2024年11月 9日 (土)

展示作業と交流会

 先日5日のことですが、山形県美展

酒田巡回展の展示作業に私も協力し、

翌日の公開初日の夜に開催された交流会

には妻と共に参加してきました。

 

 いやー、全く初めての経験は楽しいです

ねー。展示作品の搬入から始まって、美術

専門家による一点ずつの検品、展示作業と、

ほぼ一日仕事でした。私は主に日本画部門

を担当しましたが、他の方々の絵に関する

会話を聞いているだけでも非常に興味深く

て退屈しませんでした。私には絵心が全く

ありませんが、観るのは好きで、若い頃は

山登りに出かけた折りに全国各地の美術館

へ足を運んでいたんですよね。

 

 そして、交流会では酒を飲みながら初対面

の方々ともお話ししました。意外なことに、

子育てが終わってから絵画を始めたという

人も多いし、指導者も多数いて其々に含蓄

あって、大いなる刺激を受けました。

 

 特に、来賓として参加された庄内地区

美術界重鎮の先生が私に話しかけてきて、

私の作品を高く評価してくれたのには感激

しました。あんな作品は他に例が無いそう

で、これからも自分の感性のままに作品作り

して下さい、と言われました。

 

 なんじゃこれ作品ではダメなんだな。。。

 

と思っていたので、物凄く励みになりまし

た❗️。😍

 

 また、別テーブルだった妻の方にも収穫

がありました。酒田市民美術祭の担当者と

お話ししているうちに、巡回展の後に開催

される美術祭に妻の創作人形を展示する話

が滑り込みで決まったそうです。

 

 いや〜、未知の領域に足を踏み入れた

途端に、後光が差したヒーローが現れて手

差し伸べられたような気分です。

創作意欲が一層掻き立てられたのは言う

までもありません。🎊🎊🎊🎊🎊

 

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2023年6月 1日 (木)

ペーパークラフト作家 中村隆行

 つい先日のことですが、白鷹町へ辻村寿三

郎氏とその一番弟子の人形展を観に行った後

に向かった先は、寒河江市の道の駅チェリー

ランド内のさくらんぼ会館でした。私はただ

の運転手なので目的すら知らなかったんです

が、米沢市出身のペーパークラフト作家、

中村隆行氏の作品展を観るためだったんです

ねー。😅


 それがまた無料とのことで期待値ゼロでし

たが、非常に驚きました。良かったんです。

物凄〜く良かったんです。🎊🎊🎊🎊🎊


 作品の主な時代背景は昭和40年代のよう

ですが、高度成長期の勢いや気怠さ、子供の

遊びが巧みに表現されていました。居酒屋や

バーが舞台の作品では煙草の匂いすらも感じ

られました。埋もれていた記憶を掘り起こす

ということに於いては、亡き爺様の蔵書に

あった昭和の写真集を凌駕しましたねぇ。

あれほどまでに豊かな表情を紙をハサミで

チョキチョキして作れるなんて、本当に凄い

です。舞台や小物もお見事!!。😍


 なので、2020年初出版の作品集を買って

きました。¥1,100とは安いです。


 折よく中村氏がおられたので少しお話し

しましたが、実に魅力的な方ですね。

一献傾けたくなりました。😚


 寒河江での作品展は6月4日が最終日との

ことです。他所では有料なのがそこでは何故

か無料!。観に行かなきゃ損ですよー。


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2012年8月 9日 (木)

インカ帝国展

 仙台市博物館で開催中の、マチュピチュ「発見」100年
インカ帝国展を見に行ってきました。例によって、朝仕事を
終えてからの出発です。

 そう。農家は朝仕事が勝負。深夜のオリンピックなど
テレビ観戦している場合ではないのです。

 というワケで、お昼近くに到着しました。

Img_4323

 まずは腹ごしらえですが、館内のレストランでサーロイン
ステーキを食べたら、これが意外に美味しい。
値段が¥1,500と手頃で味が良く、特に付け合わせの野菜
が美味しかったです。あれでライスがもう少し多くてコーヒー付き
なら完璧だと思いました。青葉城址の辺りには飲食店が少ない
ので、食事だけでもあの博物館は利用価値があると思いました。

 さて、食後に一人¥1,200払って入場して一回り。

 ウーム……。個人的には期待外れでした。眩いばかりの宝飾品
が見られるものと思っていましたが、それらはスペインによって
持ち去られてしまったのか、展示されていたのは残りカスだった
ようです。(ーー

 そのため、私はというとササッと見た後は、インカ絡みの南米系
売店にあった楽器が興味の対象となりました。ケーナやサンポー
ニャ、オカリナ等の笛があって、皆安い。さすがに吹くことは出来
ないので、口を付けずに軽く息を吹き込んで音程を調べてみました。

 あ゛ー、やっぱりお土産品だ~。

 とても「楽器」と言えるような代物ではありませんでした。
それでも、楽器好きの私にはチョット楽しめました。

 当然の事ながら妻とは別行動だったので、待ちくたびれた
私は椅子に座って待っていましたが、やがて横になり爆睡
していました。それから暫くすると……、

「お客様、お客様

 と起こされてしまいました。

「はぁ?」

「こんな所で寝られては困ります。」

と警備員に咎められました。妻を待っているのだと言いましたが、

「ご気分が悪いなら別ですが……。」

 待ちくたびれていた私は当然の如く、

「ハイ、気分悪いです。」

と答えました。

 しかし、相手も引き下がりません。

「館内放送で呼び出しましょうか?」

 それもそうだとお願いしましたが、その担当者はあまりやり
たくない様子。

 仕方ないので館内を一回りしましたが妻は見つからないので、
公衆電話から妻の携帯に電話して呼び出したのでありました。
今や職員に訊かないと所在が分からないような場所に公衆電話
が追いやれれているんですから全くもって不便な世の中になった
ものです。(ーー

 妻とはその後すぐに合流できたし、結構楽しんだ様子だったの
は幸いでした。

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