2022.04.09鳥海山遭難事故③
5月4日
SとM、私の3名による先遣隊で現場
近くまで登りました。新雪は約5cm。
1,600mの稜線上は20m程の強風が吹き
荒れて体感温度はかなり低かったので、
巨大なブロックが殆ど落ちていないことを
K隊長に電話連結して下山。快適なスキー
を楽しんだ後は、大平で焼肉大会〜。
5月5日
K隊長と弟子Kは万助尾根を登り、大平
からはT、S、Nが加わり、Mが抜けて5名
が登りました。風が落ちて非常に暖かい
日になりました。スキー2名にツボ足3名。
ザイルは6本。
11:30 Hが落ちたに違いないクレバスと
K隊長らを目視できる地点までTと私が
下降して状況確認と協議。ブロック雪崩
がクレバスに落ち込んでいて、まだまだ
崩れそうです。
「中止する。もっと日を置いてからやる。」
とK隊長は宣言しました。Tと私は、
「あのラインなら行けるな。」
と話していましたが、隊長がダメと言った
らダメです。ノンビリ下りました。
16:30 麓で落ち合ったK隊長と弟子K、
私の3名で次回日程を協議して解散し
ました。とにかく、二次遭難だけは避け
なければなりません。。
http://farmersatoh.cocolog-nifty.com/zakkicyou/2022/05/post-2b1ded.html
へつづく。
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