佐渡SEA TO SUMMIT 2016
6月26日
今年も微妙な天候でしたが、なんとか予定通りに開催されま
した。西風が弱まってきたのが午前3時頃だったので、滑り
込みセーフって感じ。カヤックスタート会場で車中泊していた
ので、風の変化が良く分かりました。
まぁ、競技中に日が差すことは殆どなかったものの、アメリカ
のキャロライン・ケネディ駐日大使が選手として参加したことで、
テンションが一気に上がりました。最前列にいた私の目の前で
選手宣誓(?)したしねー。
といっても、写真はナシ。ガチで優勝狙いの私は、ハイク区間
以外ではカメラを持たないのだー。
それにしても、さすがにVIPですね。開会式が始まってもホテル
を出ていないとか、選手紹介よりも先にモンベルの辰野会長を
先達にして、秘書官と共にカヤックでスタートして行くとかー。
その後はいつも通りにチームからのスタートで、シングルが
続きました。ちょっと嫌らしい波が立っていて、スタート直後から
沈する艇も複数見られましたが、私は難なくスタート。
とはいえ、何だかバランスが悪くて、パワーをかけると沈しそう
だったので、60%位の力で全く頑張ることなく慎重に漕ぎました。
それでも、アヤハブラSSRは他の艇よりも速いので助かります。
約5Kmのコースとのことでしたが、感覚的には6Kmはあった
ような気がしました。
先にスタートした選手全員を追い越してゴールした後は自転車
です。前日に車で下見した時には自転車で登るイメージを持ち
ながら走ったんですが、アクセルを踏んでいる足が攣りそうに
なったほどに急な上り坂が連続する難コースでした。
最大勾配は18%位ありそう。。
しかし、鳥海山で仮想佐渡のトレーニングをいていたことで、
何とかクリアー。確かに最大勾配は鳥海山を凌駕しますが、
下り坂も多いので脚を休ませることが出来るんです。
「これはなかなか面白いコースだな。」
と思いました。平均的には鳥海ブルーラインと同等の印象が
あります。距離は25Kmだし、タイム的にもそう。
で、バイク区間は他のライダーを誰一人見ることなくゴール。
先行するライダーがいないとモチベーションは上がりません。。
次は最後のハイクですが、カヤックスタート時に、モンベルの
佐藤さんが、
「今回は佐藤(オレ)対策で、すでにスタッフが山頂に上がって
ます。」
というので安心していましたが、バイクのゴール地点で、
「預けている山の荷物は?。」
とスタッフに訊くと、荷物はまだ車に積んだままで、慌てて降ろし
始めたのでしたー。約30秒のタイムロス。
「競技ではない大会」なので文句は言いませんが、もう少し
緊張感があっても良いと思いました。
で、今大会のハイクコースは自衛隊が管理する、ほぼ未舗装
の道路なので、走れる人は走って良いということでした。
となれば、トレイルランナーには有利です。
「せば、やんだども、オレも走るしかねぇのぉー。」
と、半分くらいは走りました。ゴールまで4.5Kmで下りもある
ので何とかなりました。ハイク区間も一人旅でゴール。
カードを出したものの、パソコンの準備が出来ていませんでした。
ナンチューゆるい大会なんでしょう。(笑)
晴れていれば東西に日本海を見渡せるそうですが、あいにくの
ガスで何も見えず。
10数分後に2番目の選手がゴールしました。話を聞くと地元の
トライアスリートで、私んとこの小林恵選手とも知り合いでした。
どうせ下りのバスはしばらく出ないので、話しながら下りました。
こうやって知り合いが増えていくのも、この大会の面白さです。
登ってきた3位の選手は、酒田の渡邊さんと一緒にエントリー
した方で、ナ~ンと、抽選会の大トリで、これまでのカヤックに
代わる5万円のポイントカードをゲットしたのでありました。
一方、優勝した私は、スモモと安臭いスプーンセットだけ~。
入賞の副賞である大山ハムはいつも通りですが、箱が以前
より小さくなっているんだなー。無駄な緩衝材を省いたということ
かも知れませんが。。
余談ですが、妻は、SEA TO SUMMITの参加賞は大山ハム
だと思っているフシがあります。確かに、これまで出場した6大会
全てで貰ってはいますが、入賞しないと貰えないんだよぉー。
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