道具差し
建築解体の仕事で使う腰道具を作りました。
まずは、今まで使っていた道具の改造です。それぞれ独立
していた大型ハンマー用と、自作の小型バール差しを一つに
まとめました。修理を繰り返しているので痛みはかなりあります
が、まだまだ使えるし、ハンマーの使い勝手が格段に良くなり
ます。
続いては、新たな道具の製作。番線カッターとラチェットレンチ、
通称「ガッチャ」を一緒に差せる物を作りました。市販品もあるん
ですが、同僚の物を見るとしゃがんだ時にガッチャが接地して
使い勝手が悪いし値段が高いので、買う気は全くナシ。
そこは、「ファーマー工房」。しゃがんでも接地しないように
工夫してササッと作りました。
材料は、会社の廃材置き場に捨ててあったブルーヒーターの
のガードなのでタダ。
番線カッターとガッチャを差すとこんな感じです。
現場で私が使っているガッチャはもっと長いタイプですが、
先端が同様に反っているので、差す時には必ず反りが外側に
なるようにします。そうすると、回転方向を決める爪が常に同一
方向にセットされるので、使う時に一回ずつ確認する必要が全く
なくなります。些細なことですが、ほんの一秒であっても仕事が
速くなるんですねー。
これを塗装して完成です。明日から活躍してもらいましょう。
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