クーデター/楡周平
寒い夜はヌクヌクの布団で読書が
一番!。暖房不用だし、本は借り物
なのでタダ。最上級に安上がりな娯楽
です。😍
さて、1997年初版の本書を、著者
を含めて予備知識ゼロで読みました。

文章に肉付けがやたら多くて、
「分厚いのはそのせいか?。」
と思いましたが、中盤からはテンポ
が上がって、手に汗握る展開になり
ます。
しかし、展開を予想しながら読んで
いるのに、章の終わりの随所で、その
後の展開が容易に分かる、いわばネタ
バラシ的な一文があるのは非常に残念
でした。ホント、残念。。。
結局、思った通りの結末を迎えまし
たが、扱ったテーマは凄く良いと思い
ました。私も常々思っている大きな
問題ですからね。
ただ、立派な理想を掲げて政権を
担ったとしても、
「権力は腐敗する。」
という構図は変わらないのでは?、
と思ってしまいました。。
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