてしまいました。

 ただ、リタイアするのは嫌だったので取りあえず
登ったという感じです。

 まぁ、SPD-SLでも意外に登れるという発見が
あったのは良かったです。(?)

 特に、滑りやすい土の斜面ではスパイクが効いて
滑りにくい。(笑)

 もちろん、岩の上や舗装路は非常に不快でしてー。

 ということで、次回は万全の状態で平野さんと
競いたいです。必ずやどこかでご一緒しましょう

 辰野さんの経歴は凄いですね。ぶっ飛んでますよ。
神経回路が壊れているとしか思えません。体力も
超絶です。(@@

投稿: ファーマー佐藤 | 2015年10月19日 (月) 18時10分

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