鳥海山 雪と氷の季節 佐藤要
山形県庄内町在住の写真家、佐藤要さんの
新刊写真集で、9月1日発行の初版本です。
冬の鳥海山をこよなく愛する地元の登山家
であるプロカメラマンが、半世紀もの間に
撮り貯めた膨大な写真の中から厳選したに
違いないだけに、非常に見ごたえがあり
ます。🎊🎊🎊🎊🎊🎊
日本海から立ち上がる鳥海山は季節風を
まともに受けるために、冬季は手練れの岳人
でさえ容易に寄せ付けない厳しい山です。
近年こそ厳冬期でも快晴になる日が何日か
ありますが、以前は本当に厳しくて、特に
一月は全く晴れない年が多いほどでした。
そんな暴風雪が当たり前の山に登って撮り
続けるのは至難の業。写真集を作るとした
ら、要さんしかいないと思っていました。
正に偉業!。(@@
いや〜、これは嬉しいなあ〜。
私も一番好きな山は「冬の鳥海山」で、特に
厳冬期に外輪山や新山からのスキー滑降は
最高です。神々しいまでに美しい鳥海山が、
ほとんど貸し切りなんですから〜。😍
しかし、写真の腕は全然なので、記憶の
中に留めるしかありませんでした。その記憶
も年々薄れていくワケですが、この本は
見事に蘇らせてくれます。飾り気のない
エッセイにもまた、味わい深いがあります。
へへへ、あの世に本を一冊だけ持って
いけるとしたら、この本で決まりだな〜。😙
ところで、2017年2月28日に象潟港を
自転車発着で「厳冬期鳥海山SEA TO
SUMMIT」のチャレンジ3回目で、
「今日は要さんも絶対登ってるだろう。」
と思いながら鳥越川を登っていましたが、
要さんも同様に思っていた件が載っていま
した。ほっこりしました。😊
フルカラー128ページで、定価は税込み
¥1,980。自費出版なので置いている範囲
は限られると思いますが、さしあたり地元
の書店やとがしスポーツにはあると思います。
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