先週に茨城県鉾田市から日帰りゲットしてきたサーフ
スキー、Synergy hybridの初乗りをしました。
同行した息子はアヤハブラSSRでサーフスキー・デビュー。
なので、乗るに当たっての簡単なレクチャーをしてから
放っておきました。ボート競技でインターハイにも出場した
ので簡単だろうと思っていたようですが、そうは問屋が
卸さないのだ。息子が乗っていたシングルスカルはサーフ
スキーよりも更に細くて長いですが、オールも長いので
ヤジロベエのようにバランスを取ることが出来るみたい
ですが、サーフ スキーは全く違います。かなり苦労して
いました。
一方、私のSynergy hybridですが、乗った瞬間、
「デカッ」
コックピットが深くてデカイんです。(@@
さすがは南アフリカ製というべきか、欧米の大男が乗って
丁度良いサイズだと思いました。身長2mでも平気でしょう。
まぁ、フットレストの調整幅はかなり広いので、身長160
cmでも対応すると思いますが、シートの両脇がスカスカ
なのに足下は結構タイト。
ハルの形状がアヤハブラと似ているので予想はしていま
したが、一次安定性はSSRとほぼ同じ印象です。
バウは、ややシャープな感じ。重量は、実測値で17.5Kgで
二分割式SSRよりも3.5Kg軽いですが、漕ぎ具合はどうで
しょう。
ん?、意外に重いゾ!?。
やはりそうで、GPSで確認してもSSRよりも1Km/h程
遅いです。二次安定性はSynergy hybridの方が良い感じ。
うーむ、ということは、レースはSSRで、ロングツーリン
グではSynergy hybrid??。
なんてことを考えながら息子を見ると、ありゃまー、再乗艇
が出来なくて沖に流されてるし~。。。
東風では放っておけないので見に行くと、かなり疲労して
いました。ヤバイです。
「すぐ戻って来っがら、船さ掴まってろ。」
私は例によってハイレグ海パン一丁ですが、息子にはPFD
を着せていたので沈むことはありません。
ということで、一旦浜に戻ってから泳いで息子の所へ行こう
と思いましたが、さらに流されてるし~。
子供を助けに行った父親が溺れて亡くなるのは良くあること
なので、
「オレも、いくらでも泳げた若い頃とは違うだろ!?」
と思い直して、カヤックカートを引く為の長い平テープを外して
首に掛けると、Synergy hybridで沖へ向かいました。
サーフスキーは元々がライフセーバー用のレスキュー艇なので
正しい使い方です。(^^v
泳ぐのとは比較にならないスピードで沖の息子の所に戻ると、
テープをSSRと私の腰に結んで曳航しました。
しかし、これが重いのなんの!!。
息子は再乗艇出来ないので、水の抵抗が凄いんです。
おまけに向かい風!。
すぐ近くを漁船が何隻も通りかかって、
「こいつら大丈夫か。」
という感じでしたが、誰が助けを求めるか。
息子には、
「ライフジャケット着てっがら掴まってれば大丈夫だぁ。
ポカリ飲むが?。」
と余裕をかましていたけど、実はオヤジは必死だったので
あ~る。
ということで、非常に良い(?)トレーニングになりました。
スキーを漕いで足腰にここまでの疲労感を覚えたことは無い
ので、相当ハードだったようです。今度から、シーアンカーを
引いて練習するかー。(笑)
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