« 禁断の電動アシスト自転車㉖ | トップページ | ワカン改造!⑥ »

2022年12月31日 (土)

スノーシューの実地検証

 岳友が遺した山道具の中のスノーシュー

2点を豪雪地の志津で比較検証してきました。

愛用している鬼改造ワカンも加わります。

靴はモンベルのティトンブーツ。

1821bdded99d49a4b74a231f130b55ca

 左はMSRライトニング・アセントで、

64×20cm、1,790g。中央はカジタックスの

スノーシュー56で、57×20cm、1,430g。

左が鬼改造ワカンで、44×25cm、1,010g

です。


 と、その前に改造ヘルベントでハイクアップ

して初滑り。いやー、気持ち良がった〜。⛷️


 さて、積雪は約1.5m。ストックは約70cm

刺さります。斜度は約25度。下って登ること

を繰り返しました。

Bbd17691b22c452a96e7f1b3c8d2aab0

 右側から、ワカンの下りと登り。

真ん中がカジタックスの下りと登り。

左がMSRの下りと登りです。


 予想通りですが、ワカンではかなり厳しい

条件です。単独だと、もう少し締まらないと

現実的じゃないですね。😆


 次のカジタックスはかなり楽です。

ワカンを長くして前後にデッキを付けたワケ

なので、違和感がありません。


 最後にMSRアセント。スノーシューの

老舗ブランドで、デッキが広いので沈み込み

はワカンの半分程度です。ですが、下りでは

踵がデッキ上なので、ワカンと全く違います。

新雪ならば踏み込めば良いですが、腐れ雪の

急斜面は苦手でしょう。登りではクライム

サポートが使えますが、アップダウンが激し

い日本の山の稜線歩きには向きませんね。

広い雪原に最適だと思います。


 で、「検証」なので、登りでの沈み込みを

計測しました。概ねですが、ワカンは38cm、

カジタックスは28cm。MSRは21cmでした。

629b00a776a7456f960582ec6e34108d

 MSRとカジタックスの踏み跡比較ですが、

全面デッキのMSRは綺麗ですね。


 次に脱着の具合です。ワカンは元々は紐式

でしたが、私がベルト一本締めにしました。

ハッキリ言って面倒です。😆😆😆


 次のカジタックスは凄〜く楽ちんです。

ワカンでも真似すること決定!!。👍


 最後はMSRですが、4本のゴムベルトで

締めます。しっかり締まりますが、耐久性

に問題がありますね。事実、外す時に一本

切れましたー。😭😭😭


 一本切れたということは他のも寿命だ

考えて交換ベルトを調べたら、一本¥1,200

だとか?!。8本必要なんだよー!。😱😱


 まあ、私が実際に交換するとしたら、

純正品ではなくて耐久性がある材料で自作

しますけどね。


 さて、考察です。残雪期は私が鬼改造した

ワカン一択ですが、新雪と深い腐れ雪ならば

カジタックスで決まりだなー。ワカンと

スノーシューの良いとこ取りですからね。

🎊🎊🎊🎊🎊


 もちろん、山スキーが使えない山での話

ですが。😘


 てか、岳友もカジタックスを一番気に入っ

ていたみたいです。😚


 ちなみに、K2ヘルベント改での沈み込み

は、15cm程度でした。


|

« 禁断の電動アシスト自転車㉖ | トップページ | ワカン改造!⑥ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 禁断の電動アシスト自転車㉖ | トップページ | ワカン改造!⑥ »