ドラム缶ロケットストーブ④完成!!
燃焼筒を固定してからバーミキュライトを排気管の下まで
入れて、ガラスマットで飛散防止をしました。
その上に燃焼筒の外管を入れて、、燃焼筒との間にもバーミ
キュライトを充填。やはり、ガラスマットで蓋をしました。
次に、4mm厚の鉄板でドラム缶の天板に蓋を溶接し、
1mの排気管を外に横出しして、取りあえず完成。
早速燃焼テストです。
あれっ。当然すると思っていたロケットのような激しい音が
しません。思いの外吸気が弱いようです。そのため、風が吹くと
煙が逆流するのでした。
「あ゛ー、こりゃ失敗だ」
そこで、縦管を設置しました。普通の薪ストーブなら5m必要
ですが、若干のロケット効果はあるし、屋根があるので4mに
しました。
さて、今度はどうか。
大分良くなりましたが、薪の投入口が上を向いているからか、
煙が立ちやすくてイカンガーでした。
「あ゛ー、やっぱりダメか」
と思ったのも束の間。すぐに改造しました。
薪を水平方向に投入出来るようにして扉を取り付け、
ステンレスの天板を載せました。
するとまぁ、これが実にバッチグー。
よく燃えるし煙の逆流はゼロ。直径16cmまでの丸太なら
短く玉切りしなくても良いのは最高です。簡単なスライド装置
でも取り付ければ、一晩中ガンガン燃やすことも可能ですね。
そうすれば、園芸用にも使えます。
しかも、投入口は熱くならないので、扉と天板が普通に素手
で扱えます。炎が燃焼筒内を真っ直ぐ上に上がるので火力最高
で、大鍋の水もあっという間に沸きます。無駄にしないように空の
風呂に入れていたら、入れるだけのお湯が貯まりました。
その場合でも、大鍋の持ち手が熱くならずに素手で持てる点も
優れています。天板の裏側に取り付けたアングルが炎返しに
なって、天板全体が熱くなり過ぎるのを押さえているようです。
まぁ、高熱でドラム缶の塗装が剥げてしまいましたが、それは
想定内。すっかり落ち着いたら、耐熱塗料で再塗装しましょう。
ということで、思うようにはならなかったものの、結果オーライ
で大成功なのだー。これ一台で、35坪で高さが7mもある小屋
でも実に快適でした。こりゃ良いね。作って良かったです。
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2017/02/post-2330.html
へつづく。
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