« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »

2018年3月21日 (水)

さらばSEA TO SUMMIT!!??

 大山SEA TO SUMMITのエントリ ーが始まったんですね。
要項によれば、今年は上位表彰が無いという。
大会の趣旨から言えばそれが本来あるべき姿だと思います。

 でもね、私の場合は、2012年に初めて参加した鳥海山sts
から去年の鳥海山stsまでに参加した11大会全てにおいて
優勝を狙ってきました。どんな強敵がいても最初から諦めた
ことは一度もありません。勝つために、サーフスキーを買った
程です。モンベルの辰野会長からは、

「それ、反則だよ〜。」

と、遭う度に言われましたが、会長自作の替え歌の歌詞にも、
勝ちに拘る一節がありました。本当は、レースにしたいのかも
知れませんね。

 さて、sts発祥の地である大山が表彰無しとなれば、他の
開催地にも波及する可能性は大でしょう。

 そうなれば、、仕方ない。卒業するか。。

 去年の宮古シーカヤックマラソン大会の前夜祭で青森の
大ベテランから言われたんです。

「若い者さ道を譲れ❗️。」

 そう言われても、それは違うと私は思ったんです。
スポーツにおいては若い者が勝つのが当たり前で、
還暦が近いジジイに負けるなんて、だらしないことだと思う
んです。

 カヤック、バイク、登山の三種競技なんて他には無いので、
他の大会も表彰無しなら、残念ですが他に目を向けます。

 などとFBに書いたら、大会関係者の話として、今年は
全大会で表彰無しらしいとの情報を得ました。確定では
ありませんが、信憑性が高いです。

| | コメント (8)

2018年3月13日 (火)

ピッケルお試し山行

 今日は自動車運転免許の更新講習(30分)のために
休みを貰ったので、その後は鳥海山へ直行しました。
天気図を見ながら講習日の予約をしたのは言うまでも
ありません。(笑)

 さらに、昨日は雪が降ったし、急激な気温上昇でアイス
バーンが溶けて、シールが効くことが期待できました。
登山開始時間が11時過ぎだったからね~。

 しかし、さすがに時間的に頂上アタックは無理なので、
再生したばかりのピッケルを試すことを主な目的にしました。
別に急斜面じゃなくても、アイスバーンがあればOKです
から。

P3130001

 風は強いものの、天気はまずまずでした。

P3130003


P3130004

 トレースが無い斜面を登るのは気持ち良いです。

P3130006


P3130007

 河原宿まで登ると、気温0℃で強風が吹いていました。
全面アイスバーンの地吹雪なので、それ以上登るのは
止めてピッケルのテストをしました。壁に見立ててピックを
突き刺すワケです。

 その結果は、なんとまぁ、しょうもない。。
ヘッドが重いのですんなりと食い込みますが、加重すると
ツルンと抜けてしまうんです。

 さらに、シャフトを突き刺そうとすると、木口が堅雪に
効いてそれ以上刺さらない。。。

「ありゃー、こりゃ使えねしー。」

 全くの役立たずです。縦走用ならばピックが長いので
滑落停止は出来るでしょうが、壁では全く使えません。

 ということで、飾り物決定です。期待はしていません
でしたが、予想以下でしたー。

 下りは、マタフリ沢の上がパックされた雪だったので、
快適に滑ることが出来ました。樹林帯の腐れ雪も問題なし。
結果オーライの山行でした。

 

| | コメント (0)

2018年3月11日 (日)

シャフトの木取り

 再生したピッケルの写真を見て、

「あれっ?」

と思った人はいるでしょうかね?。

 シャフトに注目して下さい。
打撃方向に対して、ウイリッシュは柾目ですが、ホープは
板目なんです。横から見れば逆になります。
強度を考えればウイリッシュが正解だと思うんですよね。

29063315_797261553794671_4087540364


28958450_797261547128005_6512559288


 実際、ハンマーで比較すると、打撃方向が板目の柄は
弱くて割と簡単に折れます。私が柄を交換する際には、
厳選して必ず柾目の物を買います。ホームセンターで
売っている柄の木取りはいい加減で、柾目と板目、中間が
1/3ずつ位です。

 ホープ社がなぜ板目を採用したのかは不明ですが、
元々は80cmほどあった縦走用と考えられるので、
打撃強度はさほど必要なかったのかも知れません。
横から見た時に柾目の方がスマートな印象もあります
からね。

 ということで、山で一度使ってみて、後は飾り物かも?。

 ところで、シャフトの切断に際して、寸法を測らずに
感覚的に墨を付けましたが、シモンのムスタング改と
全く同じ50cmに仕上がりました。

P3110032


 重量は、ムスタング改が710gでマナスル改が690g。
振った時の感じはマナスル改の方が良いですが、ピック
の角度はムスタング改の方が壁向きか。
ヘッドが重い分、食い込みはマナスル改が上かも
知れません。全体の強度はムスタング改が断然上。
青氷の壁で使うことが前提なので、やっぱ3月中は
ムスタング改かな~?。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2018/03/post-4a3d.html

へつづく。。

| | コメント (2)

2018年3月10日 (土)

ピッケル再生②完了!!

 今日は、先日の暴風で剥がれた屋根を修理してから
ピッケル再生の続きです。

 まずは、ボール盤でスパイクを削り出し、次は取り付け穴。
ドリルのセッティングを入念にやって、 垂直の穴を開けました。
これを失敗すると全てがパーになるので、真剣です。
何故かというと、山スキーで使うのにギリギリの長さでシャフト
を切断したから。

29026092_796871560500337_4401015450

 後は、接着剤を入れてからねじ込んで磨き、オイルを
塗って完成。あり合わせの登山用テープで作ったバンドを
取り付けたので、すぐにでも使えます。

28870824_796871583833668_8967627384


28870954_796871533833673_2869107994


29101899_796871510500342_6625183870

 いや〜、嬉しいな〜。

 ちなみに、これは最初の状態です。海彦山彦さんの
おかげで、東京トップ社のマナスルというモデルである
ことが判明しました。1960~1970年の作らしいです。

29067140_796871820500311_5907291357

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2018/03/post-231d.html

へつづく。。

| | コメント (2)

2018年3月 8日 (木)

マシン改良!

 ローリングローリングマシンのショックコードが切れたのを
機に、 取り付け方法を変更して、やや弱めのコードをダブル
にしました。

 そしたら、バッチグー。 漕ぎ味がずっと良くなりました。

28685213_795971190590374_4194346326


28685473_795971183923708_8741934030

| | コメント (0)

2018年3月 5日 (月)

ピッケル再生

 数年前に解体現場でゲットしてきたピッケルがありますが、
何故かスパイクがハーネスごと切断されていました。
古いヨーロッパスタイルですが、調べてみてもメーカーすらも
全く分かりませんでした。

P3040024

 そもそも、刻字が非常に薄くなっていて判読が難しいだけ
ではなくて、普通のアルファベットとは違うみたいです。
どなたかご存じの方がおりましたら、是非ともお教え下さい。
私が持っているウイリッシュと比較してみると、ピックは
10mm長い16cmでブレードも15mm長いです。

P3050029

 さて、得体は知れませんが、山で使ってみたいので、
スパイクを付けることにしました。山スキー用として短く
切断してから、まずはハーネスの取り付けです。
これには、コンビニのドアの取っ手だったステンレスの
パイプを使いました。ナイフとベルトサンダーでシャフト
を削ったら白木になったので、色を合わせるために全体を
磨きました。ここまでは順調です。

P3050028

P3050031


 あとは、スパイクを作って取り付ければ完成です。
楽しみだな~。(^〇^

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2018/03/post-1b99.html

へつづく。。

| | コメント (4)

2018年3月 4日 (日)

改良エレベーター

 工房ゲストルームに取り付けたエレベーターですが、重量物を載せると上げるのがキツイので、滑車を1個買ってきました。 つまり、滑車を2個使うことで重さを半分にしようということです。小学校か中学校での授業で習いましたが、実践するのは初めてです。位置関係を確認しながら取り付けました。+-ゼロにするウエイトが半分で済むので何か小型の良い物がないかと探したら、sea to summitの参加賞で貰ったボトルがバッチグー。水満タンで完璧に均衡しました。いくつも余っていますが、意外な利用法があったようで~。(笑)P3040021P3040022 で、ロープやウエイトが床に着くことがないように しました。食品も扱うんでね。(^^vP3040023

| | コメント (0)

2018年3月 3日 (土)

アイス鳥海山

 昨夜は自宅前工房ゲストルームに泊まって山小屋気分を
満喫していたので、今朝は7時半まで爆睡。(笑)

 妻とのひと時も休日の楽しみですが、その後は鳥海山へ
Go!!。何と鳥海牧場発10時。(笑)

P3030001


 天気が良いのは予想通りでしたが、どうせ雪質が悪い
のは分かっていたし、カーボローディングを全くして
いなかったので急ぐ必要は全く無いのだ。

P3030003

P3030004

P3030005

 しかし、予想以下でした。実は、3月の鳥海山は厳冬期
よりも厳しいのです。森林限界を境にして、下はモナカ雪
か腐れ雪で上はアイスバーンという事が多いです。
陽気と雨で溶けた雪が凍るんですね。今日は正にそれで、
森林限界より上は全面アイスバーンでした。

P3030012


 つまり、上級以上である登山者(山スキーヤー)の世界
で、急斜面でも絶対に転倒しないスキルが必要です。
登りでも、熟達者以外はスキーアイゼンではなくて、
12本爪のアイゼンとピッケルで上るべきです。

P3030014

P3030015


 そもそも、今日は最初からガス欠状態でペースが全然
上がらなくて、4日前は2時間で着いた滝の小屋まで
3時間かかりました。(^^;;

P3030006

 なので、目的地を月山森に変更して景色を楽しんで
きました。滑りの方は、アイスバーンは我慢大会でしたが、
腐れ雪の下部では楽しめました。ヘルベントは悪雪に滅法
強いんです。

P3030020

 ちなみに、27日は「厳冬期鳥海山単独日帰り登頂」を
目指して一週間前に有給休暇を取りましたが、26日と28日
が晴れて見事に外してしまいました~。(^^;;

 結局、1,900m付近で天気が崩れて撤退しました。
この冬は大工仕事に没頭していたはいましたが、稀にみる
厳しい天気が続いたのでチャンスも少なかったですね。

| | コメント (6)

« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »