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2017年2月28日 (火)

厳冬期鳥海山SEA TO SUMMIT③達成!

 終日の快晴が約束された2月最終日の今日は、実行ある のみ。6日前の22日は、雪質と天気、タイミングが悪くて 途中で断念しましたが、今日は全く問題なし。  装備的にも、訓練のために長らく封印していたMTB改 ランドナーの、ロード用ノーマルクランク+カセットのローギア を使えるようにして、SPDシューズを履きました。 P2280001  モンベルのSEA TO SUMMITでは軽量なロードバイクを 使うし、ハイクの装備品は預けるので空身で済みます。  しかし、今回のミッションは、山スキー一式+冬山登山 装備一式+食料だし、自転車だけでロードバイクの2倍 以上の重量となります。  つまり、メチャクチャ重い自転車でアイスバーンの坂道を 漕ぐのだ。カヤックは割愛しているけれども、それどころじゃ ないほどハードなのだー。  更に、前輪に取り付けるスキー板なんぞを用意したもん だから尚更重くなったのでありまして~。  それについては、後日紹介します。  さて、今回は、4:30に象潟港を出発しました。 上空に寒気が残っているのに前夜からの快晴となったので、 ギンギンに冷えてかなり寒かったです。中島台手前の除雪 地点まで漕ぎ切り、山スキーにチェンジです。  10cm程の新雪が積もっていたので、とても気分良く歩く ことが出来ました。  それにしても、顔面で感じる冷気がハンパじゃない。 温度計を見たら、ー15℃でした。買ってきたオニギリが凍って しまわないように、ズボンのポケットに入れました。 肩バンドに取り付けていた、特製の超ハイカロリードリンクの ボトルは凍り付きましたー。  それにしても、本当に天気が良くて、もう最高でした。 P2280005 P2280009  森林限界を超えると、新雪は30cm程となり、凍って いる所は皆無。やや重パウダーですが、滑りは大いに 期待できました。気温が低いので腐る心配もナシ。  ということで、時間もあるので、ノンビリと登りながら ラーメンタイムも取りました。ドリンクを溶かしながらね。  実は、どうもガス欠気味になったからですが、ペース が上がらない時は無理せずに大休止するのがベター です。  それにしもて、良い景色だなー。 P2280012 P2280024 P2280026  ラーメンが効いたようで、調子を回復して順調に千蛇谷を 登っていると、伏拝岳付近から大声で呼ぶ声がしました。 P2280056  30年来の山仲間である堀田氏でした。20倍撮影です。 多分来るだろうと思っていたので予想通りです。鳥海牧場 から登ってきたんですね。  山頂神社はこの通り。13:30到着です。象潟港から丁度 9時間かかりました。 P2280058  回りも凄い光景。。 P2280061 P2280064  新山頂上に到着しました。13:43着。先客一人の足跡が ありました。祓川方面から来たんでしょうか。。  七五三掛の下からはスキーアイゼンを装着しましたが、 アイゼンとピッケルは全く必要なしで、結果的にお荷物 でしたね。。 P2280080 P2280090 P2280097 P2280099  祝杯用に持参したビールが破裂していたので、非常用の ドリンクを引っ掛けるとサッサと下山です。14:00滑降開始。  いや~、雪質申し分無しで、最高に気持ち良かったです。 (\^〇^/) P2280103  森林限界付近の平坦地まで、頂上からたったの30分で、 自転車デポ地点までは更に30分。下りは速いですね。  そこからは慎重な運転で下り、象潟港着は16:00でした。 トータル11時間30分で、ミッション達成です。  おそらく、もうやらないでしょうが。(笑)   ※本日の記録  積算距離   50.0Km  最高速度   48.8Km/h  移動時間   7時間22分  停止時間   4時間21分  移動平均速   6.8Km/h  全体平均速   4.3Km/h  最高高度   2,240m  総上昇量   2,306m  

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2017年2月22日 (水)

厳冬期鳥海山SEA TO SUMMIT②

 失敗した一昨年に続く第二弾です。今調べたら前回も2月 22日で、西浜海水浴場をスタートして鳥海ブルーラインを 登ったものの、天候悪化で七五三掛で断念したのでした。  そこで、今回は登り返しが無いルートとして、象潟港~ 鳥越川~新山を選択しました。  しかし、気象条件は良くありませんでした。移動性高気圧の 中心がかなり南で、上空には寒気も残っている。。。 鳥海山の晴れパターンでは全くありませんでした。  それでも決行したのは、視界が得られる可能性があると 踏んだのと、今期最後のチャンスだから。あくまでも1~2月 実施に拘ってるからね~。   昨日の時点で、午後にかけて天候が回復すると考えた 私は、遅めの5:15に象潟港をMTB改ランドナーで出発 しました。 P2220003  道路は凍っていましたが、シュワルベの高性能スパイク タイヤはガッチリ効いて全くスリップしません。このタイヤを 履いていれば、歩くよりも自転車の方が安全だと言える 程に優れています。  さて、そんなこともあって、大きく迂回する道路を避けて 直登したので、ヒーヒー言いながら何とか登り切り、一路 鶴泉荘の先へ。。。  予定では発電所管理用の除雪地点までチャリで行くつもり でしたが、途中で断念しました。やっぱり、ツアーブーツじゃ 引き足が使えないのでダメですね。  てか、1速を封印しているノーマルクランクだしー。  ということで、スキーに履き替えて登りましたが、このコース もまた、やたらに長いのだ。。  林道に入って更に進みます。 P2220006  除雪終了地点ですが、雪は結構多いです。  杉林を過ぎてブナ林をズンズン進むと、第一急登。 写真では全く急に見えませんがー。 P2220012  クラストの上に薄雪が載っていて、難儀でした。  林の中をさらに登れば、やがて視界が開けます。 P2220015 P2220017 P2220019  ようやく気持ちの良い尾根歩きになって、間もなく大いなる 展望が開けました。 P2220021 「シマッタ、出遅れたっ」  天候回復が予想外に早くて新山バッチリということは、早く 崩れるということです。 「まぁ、見えだげでも良いんねが」 と、気を取り直して登り続けました。  このルートは、本当に絶景が楽しめます。 P2220023 P2220030 P2220032  と、ここで、行動食を摂りながら何気なしにブーツを見たら、 もうビックリ。 「え゛ー、まだやーP2220025  右足の下から2番目のバックルがもげて無くなっていた んです。何度も修理してはいましたが、まさかなくなるとは。。  これが無いと甲の締め付けが弱くなって、歩く時に甲が 浮いて具合悪いので、大変困ります。  そこで、カッパズボンのファスナーに付けていた細引きを 外して応急修理しました。 P2220040  「仮8年」と言いますが、これで良いような気もします。(笑)   さて、そんな応急修理をしていた頃には、トレースが全部 消えるような強風が吹き荒れました。気圧差で空気が入れ 替わる時に吹く風なので、じきに収まるだろうと思っていたら、 30分後には完全無風。  これは、ミッション成功か  と思ったのも束の間。西から怪しい雲がどんどん近づいて きました。新山頂上まであと約2Kmでしたが、登頂前に 掛かりそう。。そうなれば、視界は殆ど失われます。  世間にはGPS頼りでガンガン登ってしまう人達がいて、 それはそれで結構なことだと思うし、私自身もログは取り ますが、基本的にキカイを信用していないので、即決断 しました。 「撤退だっ」  アイスバーンと重パウダーが混在する斜面をそこそこ 楽しんで滑り降り、次回チャレンジのイメージを抱くので ありました。 ※今回の記録 移動距離     43.3Km 移動時間    6時間10分 停止時間    2時間36分 最高速度    40.6Km/h 移動平均速   7.0Km/h 全体平均速   4.9Km/h   

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2017年2月18日 (土)

サイクル・トレーラーVOL.2④

 荷物が重い場合の停車時に自転車が転倒することが
あったので、スタンドを取り付けました。ボルトによる取り
付け式です。

Dscf2060_2


Dscf2062

 軽量簡単なので、自転車のスタンドを使いました。
走行時には跳ね上げるので全く邪魔にならないし、
駐車時にはロック出来るのでとても便利です。

 ということで、寒がりの妻のために灯油90リットルを
買ってきました。車で灯油を買いに来た若いオバチャンは、

「考えだのぉ~。」

と感心していました。(笑)

 ただ、さすがに重いですね。トレーラー本体も含めた重量は
130Kgほどなので、長距離を走ればかなりのトレーニング
になるのは間違いありません。通行車両の迷惑になるので、
近所以外で使う気は基本的にありませんが。


Dscf2063_2

 

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2017年2月11日 (土)

ドラム缶ロケットストーブ その後

 ドラム缶と、昔使っていた230mm径煙突管を利用した
ロケットストーブを作ったのは一か月前ですが、燃焼管が
早くも破れてしまいましたー。数えるほどしか使ってないん
だけどねー。

 所詮は薄肉のステンレス管なので耐久性がないことは
分かっていましたが、実験的に作ってみたかったので別に
構いません。ですが、ガンガン焚いたとはいえ、まさかたった
の一か月とは。

 そこで、中の二重燃焼管とバーミキュライトを全て抜いて、
普通の薪ストーブにしちゃいましたー。(笑)

Dscf2053


Dscf2056

 ただし、新たに扉を作るのは面倒なので、薪の投入口は
現状維持。長い薪が入るしね。早速燃やしたら、これまで
バーミキュライトで埋まっていた部分の塗装が焼けて剝が
れたので、そのうちに耐熱塗料を塗ろうと思います。

 ということで、本格的なロケットストーブを作ろうと思うなら、
肉厚の丈夫な燃焼管を使わないと使い物にならないという
ことが分かりました。火力が圧倒的に強いのは間違いない
ので、利用価値はあります。メデタシメデタシ。

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2017年2月 7日 (火)

湯殿山ツリーラン

2月5日 

 2週続けて日曜日に穏やかというのは本当に珍しいですね。
6日に名取市で講習会があったので、寄り道して湯殿山へ
登ってきました。曇天でしたが、風がなくて山はバッチリ見え
ました。

 時間はタップリあったので、志津を8時半前にスタートしました。
雪は予想通りに締まっていたので、軽量短板でスイスイ。
ホント楽チン。

P2050076

 雪は少なめですが、全く問題なく尾根へ取り付きました。

P2050078

 先行者は合計5名でしたが、全員追い越してトップで山頂
ゴール。何度も休憩しながらノンビリ登ったのに、志津から
ちょうど2時間でした。手軽なコースですねー。

 てか、随分久しぶりで登りました。

P2050080

P2050081

 滑りもバッチリで快適なツリーランを楽しみました。
あんまり楽しいので2本目も頂きましたよー。

 ということで、次回は別のルートを登ってみようと思います。

 お昼には里へ下りたので、水沢温泉でサッパリ。
入浴料¥300は嬉しいですね。

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