厳冬期鳥海山日帰り登頂/7年目
今年も登ってきました。
天気予報では酒田市、にかほ市共に一日曇りでしたが、
「絶対晴れるっ」
と確信していて、午前中が勝負だと思っていました。
そこで、鳥海牧場を4時スタートの計画を立てましたが、
一時間早い1時半に目が覚めてしまったので、3時スタート
となりました。アドレナリンが出ていたんでしょう。
高気圧の移動が予想よりもかなり遅く、雪がちらついていま
したが、30分もすると星空に変わりました。ヨッシャー。
ただし、河原宿から上の雲はしばらく取れそうにないので、
急ぐこともなくヘッドランプを消して星空を眺めながら歩き
ました。たまには良いものです。
それでも、滝の小屋には5時に着いてしまったので、
中で1時間以上待機して明るくなるのを待ちました。
風は強いし、急ぐ必要もないのだ。
とはいえ、小屋の中はー5℃と気温が高かったものの、
じっとしていると寒いので、6時半に出発しました。
やがて日の出です。
外輪付近が晴れそうな時間帯を予想して、ゆっ~くりと
登ったら、薊坂の手前で晴れてきました。
シールが効きにくい雪質だったのでアイゼンに履き替え、
板を背負ってさらに登ります。外輪はもうガリガリ。
風が強くて寒いので、写真もそこそこに外輪を回り込んで
新山に向かいました。
スノーブリッジはそこそこだし岩にも雪が付いていたので、
いつも使っている冬道を下ることに。かなり急なアイスバーン
なので、慎重に下りました。
新山は真っ新でしたが、外輪から下る夏道に足跡が僅かに
残っていたので、昨日か一昨日に誰か登ったハズです。
それにしても、風は弱くなるどころかますます強くなってきた
ので、新山の頂上に着いてもザックも降ろさずに、写真だけ
撮りました。ビールもナシです。
いつもなら頂上の裏に回ると風が当たらないんですが、
今日はどこもダメ。すぐに退散しましたー。
やはり、今年も雪が少ないですね。
なんだかまたガスりそうな感じになってきたので、伏拝岳に
戻るとすぐに滑降タイムです。堅く良く滑る雪だったので、
シュカブラを避けながら気持ちよく滑ることが出来ました。
八丁坂(滝の小屋の上)の西側は酷いシュカブラでしたが、
東は快適。メッチャ気持ちいいのだー。
途中で滝の小屋をパチリ。
側に立っていたのは、酒田の今野さんでしたー。
起きたら晴れていたので、急遽登ってきたそうです。
下る途中では、秋田の梅さん御一行や、1月8日にも出会った
秋田美人さんとも遭遇しました。冬山人口がかなり少ないので、
こういうことはよくあるんですね。(笑)
ということで、今年も登ることが出来ました。天気の予想は
3時間程ずれ込みましたが、今日を逃したら一月の登頂は
ないので、良かったです。
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