2023年6月 1日 (木)

ペーパークラフト作家 中村隆行

 つい先日のことですが、白鷹町へ辻村寿三

郎氏とその一番弟子の人形展を観に行った後

に向かった先は、寒河江市の道の駅チェリー

ランド内のさくらんぼ会館でした。私はただ

の運転手なので目的すら知らなかったんです

が、米沢市出身のペーパークラフト作家、

中村隆行氏の作品展を観るためだったんです

ねー。😅


 それがまた無料とのことで期待値ゼロでし

たが、非常に驚きました。良かったんです。

物凄〜く良かったんです。🎊🎊🎊🎊🎊


 作品の主な時代背景は昭和40年代のよう

ですが、高度成長期の勢いや気怠さ、子供の

遊びが巧みに表現されていました。居酒屋や

バーが舞台の作品では煙草の匂いすらも感じ

られました。埋もれていた記憶を掘り起こす

ということに於いては、亡き爺様の蔵書に

あった昭和の写真集を凌駕しましたねぇ。

あれほどまでに豊かな表情を紙をハサミで

チョキチョキして作れるなんて、本当に凄い

です。舞台や小物もお見事!!。😍


 なので、2020年初出版の作品集を買って

きました。¥1,100とは安いです。


 折よく中村氏がおられたので少しお話し

しましたが、実に魅力的な方ですね。

一献傾けたくなりました。😚


 寒河江での作品展は6月4日が最終日との

ことです。他所では有料なのがそこでは何故

か無料!。観に行かなきゃ損ですよー。


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2012年8月 9日 (木)

インカ帝国展

 仙台市博物館で開催中の、マチュピチュ「発見」100年
インカ帝国展を見に行ってきました。例によって、朝仕事を
終えてからの出発です。

 そう。農家は朝仕事が勝負。深夜のオリンピックなど
テレビ観戦している場合ではないのです。

 というワケで、お昼近くに到着しました。

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 まずは腹ごしらえですが、館内のレストランでサーロイン
ステーキを食べたら、これが意外に美味しい。
値段が¥1,500と手頃で味が良く、特に付け合わせの野菜
が美味しかったです。あれでライスがもう少し多くてコーヒー付き
なら完璧だと思いました。青葉城址の辺りには飲食店が少ない
ので、食事だけでもあの博物館は利用価値があると思いました。

 さて、食後に一人¥1,200払って入場して一回り。

 ウーム……。個人的には期待外れでした。眩いばかりの宝飾品
が見られるものと思っていましたが、それらはスペインによって
持ち去られてしまったのか、展示されていたのは残りカスだった
ようです。(ーー

 そのため、私はというとササッと見た後は、インカ絡みの南米系
売店にあった楽器が興味の対象となりました。ケーナやサンポー
ニャ、オカリナ等の笛があって、皆安い。さすがに吹くことは出来
ないので、口を付けずに軽く息を吹き込んで音程を調べてみました。

 あ゛ー、やっぱりお土産品だ~。

 とても「楽器」と言えるような代物ではありませんでした。
それでも、楽器好きの私にはチョット楽しめました。

 当然の事ながら妻とは別行動だったので、待ちくたびれた
私は椅子に座って待っていましたが、やがて横になり爆睡
していました。それから暫くすると……、

「お客様、お客様

 と起こされてしまいました。

「はぁ?」

「こんな所で寝られては困ります。」

と警備員に咎められました。妻を待っているのだと言いましたが、

「ご気分が悪いなら別ですが……。」

 待ちくたびれていた私は当然の如く、

「ハイ、気分悪いです。」

と答えました。

 しかし、相手も引き下がりません。

「館内放送で呼び出しましょうか?」

 それもそうだとお願いしましたが、その担当者はあまりやり
たくない様子。

 仕方ないので館内を一回りしましたが妻は見つからないので、
公衆電話から妻の携帯に電話して呼び出したのでありました。
今や職員に訊かないと所在が分からないような場所に公衆電話
が追いやれれているんですから全くもって不便な世の中になった
ものです。(ーー

 妻とはその後すぐに合流できたし、結構楽しんだ様子だったの
は幸いでした。

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2010年7月24日 (土)

中村征夫写真展他

 妻にせがまれて、土門拳記念館で開催されている、
水中写真家、中村征夫氏の写真展を見に行きました。

 駐車場から続く広い歩道を歩きます。

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 約2分で到着です。

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 開館した頃に一度来て以来なので、ほとんど覚えていません
でした。入り口ってこんなだっけ??。

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 入館するとポスターが貼ってあったのでパチリ。

Img_1901_2

 こんな感じで展示されていました。

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 外は猛暑ですが、やや涼しい屋内で鑑賞する水中写真は
良いですね。冷房温度が低ければもっと良かったと思います。

 2㎡程ある大伸ばしの写真が並んでいたので良く見ると、
一枚はデジカメ写真で、もう一枚はフィルム写真でした。
最接近して見ると、デジカメの方は縁がカクカクで、フィルムの
方は滲んでいました。離れて普通に見ると、デジカメの方が
尖鋭感があるのが意外でした。へ~~、って感じ。

 ハイビジョン・ビデオも流していましたが、

「あー、オレも潜りたいな~」

とは全然思いませんでした。元々、スクーバでのファンダイブは
楽過ぎて好きではありませんでしたが、作業ダイバーを二年間
やってからは全く潜っていません。

「素潜りだけで良いや~」

って感じです。

 例外的にやってみたいと思うのは流氷ダイブ。
あんな感じで仕事をしていたので懐かしい気がするからかも知れ
ませんが、ああいうハードさは好きです。

 さて、見終えると、酒田市内の蕎麦処「木鉢」で板蕎麦を堪能
して、今度は本間美術館へ行きました。

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 江戸の工芸品を展示しているから、ということでしたが……。

 入館すると、

「…………。なにこれ

 明治時代の俯瞰図、鳥瞰図しか展示されていませんでした。
お~い、開催期間を見間違えただろー。
全く興味がないものに¥900は高いっ

 非常にガッカリしましたが、売店の女性が可愛かったので、
許しました。(笑)

 ということで、珍しく文化的なレジャーを楽しんだ半日でした。
どうせ、日中は暑くて仕事にならないからねー。

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