休みが何日かあると、一日は工作をしたくなります。
私の場合。(笑)
今回は、固形パラフィンを液化しながら燃料として使用
するランタンを作りました。材料は全て在り合わせなので、
費用は2mmのステンレス溶接棒4本と電気代だけです。
2年ほど前、解体現場で医療用パラフィンを30Kgも
ゲットしたので、当然のごとくロウソクを作ったら、ススが
出ないように作るのが非常に難しい。普通の蝋より融点が
低いんです。真夏の室内で変形するほどですから。
そこで、液化してオイルランタンで使えるようにしたいと
思って、ネットで調べたり化学者の友人に訊いたりしました
が、それなりの設備が必要だし、爆発する危険性が高い
ということで諦めました。
ならば、燃焼熱で液化するランタンを作ろう!考えたと
いうワケです。市販品はもちろんのこと、実験的な物も全
く見あたらなかったので、完全オリジナルです。
材料には、ステンレス端材と10mmのボルト、アルミ端材、
ホワイトリカーの空瓶を使い、20mm芯を出し入れする
歯車は10mm平ワッシャーを削って作りました。
ここまでは順調でしたが、ガラス瓶に芯調節穴兼空気穴
を開けるのがかなり面倒でした。ミニトリマーにダイアモンド
ビットを取り付けましたが、定格時間5分を超えたらダウン。
インパクトドライバーに替えて作業しました。僅か15mm辺
の穴を開けるのに1時間も掛かりました。
頑張った甲斐あって、完成。
早速、特製はんだごてカッターで蝋を溶かし入れました。
点火して暫くすると、中の蝋が溶け出しました。
写真では分かりませんが、芯が浸っている部分は液化
しているので、問題なく吸い上げます。完全に狙い通りです。
ということで、大成功。
でも、一生掛かっても使い切れませんね。この蝋は。。
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