シャフトの木取り
再生したピッケルの写真を見て、
「あれっ?」
と思った人はいるでしょうかね?。
シャフトに注目して下さい。
打撃方向に対して、ウイリッシュは柾目ですが、ホープは
板目なんです。横から見れば逆になります。
強度を考えればウイリッシュが正解だと思うんですよね。
実際、ハンマーで比較すると、打撃方向が板目の柄は
弱くて割と簡単に折れます。私が柄を交換する際には、
厳選して必ず柾目の物を買います。ホームセンターで
売っている柄の木取りはいい加減で、柾目と板目、中間が
1/3ずつ位です。
ホープ社がなぜ板目を採用したのかは不明ですが、
元々は80cmほどあった縦走用と考えられるので、
打撃強度はさほど必要なかったのかも知れません。
横から見た時に柾目の方がスマートな印象もあります
からね。
ということで、山で一度使ってみて、後は飾り物かも?。
ところで、シャフトの切断に際して、寸法を測らずに
感覚的に墨を付けましたが、シモンのムスタング改と
全く同じ50cmに仕上がりました。
重量は、ムスタング改が710gでマナスル改が690g。
振った時の感じはマナスル改の方が良いですが、ピック
の角度はムスタング改の方が壁向きか。
ヘッドが重い分、食い込みはマナスル改が上かも
知れません。全体の強度はムスタング改が断然上。
青氷の壁で使うことが前提なので、やっぱ3月中は
ムスタング改かな~?。
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2018/03/post-4a3d.html
へつづく。。
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コメント
そう言われて見てみたら、オイラのグランツもそうだった。
hopeのこだわりだったのかな
投稿: デンキ | 2018年3月12日 (月) 18時55分
>デンキさん
松井秀喜氏が現役時代に打席に立つと
必ずバットを見ていましたが、あれは
球に対してバットが柾目になるように
していたそうです。板目だと折れ易い
からなんですね。ホープのピッケルは
強く振らない方が良いと思います。
投稿: ファーマー佐藤6 | 2018年3月12日 (月) 19時25分