家電量販店から買ってきたカシオのデジカメは雪山では
全く使い物になりませんでした。
①液晶モニターが全く見えない。
②ピントが合わない。
③想像以上にレンズが暗い。
④フラッシュの発光が遅すぎる。
⑤録画ボタンを誤操作しやすい。
⑥バッテリーが弱すぎる。
と、全く良いところがありませんでした。
そこで、ファインダー付きのコンパクトデジカメを本気で探し
ました。家電量販店や地元のカメラ屋には全くなかったので、
ネットでです。
その結果、私が必要とする機能と性能、大きさを有している
機種はたった一台しかありませんでした。
それは、OLYMPUSの STyLUS1。
私が求めたものとしては、
①軽量コンパクトでザックのチェスト・ポーチに収まること。
②液晶ファインダーが付いていること。
③レンズがそこそこ明るいこと。
④6倍程度のズームレンズを搭載していること。
⑤各操作の反応が良いこと。
でしたが、このカメラは全く想定外の凄さです。
なんたって、10.7倍、35mmフィルムカメラ換算で25~300
mmのズームレンズ搭載で、全域F2.8なんですから~。(@@
F2.8の300mmレンズと言えば、40万円ほどはしました
からねー。ズームレンズで300mmならF5.6が普通でした。
それが、このカメラでは最望遠にしてもこれしかありません。
この長さで300mm相当というのも凄いですが、確かに
明るいんです。背景を思い切り暈かすなんて芸当も楽々です。
また、一番に拘った点である液晶ビューファインダーは144万
ドットの高解像度で、覗いた瞬間にモニターが消えてファインダー
表示に切り替わるんです。ピント合わせやシャッターは速いし、
とにかくレスポンスが良いです。撮影モードも多種多様だし、
露出やシャッタースピードの変更、露出補正も自由自在。
こうれはもう、フィルム時代の一眼レフを凌駕していますね。
まぁ、解像度的には1200万画素なのでフィルムには劣るんで
しょうが、私には必要充分、というかそれ以上の性能です。
見た目としても一眼レフっぽくてなかなか格好いいですが、
コンパクトなので、厳冬期用の分厚い手袋をしての操作では
マニュアル切り替えスイッチを誤作動させてしまったりはします。
慣れれば問題ないでしょうが。
それ以外にも、バッテリーは強力だし、ストラップ別の装備重量
が402gとかなり軽量です。シャッター式のレンズカバーが標準で
付いていてキャップが不要な点も二重丸です。
ということで、大満足です。\(^〇^)/
オリンパスさんは、信じられないようなカメラを作ったものだと
マジで思います。
とはいえ、機能が多すぎて、まだ全然使いこなせていないです
がー。
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