35.萱生峰 鶴岡市下田沢大平 615m
2019.04.13
鶴岡市の南の外れにある大鳥地区までは
何度も行ったことがありますが、道沿いの山の上
にも集落があるなんて、地図をよく見るまでは全く
思いもしませんでした。昭和50年の地図だからだと
思いますが、学校のマークもあります。おそらく分校
があったんでしょう。今回の萱生峰はその集落のすぐ
昨夜は、ロス在住の女子同級生が一年半振りに
帰国したということで急遽開催されたミニクラス会に
出席して大いに盛り上がりましたが、今日のために
飲酒は控えめにしました。久しぶりの晴天だからね。
5:30、自宅をSTSS-Ⅰで出発。
ブロックタイヤだし、革製登山靴を積んだので走りが
重いのに加えて、向かい風になったのでスピードは
上がらず。。。コンビニ休憩2回を含めて、なんと、
登り口までの50Kmに3時間半もかかりましたー。(~~
特に、大平への登りは10%前後の急勾配が続く
というハードなヒルクライムコースでした。
その分、集落が見えた時には、先人の苦労が
偲ばれるだけにかなり!!感動しました。
さて、期待した程度の雪が残っていたので、
登り口を決めてから妻にルートをメールしようと
したものの、文字の変換が出来ない。。
「この山、何て読むんだ???」(^^;;
「よし」とか「あし」の類だとは思ったんですが、他に
思い出せなかったので、近くの住民に訊きました。
40代?の男性で、登ったこともあるし20年ほど前には
登山道の刈り払いもしたということで、最高の住民でした。
その方によると、「かやいみね」だという。
なるほど!、「かやか!!」。ということで、無事に
メール出来ました。
「この山さ登り来るって、相当マニアックだの~。」
と、嬉しそうにルートも教えてくれました。地元愛が
全身から溢れているようで、私も嬉しくなりました。
ちなみに、コンサイス日本山名辞典には「かやおい
みね」と記載されていました。
教えられたとおりに杉林を直登すると、林道に出ました。
予定していた尾根も近いです。
天気が良いので、メッチャ気持ち良いです。
でも、痩せ尾根では雪が30m程切れていました。
まぁ、このくらいなら許容範囲です。
刈り払いしてから20年経ってもこの程度なんですね。
草苅機で対応出来る藪です。
ここを抜けるとまた雪がありました。写真は山頂です。
僅か40分で山頂に着きました。立木が多くて展望は
あまり良くありませんが、見える箇所もあります。
先月登った黒森山と三方倉山が見えます。後者は
やっぱりヤバイ山ですね。
下ってからは近くの荒沢山に向かいました。
摩耶山への登り口である倉沢地区からの展望で、
本当に良い所だと思いました。
ですが、登るべき尾根には雪がありませんでした。
隣の尾根はもっと悪い。。。
あ゛ー、ダメだこりゃ。
藪漕ぎが嫌いな私は即座に撤退です。
登山道が無い低山は意外に難しいんですよね。。
ということで、大鳥の奥にある山に行こうかとも
思いましたが、ダメな公算が高いのでやめて帰路に
着きました。最初は追い風でルンルンでしたが、間も
なく向かい風に。。。
「え゛ー、マジかよー。」(大涙、、、)
しかし、登山時間が僅かに1時間の山でも、その
満足感はハンパ無いです。登山自体は初心者コース
でも、体力的には上級者コースという歪な山行だった
からですね~。(笑)
※今回の記録
移動距離 120Km
自転車走行距離 117Km
歩行距離 3Km
行動時間 10時間36分
最高速度 50.4Km/h
総上昇量 1,097m
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