魅惑のルネサンス・フルート
くろき脳神経クリニック内「ジョンダノ・ホール」で開催され
たコンサートを聴きに行ってきました。ソフィオ・アルモニコ
というルネサンス・フルートだけのカルテットです。
リーダーは、トラベルソの名手前田りり子さん。
いやー、こんなに珍しくも洗練された古楽が酒田で聴ける
なんて、驚き桃の木ですよ。(@@
しかも、入場料はたったの¥2,000。
この金額は普通あり得ませんが、地域の人達にも一流の
演奏を気軽に楽しんで貰えらた嬉しい、という黒木先生の
心意気に感謝感謝です。殆ど脚長おじさんですね。
ルネサンスフルートというのは、バッハ以前の横笛で、
キーは全くありません。日本の横笛も一見同様ですが、
非常に巧妙な内部構造をしているようです。特にバス
フルートには本当に驚きました。長さが1.2~3mも
あって、右手と左手の穴がかなり離れているのに、
音階が繋がるって凄いことですよ。普通の管だったら
穴の間隔が広くなるので、どんな大男でも押さえるのは
不可能です。作るのは無理でしょうが、その構造を調べ
てみたいと思います。
で、買ってきたCDを聴いていますが、これがまた良い。
リュートと打楽器も加わって非常に華やかで、録音も秀逸
です。前田さんは、チョット宣伝下手だったかもー。(笑)
それにしても、ジョンダノホールの響きの良さと音の
分離性が良いことにも感心しました。私のオーディオ
ルームのアコースティックを改善したいとマジで思い
ましたよ。
ということで、良い刺激を頂きました。
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