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2017年1月29日 (日)

厳冬期鳥海山日帰り登頂/7年目

 今年も登ってきました。

 天気予報では酒田市、にかほ市共に一日曇りでしたが、

「絶対晴れるっ

と確信していて、午前中が勝負だと思っていました。

 そこで、鳥海牧場を4時スタートの計画を立てましたが、
一時間早い1時半に目が覚めてしまったので、3時スタート
となりました。アドレナリンが出ていたんでしょう。

 高気圧の移動が予想よりもかなり遅く、雪がちらついていま
したが、30分もすると星空に変わりました。ヨッシャー

 ただし、河原宿から上の雲はしばらく取れそうにないので、
急ぐこともなくヘッドランプを消して星空を眺めながら歩き
ました。たまには良いものです。

 それでも、滝の小屋には5時に着いてしまったので、
中で1時間以上待機して明るくなるのを待ちました。
風は強いし、急ぐ必要もないのだ。

 とはいえ、小屋の中はー5℃と気温が高かったものの、
じっとしていると寒いので、6時半に出発しました。

 やがて日の出です。

P1290025

 外輪付近が晴れそうな時間帯を予想して、ゆっ~くりと
登ったら、薊坂の手前で晴れてきました。

P1290028

 シールが効きにくい雪質だったのでアイゼンに履き替え、
板を背負ってさらに登ります。外輪はもうガリガリ。
風が強くて寒いので、写真もそこそこに外輪を回り込んで
新山に向かいました。

P1290032

 スノーブリッジはそこそこだし岩にも雪が付いていたので、
いつも使っている冬道を下ることに。かなり急なアイスバーン
なので、慎重に下りました。

P1290039

P1290044

 新山は真っ新でしたが、外輪から下る夏道に足跡が僅かに
残っていたので、昨日か一昨日に誰か登ったハズです。

P1290047

 それにしても、風は弱くなるどころかますます強くなってきた
ので、新山の頂上に着いてもザックも降ろさずに、写真だけ
撮りました。ビールもナシです。

P1290055

P1290052

 いつもなら頂上の裏に回ると風が当たらないんですが、
今日はどこもダメ。すぐに退散しましたー。

P1290059

P1290060

 やはり、今年も雪が少ないですね。

 なんだかまたガスりそうな感じになってきたので、伏拝岳に
戻るとすぐに滑降タイムです。堅く良く滑る雪だったので、
シュカブラを避けながら気持ちよく滑ることが出来ました。

P1290065

 八丁坂(滝の小屋の上)の西側は酷いシュカブラでしたが、
東は快適。メッチャ気持ちいいのだー。

 途中で滝の小屋をパチリ。

P1290072

 側に立っていたのは、酒田の今野さんでしたー。
起きたら晴れていたので、急遽登ってきたそうです。

 下る途中では、秋田の梅さん御一行や、1月8日にも出会った
秋田美人さんとも遭遇しました。冬山人口がかなり少ないので、
こういうことはよくあるんですね。(笑)

 ということで、今年も登ることが出来ました。天気の予想は
3時間程ずれ込みましたが、今日を逃したら一月の登頂は
ないので、良かったです。

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2017年1月 9日 (月)

ドラム缶ロケットストーブ④完成!!

 燃焼筒を固定してからバーミキュライトを排気管の下まで 入れて、ガラスマットで飛散防止をしました。 その上に燃焼筒の外管を入れて、、燃焼筒との間にもバーミ キュライトを充填。やはり、ガラスマットで蓋をしました。 Dscf1994  次に、4mm厚の鉄板でドラム缶の天板に蓋を溶接し、 1mの排気管を外に横出しして、取りあえず完成。 早速燃焼テストです。 Dscf1996  あれっ。当然すると思っていたロケットのような激しい音が しません。思いの外吸気が弱いようです。そのため、風が吹くと 煙が逆流するのでした。 「あ゛ー、こりゃ失敗だ  そこで、縦管を設置しました。普通の薪ストーブなら5m必要 ですが、若干のロケット効果はあるし、屋根があるので4mに しました。 Dscf1999 Dscf2001  さて、今度はどうか。  大分良くなりましたが、薪の投入口が上を向いているからか、 煙が立ちやすくてイカンガーでした。 「あ゛ー、やっぱりダメか」 と思ったのも束の間。すぐに改造しました。 Dscf2003  薪を水平方向に投入出来るようにして扉を取り付け、 ステンレスの天板を載せました。  するとまぁ、これが実にバッチグー よく燃えるし煙の逆流はゼロ。直径16cmまでの丸太なら 短く玉切りしなくても良いのは最高です。簡単なスライド装置 でも取り付ければ、一晩中ガンガン燃やすことも可能ですね。 そうすれば、園芸用にも使えます。  しかも、投入口は熱くならないので、扉と天板が普通に素手 で扱えます。炎が燃焼筒内を真っ直ぐ上に上がるので火力最高 で、大鍋の水もあっという間に沸きます。無駄にしないように空の 風呂に入れていたら、入れるだけのお湯が貯まりました。  その場合でも、大鍋の持ち手が熱くならずに素手で持てる点も 優れています。天板の裏側に取り付けたアングルが炎返しに なって、天板全体が熱くなり過ぎるのを押さえているようです。 Dscf1998  まぁ、高熱でドラム缶の塗装が剥げてしまいましたが、それは 想定内。すっかり落ち着いたら、耐熱塗料で再塗装しましょう。  ということで、思うようにはならなかったものの、結果オーライ で大成功なのだー。これ一台で、35坪で高さが7mもある小屋 でも実に快適でした。こりゃ良いね。作って良かったです。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2017/02/post-2330.html

へつづく。

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2017年1月 4日 (水)

ドラム缶ロケットストーブ③

 排気管を取り付けてから、耐火モルタルで目止めをしました。

Dscf1993

 また、燃焼筒の底にガラスクロスを三重に張りました。

取っておいた端材がこんな所に役立ちましたー。 あとはモルタルの乾燥待ちです。  ということで、完成したばかりのローリング・ローイング・マシン でサーフスキーの練習をすることに。  と、その前に、練習環境を改善しました。不要になった姿見 を置いたんです。これは凄く良いです。フォームが確認出来て、

疲れてくると崩れてくるのも一目瞭然

Dscf1986

 写真にも写っていますが、CDラジカセを置いて、パソコン用の 外部スピーカーでお気に入りCDを聴きながら漕げるようにもしま した。バッチグーですが、音を大きくすると歪むんですよね。  実は、姿見の裏にはパワーアンプが積んであったりするし、 スピーカーもあるので、ミニジャック→ピンプラグの変換ケーブル

を買ってくれば接続出来ます。今度街へ出たら買ってこよう。

Dscf1990

 さて、漕ぐのに飽きたらバスケットも出来ます。

Dscf1981

 公式試合に使用できるゴールを正確な高さで設置したので、 中年オヤジにはダンクシュートは全く無理ですが。(笑) (もちろんタダ)

 それにも飽きたら、3本ローラーもありま~す。

Dscf1991

 他には、息子が使っていたパンチング・ボールもあったりし

ます。空気を詰めたので良い具合です。(笑)

Dscf1992

 自宅の居間には、ブルワーカーや妻のために置いたエアロ バイクもあるので、毎日雨降りで山に行く気にならなくても体を

動かすことに不自由はしませんねー。

 ちなみに、エアロバイクは負荷を自由に変えられるので、 カヤック用のローイング・マシンに使えば理想的だと思います。 ホントは使いたかったんだけどねー。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2017/01/post-56b9.html

へつづく。

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2017年1月 3日 (火)

ドラム缶ロケットストーブ②

 大分形になってきました。まだ写真用の仮組みですがー。

Dscf1971

Dscf1972

 燃やすのが楽しみです。

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2017年1月 2日 (月)

ドラム缶ロケットストーブ①

 この30年間の正月の過ごし方は、

山へ行くか工作です。 昨日は山でした

が、今日は鉄工。 

  実は、妻から食卓の椅子の修理を

頼まれて久しいのですが、 次々に壊れ

てしまい使用不能が三脚もあります。


  さらに、壊れかけているのがもう

二脚。数年前に私が再生 修理した一脚

以外は修理が必要なのであります。 

喫緊の課題です。 


  でも、寒い冬は修理に何かと不適

なんだよねー。 


  ということで、修理の前に工房の

快適化を図ることにしました。 

薪ストーブの設置です。畑で6年前

まで使っていた自作の ドラム缶ストー

ブを持ってこようかとも思いました

が、見に行っ たらかなり腐ってい

ました。 


 「んじゃ、作り直すが?。材料ある

し。」 


  それは簡単なことですが、同じ物を

作るのはどうも面白くない。

 私の工作は、趣味でもあるからです。


 「んじゃ、ロケットストーブでも作ってみっか。」 


  DIYの世界ではロケットストーブ

など珍しい物ではないですが、 私は

まだ作ったことないので、やってみる

ことにしましょう。今更調べるまでも

なく、理論はとっくに理解していたの

で、まずは材料調達です。

Dscf1963_2

 自転車で畑へ行って、40年以上

に使っていた大型暖房機用 の煙突を

持ってきました。使えそうな気がして

いたので、特別に とっておいたブツ

です。 


  筐体には、軽油を入れていたドラム

缶を使うことにしました。 底を上に

して、燃焼筒を入れるために大きな穴

を開けました。 燃焼筒をセットして

から厚めの鉄板で蓋をすることにしま

したが、 ドラム缶は肉が薄いので歪み

が酷い。  そこで、その歪みを矯正

すると共に、蓋を溶接しやすくする

為に裏側に鉄アングルを取り付け

ました。

Dscf1967

 このドラム缶をもう少し加工して

から、断熱材を巻いた燃焼筒を入れる

ワケです。

Dscf1969

 とにかく、材料費を掛ける気がない

分、知恵を絞らないと いけません。

  しかし、それこそ、オレの工作の真骨頂なのだー。(笑)

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2017/01/post-6aa7.html

へつづく。。。

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