馬の話
ブログ小説「ぼくたちと駐在さんの700日
戦争」を読んでいたら、馬の話が出てきま
した。悪ガキグループが、友達の家庭を救う
ために真面目に稼いだ大金を、一人が勝手に
使って骨折した競走馬を買い取り、さて
どうしようか?、というトンデモ話です。
この小説は、昭和50年頃に高校生だった
著者ママチャリさんの実体験をベースにして
います。私と同世代だし、実在するS町とか
N市、Y市等を舞台にしているのが実にユニ
ーク。少年漫画の台本的な内容と文章なので
非常に平易だし、笑って泣けます。🤗
さて、馬の章を読んでいたら、専業農家
である実家の父親から聞いた話を思い出し
ました。実家では父が婿入りするまでは
牛耕だったそうですが、父は牛より馬の
方が好きだったので馬耕に替えたそうです。
耕運機やトラクターなど無かった昭和30年
頃の話です。
春の田起こしでは犂(すき)を馬に引かせ
ます。馬はとても従順で、朝早くから暗く
なるまで黙々と引いたそうです。夕方にも
なれば馬も人も疲れるワケで、近くの人馬
が先に仕事を終えて帰路に着くと、恨めし
そうな目を父に向けて足取りが重くなった
そうです。。
ところが、仕事を終えた途端に元気に
なって帰り足はスタコラサッサ。🐴
情景が目に浮かぶだけに大ウケしました。
その後の高度成長期には農家にも余裕が
出来て、農閑期には地区の仲間達と全国各地
へ旅行へ行くようになりました。
ある時、父達はとある観光牧場に寄った
そうです。馬好きの父と仲間は馬と触れ合い
ましたが、牧場関係者は見当たらない。
そこで、
「おい、競争しようぜ❗️。」
と、馬に乗って思い切り走らせたそうです。
誰が勝ったかは聞いていませんが、やること
が「ぼく駐」の悪ガキと一緒ですよねぇ。🤣
当然、牧場関係者にはウンと怒られたそう
ですが、へのカッパ。非常に面白かったそう
です。私にも似たような経験があるので、
これは血でしょうか。(笑)
それにしても、馬はとても賢くて、酒飲み
の帰り道で父が眠り込んでいても、ちゃんと
帰宅したそうです。今で言えば完全自動運転
ですが、道交法では軽車両になるから飲酒
運転になるんでしょうかね❓。やってみたい
もんですがー。🥳
私が北海道にいた時には牧場の手伝いも
しましたが、そこで聞いた話だと、馬一頭
飼うには3haの牧草地が要るそうです。
飼料を全部買うとしたら、とんでもない出費
になりますよね。馬を飼うのは大変だ。😱
ちなみに、父は現在95歳。頭脳明晰で
身体堅固。歯科治療を受けたことが一度も
無く、歯は全部自前というトンデモジジイ
です。時折り酒を酌み交わしますが、酔う
こともありません。
残念ながら歯は私に遺伝しなかったので
あんな長生きは出来そうにないですが、
肝臓と性格は似たようです。😅
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コメント
こんにちは。
先日お話しました鳥海山登山ですが、東京の登山仲間がバス最低人数に達しなくキャンセルになりまして、佐藤さんの都合がつかなければまた来年にしようかなと思っています。
投稿: 永井公彦 | 2025年9月14日 (日) 20時13分
こんにちは。
先日お話しました鳥海山登山ですが、東京の登山仲間がバス最低人数に達しなくキャンセルになりまして、佐藤さんの都合がつかなければまた来年にしようかなと思っています。
無理に都合つけてもらうことなく、ご都合よろしければ、伺おうかなと思います。
投稿: 永井公彦 | 2025年9月14日 (日) 20時14分
永井さん、了解致しました。
来年、ぜひお越し下さい。
投稿: ファーマー佐藤 | 2025年9月15日 (月) 05時52分
よろしくお願いします
投稿: 永井 公彦 | 2025年9月17日 (水) 06時30分