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2017年5月 5日 (金)

液化固形パラフィン・ランタン

 休みが何日かあると、一日は工作をしたくなります。
私の場合。(笑)

 今回は、固形パラフィンを液化しながら燃料として使用
するランタンを作りました。材料は全て在り合わせなので、
費用は2mmのステンレス溶接棒4本と電気代だけです。

 2年ほど前、解体現場で医療用パラフィンを30Kgも
ゲットしたので、当然のごとくロウソクを作ったら、ススが
出ないように作るのが非常に難しい。普通の蝋より融点が
低いんです。真夏の室内で変形するほどですから。

Dscf4012

 そこで、液化してオイルランタンで使えるようにしたいと
思って、ネットで調べたり化学者の友人に訊いたりしました
が、それなりの設備が必要だし、爆発する危険性が高い
ということで諦めました。

 ならば、燃焼熱で液化するランタンを作ろう!考えたと
いうワケです。市販品はもちろんのこと、実験的な物も全
く見あたらなかったので、完全オリジナルです。

 材料には、ステンレス端材と10mmのボルト、アルミ端材、
ホワイトリカーの空瓶を使い、20mm芯を出し入れする
歯車は10mm平ワッシャーを削って作りました。

 ここまでは順調でしたが、ガラス瓶に芯調節穴兼空気穴
を開けるのがかなり面倒でした。ミニトリマーにダイアモンド
ビットを取り付けましたが、定格時間5分を超えたらダウン。
インパクトドライバーに替えて作業しました。僅か15mm辺
の穴を開けるのに1時間も掛かりました。

 頑張った甲斐あって、完成

Dscf4009

  早速、特製はんだごてカッターで蝋を溶かし入れました。

Dscf4010

 点火して暫くすると、中の蝋が溶け出しました。

Dscf4011

 写真では分かりませんが、芯が浸っている部分は液化
しているので、問題なく吸い上げます。完全に狙い通りです。

 ということで、大成功

 でも、一生掛かっても使い切れませんね。この蝋は。。

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