« 2019年1月 | トップページ | 2019年3月 »

2019年2月25日 (月)

ステップソールスキー④改良!

 土湯山で試したらグリップ力が足りなかった ので、一枚当たり41本だった溝を増やしました。 Dscf4924 Dscf4926  新たにアクリル板で治具を作ったので、 作業効率が大幅アップ。  そこで、キリの良いところで、一枚当たり 100本にしました~。 Dscf4927  いや~、楽しみだナー。今度の休みに

使ってみましょう。 

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2019/05/post-8bae4e.html

へつづく。


| | コメント (0)

2019年2月23日 (土)

28.矢引峰 鶴岡市大針下 560m

2019.02.23

 

 旧朝日村のファミマから大鳥方面に5Km
程南下すると左手に聳える目立たない山
です。7:55に自宅を出発しました。

 

 急に春めいてきてスパイクタイヤは必要
ないので、STSS-Ⅱを使いました。
2台の廃棄ママチャリ他を使って自作した
フォールディング・シクロクロスです。

 

P2230003

 

 乗り心地が柔らかいロードバイクって感じ
の自転車でとても軽快なので、気分は最高
です。

 

 10:15、橋を渡った所にある消火栓前に
駐輪すると、そこは登り口です。

 

P2230004

 

 山頂に至る登山道は無いものの、地形図
には早田川に抜ける歩道の記載があります。
雪の下では意味がないので尾根伝いに登り
ました。

 

P2230005

 

 

P2230007

 

 山スキーでも登れるルートだと見ていま
したが、荷を軽くしたいのでワッパです。
スキーほど速くなくても、雪が落ち着いて
きたので、問題ありません。何たって、
軽量スノトレで済むのが嬉しいです。

 

 天気は、雪がチラついたりしたものの、
晴れ間が覗いて上々でした。風は北西で
4mほど。

 

 最初の杉林を抜けると、快適な尾根歩き
になりました。展望が得られるポイントも
2カ所ありました。

 

P2230006

 

P2230016

 

 

P2230017

 

 

P2230018

 

 

P2230019

 

 12:40、山頂に着きました。

 

P2230012

 

 ペットボトルの下付近に三角点がある
はずですが、雪の下なので人工物は何も
見あたりません。展望も皆無です。

 

P2230013

 

 

P2230014

 

 

P2230015

 

 4日前の鳥海山山頂では風が強くて
祝杯どころではなかったので、今日は
プシュっと一杯。 山の楽しみの一つだよね~。

 

 さて、飲んでしまえば後は降りるだけ。
登りは2時間20分掛かりましたが、
下りは1時間20分でした。登り返しが
あるし、ワッパが引っかかりやすい雪質
だったのでこんなもんでしょう。

 

 まぁ、長く記憶に残るかと言えば残らない
山だと思いますが、全部忘れる日が来ると
いうこともあり得るワケで~。

 

 さて、今回のルートを載せておきます。
展望ポイントには旗を立てました。

 

P2230028

 

 

※本日の記録

 

 総移動距離     91.7Km
 自転車走行距離  84.3Km

  歩行距離        7.4Km
 総上昇量      1,140m
 最高速度       54Km/h
 所要時間      8時間31分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (2)

2019年2月19日 (火)

二年ぶりの厳冬期新山登頂

「うっ、このままではこの冬も鳥海山に
登頂しないでしまう。。。」

 7年続いた厳冬期鳥海山登頂が去年で
切れてしまったのに、今年はまだ一度も
鳥海山へ行ってなかったんです。

 そこで、「所用のため」と有給休暇届を
出したのが一週間前。天気の変化が半日
早くなってしまいましたが、許容範囲です。

 しかし、その時間差を埋めるために昨夜
は大台野に車中泊して、今朝は2:45発。
こんなに早く出発したのは初めてです。

 薄雲がかかりながらも、満月?の月明かり
で明るいのは幸いでした。シールが良く効く
腐れ雪をスイスイ登りました。昨夜にガッツ
リと飲み食いしたおかげで、滝の小屋まで
休憩無しで登りました。所要時間2時間15
分と、好調です。

 まだ北北西の風が吹いていて寒いので、
身支度を整えてからスキーアイゼンを装着
して登りました。

 いやはや、、滝の小屋の上はシュカブラが
酷くてナカナカ難儀でした。諦めて、流れに
逆らわずに左上にずーっと斜登行したほど
です。

 河原宿に着いて6時過ぎ。ようやく明るく
なってきました。暗いと斜面の様子を見通す
ことが出来ないので、ナイスタイミングです。

P2190007

 アチャー、河原宿を含めて、上はほぼ
全面アイスバーンじゃん。しかも、シュカ
ブラまで凍ってるしー。マジ最悪。。

 2月でここまで酷いのは記憶にありません。
標高1,700mチョイまでスキーで登りましたが、
急斜面では氷が崩れてスキーアイゼンが効か
ないので、諦めてアイゼン歩行に切り替えま
した。こんなに下で板をデポしたのは初めて
です。

 そこで、折角なので9年ぶりにソロバン
尾根を登りました。山形県側からの冬季
登山ルートとしては鳥海山らしさを最も
体感できるクラシックルートです。
33年前に私が初めて冬の鳥海山へ
登ったコースでもあります。

P2190013


P2190014

 尾根なので見晴らしも良いです。

P2190015

 面白いことに、山形SEA TO SUMMIT
を始めてから山の見方が大きく変わった
んですよ。「そこらの里山」みたいな感じ
で一片の関心も持たなかった山々を見て
も、自分が登った山を探したり、未知の
山への興味が沸いてきます。

 さて、今日のソロバン尾根はなかなか
難儀でした。

P2190016

 凍り具合が中途半端で、崩れるし抜け
やすかったからです。

 8:30、外輪山に着きました。

P2190019_2

 ほんの5分前に風が北北西から南南東
に変わったので、ほぼ予定通りですが、
急がないと風がどんどん強くなってきます。

 でも、ここからの景色が良いんだよね。

P2190018_2

P2190020


P2190021


P2190022


P2190023

 風はどんどん強くなってきて稜線上は
地吹雪状態となりましたが、とにかく進む
しかありません。予定通りに七高山手前
の大岩を回り込んでスノーブリッジに降り
ました。

P2190053


P2190050

 スノーブリッジから新山頂上までは、
いつもよりも雪が硬くて比較的歩きやす
かったです。

 やがて、山頂9:30着。牧場から6時間
45分掛かりました。アイゼン歩行が長かっ
た割には速い感じ。

P2190040


P2190042


P2190043

P2190046


P2190048

 風速は15mを越え、体を持って行か
れるほどの突風も吹きます。とても祝杯
どころではないので、速攻で逃げ帰りま
した。ついさっきの踏み跡が完全に消えて
いたほどです。スキーデポ地点まで往復
3時間、休憩ナシです。

 フー、ヤレヤレ。

 と思いきや、スキーでの下りが非常に
難儀でした。ガリッガリのアイスバーンと
凍ったシュカブラではまともに滑ることなど
出来ません。とにかく、転ばずに降りること
だけを考えました。我慢大会です。

 いつもなら外輪から牧場まで50分程度
で下りますが、今日は軽く2倍以上

 ということで、とりあえず目標を達成
出来たのは良かったです。

 ちなみに、13時過ぎには外輪山は完全に
雲の中でした。


※本日の記録(山中)

 積算距離  23Km
 最高速度  28.3Km/h
 行動時間  9時間45分
 総上昇量  2,388m

| | コメント (4)

2019年2月17日 (日)

アウトドアボイラー改良⑤完成!

 材料が手に入ったので、一気に作り上げ
ました。総ステンレス製です。

 

Dscf4916

 

 扉は歪まないように6mm厚です。

 

Dscf4917

 

 火床も入れました。

 

Dscf4918

 

 二次燃焼用の吸気口です。

 

24bit01

 

 

 

 

 中を覗くと二次燃焼用吸気管が見えますが、
試してみないと分からないので、穴は小さめに
開けています。

 

Dscf4921

 

 裏側には給排水口があります。
継ぎ接ぎで見栄え最悪ですが~。

 

Dscf4922

 

 もう少し暖かくなったら満月の夜にでも
400リットル水槽を浴槽にして試してみよう
と思います。風呂焚きしながら鉄板焼きを
楽しめるように天板を6mm厚にしたので、
仲間を呼んでやるのも良さそうですね。

 

 それにしても、本体重量を量ってみたら、
32Kgでした。ギリギリ許容範囲です。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2019/06/post-ebae29.html

へつづく。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年2月11日 (月)

27.田代山 酒田市・戸沢村 627m

2019.02.11

 

 最上川のさみだれ大堰の先にある柏谷沢
地区を山の方に抜けようとすると、村外れの
家のバアチャンが、

 

「山さ行がいねぞ!」(山には行けないよ)

 

 親切なバアチャンですが、除雪してあるとは
思っていないので大丈夫です。100m程先の
除雪終了地点に駐輪しました。

 

P2110001

 

 今回も山スキー一式搭載の重装備です。
向かい風だったので、自宅から2時間あまり
もかかりました。

 

 パッとしない山なので、写真も撮らずに歩き
出しました。林道をショートカットしながら
2Kmほど登れば、目指す尾根です。

 

P2110005

 

P2110006

 

 穏やかで良い日和でした。
横から直登して尾根に登ると、あらま、
ワカンの真新しい踏み跡がありました。
どうやら、荒興野方面から来たようです。
見れば、単独でワカンはアルミ製。
ベテランの登山者のようです。

 

 てか、深くて重い雪の中を単独で登る
なんて相当な強者だな、と思いながらも、
折角なのでトレースをあちこち使わせて
貰いました。

 

 やがて、尾根が広くなって展望が得られ
ました。

 

P2110008

 

 

P2110009

 

 

P2110010

 

 いや~、山日和だな~。

 

 と思いながら登っていると、男性が
下りてきました。酒田から来たという
75歳の御仁で、スキーが心許なくなって
きたのでワッパにしたということでした。
お互いに山で人に遭うとは全く思っていな
かったので、暫く話しました。

 

 すると、ナンと酒田勤労者山岳会の
OBとのこと。私との接点が無いと言う
ことは、かなり早い時期に退会したよう
です。お互いに辺鄙な山を好んで登って
いるので、どこかでまた遭うことでしょう。

 

 御仁と別れて緩斜面を登っていると、
20分程で山頂に着きました。

 

P2110012

 

 何もありません。展望もナシ。

 

P2110015

 

 

P2110016

 

 

P2110017

 

 下りでは、登り返しが終わってからシールを
剥いで滑降です。重い雪でも楽チン。こりゃ
良いね。

 

 スノトレ+ステップソールとは大違い

 

 ということで、登り3時間に対して下りは
1時間弱。まぁ、殆ど印象に残らないような
山でしたが、疲労感は残りました。自転車走行
と昨日のスポーツクラブによるものだとは思い
ますがー。

 

 

※本日の記録

 

  積算距離      66.0Km
  自転車走行距離  57.4Km

    歩行距離          8.6Km
  最高速度      35.4Km/h
  総上昇量      853m
  行動時間     8時間10分

| | コメント (0)

2019年2月 9日 (土)

アウトドアボイラー改良④

「練習がてら、二次燃焼システムを入れて
みるか。」

 まともな薪ストーブなら二次燃焼室がある
のは今や常識ですが、実はその構造を全く
理解していなかったんですよね。ドラム缶の
薪ストーブは3台作りましたが、単純構造で、
二次燃焼まで考えたことはありませんでした。

 そこで今回、ネットで調べました。

 フムフム、そういうことね。。
何となく真似して作ってみましょう。
いつものように、在り合わせの材料で二次燃焼
用の吸気管を作りました。

Dscf4906

 これを、本体にセットして、隔壁?も作り
ました。

Dscf4907

 まずは当たって砕けろ、です。

 扉に吸気口を取り付けて完成間近を感じ
させますが、材料不足で扉上部を塞ぐことが
出来ませ~ん。

 Dscf4911

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2019/02/post-7f2c.html

へつづく。


| | コメント (0)

2019年2月 7日 (木)

アイススパイカー復活④

 接着剤がベタベタについてしまった
ので、そのついでに塗りたくりました。

A93f8d804cc0457587887dcf958647b9_2


 見た目は最高に悪いですが、まぁこれで
良いんでね?。どうせ見た目気にしないタチ
だし。(笑)

 ということで、予定していた仕上げは
やめて、これで一応完成です。ロックタイ
も要らないからタイヤ交換も普通に出来る
のだ。


| | コメント (0)

2019年2月 5日 (火)

アイススパイカー復活③

 カッターナイフでブロックを切り落とした
セミスリックタイヤを、機械力を駆使して
完全なスリックタイヤに仕上げました。

Dscf4904

 アイススパイカーを被せてもフェンダーに
干渉しないことを確認してから接着ですが、
これが時間との戦いのような感じで意外に
大変でした。

 でも、センターも何とか合わせてから空気圧
を上げて、本日の作業終了

Dscf4905

 うん。行けそうな気がしてきたゾ。

| | コメント (0)

2019年2月 4日 (月)

アイススパイカー復活②

 「山形SEA TO SUMMIT」を厳冬期にやるに
当たって最も重要な装備は、使用する自転車
のタイヤです。ツルッツルの雪道で転倒して、
もしも後続車があれば、あの世行きの可能性
が高いからです。特に、幹線道はメチャクチャ
危ない。

 ですが、全幅の信頼を寄せている300ピン
のスパイクタイヤが一本逝ってしまったので、
100ピンのタイヤをフロントに履かせて
いました。

 結果、やはり転んだ。接地する全ての
ブロックにタングステンのピンが打って
あるアイススパイカーとは天と地ほどの
違いがありました。

 ということで、先日紹介した方法を実践
してみると、1.5インチのスリックタイヤ
では遊びがあって面白くない。1.9インチ
のタイヤに被せてみればフェンダーに干渉する
ときたもんだ。

 仕方ない。本気でやるか。。

 ベースには使い古しの2インチセミスリック
タイヤを使うことにしました。そのためには、
接着するのに邪魔なブロックを全て切り落とす
必要があります。

 そこで、シコシコとカッターナイフで切り
落としました。

6e59636afe854fe4b4a20337b88626a4


Cf6603fccf0e495ab354f639fb309831

 今日はここまで。あとは機械力で削って
貼り合わせれば完成です。

http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2019/02/post-b01e.html

へづづく。

| | コメント (0)

2019年2月 2日 (土)

26.板敷山 庄内町・戸沢村 630m

2019.02.02

 

 土湯山の南方3Kmに位置する山です。
尾根続きなので土湯山と一緒に登るのが
ベストですが、先週は時間が足りなかった
ので改めて登りました。

 

 ただし、同じコースでは面白くないので、
庄内町の中村からです。地形図にルートを
引く際には、尾根にほぼ沿う形で送電線が
あること注目しました。

 

 何故ならば、その下はゲレンデ並みに
刈り払われているハズだからです。

 

 入り口の目印は熊谷神社の案内板で、
そこに駐輪しました。

 

P2020001

 

 今回のコースは、DIYステップソールスキー
では登れないほどの急な痩せ尾根があるので、
山スキー一式を持参しました。自転車のバラ
ンスが悪くなるほどに重いものの、歩行性は
バッチリです。

 

 林道を500mほど歩くと右手に熊谷神社が
見えましたが、左手の橋を渡って取り付く
尾根を目指します。

 

P2020003

 

P2020004

 

 尾根が現れました。

 

P2020005

 

 少し藪っぽいですが、登ってしまえば
快適。林業用に刈り払ったようです。

 

P2020006

 

 ズンズン登っていくと、やがて送電線の下に
なりました。

 

P2020007

 

 ウッヒャー、思った通りだぁ
こりゃ良いね。

 

 季節風はかなり強いし、あちこちクラスト
していたので里山とは思えない感じでしたが、
順調に登高しました。マジ快適

 

P2020008

 

 主稜線に出ました。

 

P2020009

 

 送電線は板敷山へ真っ直ぐ伸びています
が、その下は深い谷。直進は出来ないので、
左側の尾根へ回り込んで山頂に続く尾根に
出ました。

 

P2020010

 

 ここを上り詰めれば山頂です。

 

P2020015_2

 

 

 

 

P2020016

 

 

P2020017

 

 送電線と鉄塔以外には何もありません。
ありませんが、送電線の下はツアーコースに
見えますね~。高森山もその下にあります。

 

P2020019

 

 

 

 

 さて、アップダウンが多いので、シールは
剥がずに下りました。沢は埋まっていないし、
藪が酷いんでね。

 

 それでも、スキーでの下りは速いです。
シール並の登高力があるステップソール
を作りたいとマジで思いましたよ。
それなら、下りもガンガン行けますからね。

 

 ということで、今回も非常に充実した山行
でした。何たって、帰り道はずっと向かい風で
時速15Km前後でしたからね。自転車の総
重量はザックも含めれば30Kgにもなるので、
その充足感はハンパ無いワケです。

 

 てか、山登りへ出かけるのに自動車を
使う気がしないんだよね〜。(笑)

 

 

※今回の記録

 

総移動距離      78Km
自転車走行距離  68.4Km

歩行距離        9.6Km

最高速度     39.5Km/h
総上昇量    1,272m
行動時間   9時間5分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

« 2019年1月 | トップページ | 2019年3月 »