2021年4月25日 (日)

鳥海山の水芭蕉

4月24日

 妻との約束で連れて行きました。


「ブルーライン開通前にチャリで

登って真っ新斜面を大滑降出来る

最後のチャンスだから、水芭蕉は

今度ね!。」


などと言ったら恐ろしいことになり

そうなので、邪な考えは封印して

にこやかに出かけました。(笑)


 と、その前に庭に除草剤を散布し、

庭木を剪定してと、大忙しです。


 さて、テレビで紹介していたと

いう鳥海山の水芭蕉ですが、小野曽

集落先のブルーライン右側に群生地

あるのは小さな看板で知っていま

たが、全く興味が無いので初めて

行きました。これも夫婦の妙だと

思います。😚


 着きました。

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 意外にも駐車帯は空でした。

しばらく歩くのかと思っていたら、

道路の真下。

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「ハハハ、これかぁー。」


と笑いましたが、さにあらず。

蛇行した細く緩い群生が奥まで

続いているんでした。こんな

水芭蕉は初めて見ました。

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 どこまで続くのか確かめたいと

思いましたが、妻は長く歩けない

なので未確認です。


 とにかくスローペースなので、

私は持参した横笛を吹いていました。

「夏の思い出」も吹いたのはいう

までもありません。音が響いて、

とても気持ち良かったです。😊


 それにしても、水芭蕉の葉は

おひたしにしたら美味しそうにも

見えましたが、虫穴が全く無い。


「アルカロイドがあるんでね?。」


と妻に言いましたが、帰宅後に調べ

たら、その通りでした。冬眠明けの

熊が下剤として食べることはある

そうですがね。


 ということで、この群生地は一見

の価値はあると思います。


「植えたんじゃないの〜?。」


という感想もありましたが。😅

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2020年7月 9日 (木)

アメリカの虹

 娘が送ってきた写真です。

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 ここまで丸くてドームのように

見える虹は見たこと無いなあ。

最悪のコロナ感染国の風景という

のも不思議な感じだよねぇ。。

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2019年10月 3日 (木)

国宝松本城

 有給を取って長野県へ遊びに行って来ました。

二泊二日の日程で、夜行車中泊で上田に寄って

人形探しをしてから松本城に行って浅間温泉に一泊。

 

 勿論、大の観光地嫌いの私が一人で行くハズなど

ありません。妻が計画した小旅行の運転手です、私は。

 

 でも、松本城はかなり良かったです。

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 北アルプス登山の際に松本を通過したことは何度も

あるし、お城があることも知っていましたが、ほとんど

病的な程の観光地嫌いなので、見に行こうかと思った

ことすらありませんでした。

 

 しかし、たまには奥さん孝行しないとね~。(^^;;

平日で観光客が少ないのは幸いだったし、併設の博物館

への入館料がセットで¥610は安くて◎でした。

 

 で、早速お城の中へ。

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 これは鉄砲を外に向けるための狭間ですね。

大阪城は論外として、本物のお城に入ったのは初めて

なので、かなり興味深かったです。

 

 主に写真撮影向けと思われる兵士役の方に聞いた

ところによると、大東亜戦争後に、痛んで傾いていた

天守閣を解体して、使える部材を最大限使いながら

再建したそうです。そうとは見えない見事な作りでした。

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 昭和11年に国宝に指定されたそうですが、焼失した

本丸と二の丸の再建は、見込みもなさそうな印象でした。

 

 でも、外人さんも天守閣だけで大喜び。観光資源的には

それで充分でしょう。妻の話によると、姫路城と比べて随分

小振りなお城だそうですが。。

 

 さて、その後は予約していた浅間温泉の老舗旅館に泊まり

ました。

 

「今まで入った温泉の中でここのお湯が一番好きっ!!」

 

という程に気に入っていました。源泉が50℃で使用温度

は42℃という理想的な掛け流しで、無色透明、弱硫黄性、

弱アルカリ性という肌に優しい泉質だったんですね。

ありそうでなかなか無い感じで、私も良いと思いました。

料理も美味しかったです。

 

 ちなみに、今年のGWでは、天守閣へ上る際の待ち時間が

ナンと3時間だったそうです。(@@

 

 

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2017年9月10日 (日)

粟島タコ捕りツアー

 海外リゾートから帰ってきまし た。
いや〜、面白しゃがった

 そこは、Awa-Island。

 つまり粟島ですね。(笑)

 タウン誌の広告に載っていた 「粟島タコ捕りツアー」に
誘われて、息子と2人で行ってきました。 昨日朝一の高速船
で渡り、持参したmtbでひとっ走りした後にはサプラ イズが
ありました。

 観光協会から指定された民宿で、次の船でやってきた
お客さんから声をかけられたんです。

「佐藤さんじゃないですか。」


 なんと、去年の妙高野尻湖SEA TO SUMMITで3位に入り、
頂上から野尻湖までずっと一緒だった栃木の永井さん だった
んですね〜。

 夕食からの酒飲みが盛り上がっ たのは言うまでもありません。

 と、その前にタコ捕り大会があったワケですが、宿ごとにタコ
捕り名人が引率して、此処ぞと いうポイントでタコ捕り開始。
タコの大好物というカニに似せた擬似餌を付けた2mあまりある
竹竿で岩陰のタコを誘い出して、カギが付いた竹竿で引っ掛けて
捕る漁法です。

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 ところが、これが意外に難しい。いつものように優勝を目指し
た私は、大物狙いで深い所で探しました。他の5人には全く
食いつきがなかったのに対して、私は4回もヒット

 しか〜し、全部取り逃がしましたー。

 水中マスクを宿に置いてきたのが敗因です。深いので全然
見えな いし、初めてなのでカギの感覚も分からない。
大物だったんだけどね〜。

「全部捕ってたら間違いなく優勝だったよ。」

 と、名人に言われても、なんの慰めにもなりません。

 ということで、今日は、mtbで島を左回りで一周してから
タコ捕りのリベンジ。水中マスクを使ったので早々に一匹ゲット

 が、次が来ない。ま、良いか。

 ということで、もう一周島巡り を右回りでやってみよう

 今度は息子のクロスバイクなので軽快です。かなり急な登りも
ありますが、どうということはありません。 一周18kmしかない
コースなので、50分しかかかりませんでした。
レース用のロードバイクをガチで走らせたら30分で行けそうな気が
します。

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 てか、そんなことはしないで素晴らしい景色を楽しみながら
ノンビリ走るのが一番だと思いますがね。

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 ということで、横断道も走ったし、名物のワッパ煮を含めた
旨い海の幸も堪能出来たので大満足でした。
永井さんとご一緒出来たのも超ラッキー

 この企画は大人気で長年続けているそうなので、次回は
妻と行きたいです。

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2016年6月28日 (火)

佐渡汽船

 去年の佐渡SEA TO SUMMITには山仲間3人で行ったので、
民宿に泊まって豪華な海鮮料理を堪能しましたが、今年は
一人だったので車中泊しました。

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 エアウェイブは広いので、荷物が多くても快適です。
宿泊費不要だしね~。

 そこで、往復のカーフェリーでは特等室を使いました。
往路の9:20新潟発は乗客が多くて通路にまで溢れていま
したが、特等室なら本当にゆっくり休むことが出来ます。
体調を完全に整えてレースに臨むための作戦ですね。

 なので、持ち込んだ食事は炭水化物オンリー的な物です。

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 ゲン担ぎのカツ丼と大盛りスパゲッティーを食べてから
部屋を暗くして熟睡しました。

 あ、往路に乗ったのは、まだ新しい「ときわ」です。
乗務員が部屋まで案内してくれて、とても気持ちいいです。

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 デッキで日光浴したかったんですが、外には出られませんでし
た。私のような裸族を警戒しているんでしょうか。(笑)

 近くには新日本海フェリーの船が泊まっていました。

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 北海道への山旅の帰り道で利用したことがありますが、
何故か一等料金で特等室に泊まらせてくれて、リッチな
気分を大いに楽しんだことをよく覚えています。
やはりツインルームでしたが、洗面台すら無い佐渡汽船と
違ってバストイレ付きで実に快適。大浴場もありました。

 まぁ、佐渡航路は2時間半なので、比べる方が間違いなん
ですけどね。

 ということで、トイレは部屋の外にあるワケですが、「ときわ」
の場合はかなり離れている場所にあって、使い勝手が非常に
悪かったです。フロアーが独立していないので、下位船室の
子供らが廊下を走ることも数度。。。

 ただし、船内アナウンスが切ってあった点は良かったです。

 次は復路の「あかね」。かなり古い船で随所に錆が見られ
ますが、特等室以上の部屋が独立したフロアーにあるので、
ガキンチョは全く来ません。静かだし高級感があります。
トイレも、すぐ近くにあるので使い勝手が良いです。

 しか~し。利用客は多分私一人だけだったにも
関わらず、トイレのウンコが流されないままになっていたー。
この減点は大きいぞ。

 さて、部屋の様子は、「ときわ」とさほど違いません。

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 違うのは、外のデッキに出られることです。これはポイント
高いです。隣室との間に隔壁があってデッキチェアーがあれば
完璧です。裸族的には。(笑)

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 佐渡の夜景を楽しんだ後は、ラーメンタイム。
商店街にあった焼肉屋でささやかに勝利を祝ったものの、
〆の冷麺がなかったんでね。

 いや~、特等室で食べるインスタントラーメンは、快晴の
冬鳥海で食べる時の味に似ていて、最高に美味しかったです。
 
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 洗面台が無いのでスープを少なくしてますがー。

  「ときわ」と違って室内アナウンスがオンだったので少々ウザ
かったですが、19:30発の夜行ということで、最低限でした。

 新潟港までの2時間半。真っ暗な部屋で熟睡できました。
やっぱり、特等室は短時間であっても良いですね。お勧めです。

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2016年3月23日 (水)

角瓶ボトル


 5月に渡米する娘は、間もなく引き払うアパートの荷物を
少しずつ我が家へ運び込んでいますが、その中の一品に
胸が疼きました。

 それは、サントリー角瓶のポケットボトル。
女の子らしいピンクのスリングが付いている様は、シュロ縄の
吊り紐を付けた昔の瓢箪ボトルを連想させます。

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「あー、旅したいなー。」

と思わせるほどに洒落ています。大いに気に入りました。
娘にとっては不要品なので、断りもなくゲット!!。(笑)

 30年も前の話ですが、釜石でフリーでやっていたダイバー
の仕事から久しぶりに帰った翌朝、ふと旅をしたくなりました。

「そうだ!、富士山に登ろう!!。」

と30分で荷物をまとめて、総予算3万円でヤマハのバイク、
XT-200で出発しました。下道オンリーです。

 初日は埼玉県の公園に幕営しましたが、翌朝、至近距離で
鳴く牛の声で目を覚ましました。一頭や二頭ではないので不審
に思っ て外に出てみてビックリ。牛だらけだったんです。
どうも、肉牛の品評会会場だったようで、そそくさと撤収したのは
言うまでも ありません。

 二日目は富士山の麓で林道ランを楽しんでから5合目の佐藤
小屋 付近に幕営。翌朝早くから登って4時間で登頂しましたが、
他の山には無い「高さ」を実感しました。さすがは日本一の山です。

 登ったのは10月中旬で、山頂付近には新雪がありました。
登山者は少なかったものの、私の下山中には一般の観光客風
の人が登って来ました。

「どこまで行くんですか?。」

「出来れば山頂までです。」

「この時間だと下りで日没になりますよ。気温は氷点下になるので
死にたくなかったらここで下りた方が良いです。」

「分かりました。そうします。」

と素直に応じてくれたのは、私も嬉しかったな。

 下山後は、とりあえず西へ。確か西湖で幕営。キャンパーは
皆無で実に快適でした。

 四日目はひたすら西に向かい、兵庫の街中にある公園に
幕営。職務質問を受けたりもしましたが、めげずに爆睡。
そろそろ風呂に入りたい。。

 五日目、広島県内でねずみ取りに掴まってガックリきたので、

「そうだ!、大山に登ろう!!。」

と北上。鳥取砂丘に幕営しました。

 六日目、大型台風接近で大山登山どころではない。
金も残り僅かとなったので、一路帰宅することにしたのであり
ま した。台風に追われるように800Kmをひた走りでしたが、
結果的に予算キッチリで、妙な満足感がありました。ああいう
無計画な旅こそ楽しいものです。またいつかやりたい。

 てか、仕事を辞めたら絶対やるのだー!。(笑)

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2016年3月22日 (火)

鶴泉荘

 3月13日の「鳥海山千蛇谷大滑降」で遭遇したデンキさん
から、下山後の温泉として麓の温泉宿を薦められました。
その宿とは、「鶴泉荘」。

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 「核戦争」と全く同じ発音なので、若い頃に通りがかった際に
一発で覚えてしまいましたが、あれから30年。一度も利用した
ことがありませんでした。

 日本の山に温泉は付きものですが、私の場合、ハードな山行
以外で下山後にお金を払って入浴することは殆どありません。
無料の露天風呂とかには必ず入るんですけどね。

 つまり、道楽に直接的な関係がないものにはお金を使いたく
ないのだー。貧乏人の節度である。(笑)

 しかし、デンキさんの情報では、入浴料がたったの¥300と
いう。しかも、モンベル会員は¥100引きとのこと。

 あ、私はモンベル会員じゃないけど、何となく嬉しいじゃない
ですか。

 ということで、鳥海山行では多分5年ぶりくらいで、下山後に
温泉に浸かりました。実にほのぼのとしていて、良い温泉でした。

 ちなみに、この「鶴泉荘」は明治時代から「鶴泉館」として
あったらしく、昭和50年代に「鶴泉荘」になったらしい。
米ソ冷戦時代に洒落でつけたんだったら面白いと思いますが、
真相は不明です。。。

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2013年3月 7日 (木)

エンゼルグランディア越後中里温泉

3月6日

 所用で新潟市へ行ったついでに、かぐらみつまたスキー場で
一滑りすることにしました。

 で、今回は到着が夕方になるので、例によってキャンピング
ボックスに一泊することをまず考えたんですが、チト遠い。
片道300Km近くあるので、リッター10Kmのトラックと20Km
のフィットの燃費を考えるとメリットが小さいです。ガソリンと軽油
の値段が20円しか違いませんからね。

 そこで、

「プールのある安いホテルはないもんかなー?。」

とネットで探してみました。

 すると、麓の湯沢市にあったんです。
温水プールとアスレチックジムが無料で、エビスの生ビールや
日本酒「雪国」、焼酎が90分飲み放題とバイキング料理が二食
付いて、なんと¥9,800

「おーっ、こりゃ凄んげー。絶対安っすのや~

 ということで行ってきました。夕方4時到着です。

 いや~、ビックリしました。とっても大きなホテルで、客も平日
とは思えないくらいに大勢いたからです。客層としては、ファミリー
と若者が大多数でした。中国や韓国からも来ているようです。
バブル期の産物に違いないリゾートホテルで、部屋は広くて炊事
スペースもある等、かなり充実していました。布団はセルフサービス
でしたが、むしろその方が気楽で良いです。

 そして、ホテルのすぐ裏にはスキー場があります。雪質が良い
時なら滑りたいと思う急斜面があって、一日券が¥1,500なら
格安ですよ。

 さて、予約していたので越後湯沢まで行ったものの、気温が
異常に上がったために、翌日は標高が高いかぐらスキー場でも
スキー日和にはならないことが確定しました。仕方ないので、
今回はホテルを満喫することにしました。

 まずは、プールで一泳ぎです。誰もいない20mプールで心拍数
を160程度まで上げました。かなり気持ちいいです。

 次に、すぐ隣のアスレチックジムのランニングマシーンにビキニ
パンツ一枚の格好で乗ったら、

「運動靴を履かないとご利用頂けません。」

と注意されました。
 
 でも、シューズを無料で貸してくれるんです。これは嬉しい
ですね。能力が著しく低いエアロバイクをガンガン回して警報
をピーピー鳴らしながら、汗をたっぷりかきました。

 その後は夕食ですが、バイキング会場へ行けばまたビックリ。
数百人もの利用客で大賑わいだったからです。いや~、あんな
田舎であの集客力は大したもんだ。(@@

 豊富なメニューで大満足でしたが、特に新潟の郷土料理が
美味しかったです。ついつい食べ過ぎてしまいました。
貧乏人の悲しい性です。

 一人だとあまり飲めないので、ビールが中ジョッキ3杯と日本酒
お銚子3本でお腹がパンパンになってしまいました。

「一人で来ている女性でもいないかな~。」

と見回しましたが、残念ながらいませんでした。

 お腹が苦しいので、部屋でWBCを観ながら筋トレ。腹ごなし
です。キューバに負けたのは残念でしたが、取りあえず二次
ラウンドへ進めたのは良かったですね。

 その後は、一台だけあったビリヤード台で遊びました。料金は
一時間¥1,000でした。ビリヤードをするのは、ナンと30年
振りです。達人に四つ玉から教えて貰って熱中していた時期が
あったので、球の並べ方も一応覚えていました。

「誰か一緒にやる人いないかな?。」

と思っていましたが、興味を示す人すらいませんでした。
街からビリヤード場が消えてから久しいですからね。

 でも、楽しい楽しい。一時間なんてあっという間で、当然延長
です。すぐ近くで人生を語り合う若いカップルの話を聞きながら
一人でゲームに興じました。狙い通りにポケットに落ちる瞬間は
快感です。

  ということで、腐れ雪を滑るよりもず~っと楽しかったです。
大満足

 いや~、大人気ホテルなのがよく分かりました。今度滑りに行く
時には、山仲間を誘って利用したいと思います。

 ちなみに、自販機の価格設定にも驚きました。缶ビールがなん
と¥210で缶チューハイは¥140だったんです。(@@
ホテルの缶ビールがコンビニよりも安いなんて話は聞いたことが
ありません。持ち込み不要です。

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2013年2月28日 (木)

七ヶ浜

 所用で宮城県多賀城市に行きました。二泊三日です。
泊まりは例によってキャンピングボックスでしたが、仙台市の
一部のようになっている街なので、一晩駐車する場所を探す
のは難しいです。

 そこで、津波の被害を受けたであろう隣町の海岸に行きました。
夜七時を過ぎていたので真っ暗でよく分かりませんでしたが、
ありました。車の通らない閑静な宅地跡で、防波堤のすぐ側に
駐車しました。波打ち際まで10mという近さで、ボックスの扉を
開ければ綺麗なお月様が楽しめるという、絶好の場所でした。

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 荒々しい冬の日本海とは違って穏やかな海なので、波音が
実に心地良かったです。

「こりゃ、最高だぁ。」

 ということで、飲食タイム。

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 珍しい缶詰も買いました。

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 塩竃のおでん缶詰ですが、何もないときのお楽しみという
ことで、今回は開けませ~ん。

 たっぷり飲み食いした後は、

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 ろうそくの光の下で、

「ウーン、マンダム・・・。」

 いや~、最高の一夜でした。

 そして、翌朝。

 レギュラーコーヒーを飲みながら外に出ると、

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 おー、これは見事に流されましたねー。

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 自然崇拝者の私ですから、大いなる自然の力に感動しました。

「おー、こうやって自然に帰っていくんだな~。」(シミジミ・・・)

 これまで、超大型台風や竜巻、爆弾低気圧等で甚大な被害を
受けてきましたが、これほどの経験はありません。
日本海であんな巨大津波が発生したら、私の家も流されるでしょう。
もしそうなった時は、きっと、

「アハハハ、こりゃ、見事にやってくれたな~。」

と笑うしかないでしょうね。

「綺麗な貝でも落ちてないかな?」

と貝好きの妻を思いながら砂浜をしばらく歩きましたが、全く無し。
2年経っても、まだ津波の名残があったのが印象的でした。

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 まだ砂があちこち黒いんです。

 海だけ観れば以前と何ら変わりません。

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 若い頃に三陸の海で仕事をしていたので、とても懐かしいです。

 それにしても、多賀城市内でも工場の屋根まで浸水したそうです
が、そうとは全く思えない位に復旧していました。金のあるところは
違うようです。ビックリしました。(@@

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2011年6月20日 (月)

まちなかキネマ

 昭和初期に建てられた木造工場を改装して営業している
映画館が鶴岡市中心部にあります。オープン一周年になり
ますが、初めて行ってきました。通称「まちキネ」です。

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 昔見た印象ではかなり古ぼけていましたが、ちゃんと塗り
直してありました。

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 市街地なのに駐車場が広いので、利用者層はかなり広そう
です。

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 中はとても明るい雰囲気で、店員も親切丁寧でした。
見上げれば、昔の作りがそのまま生かされています。

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 これは全く新しいタイプのシネコンですね。
城下町鶴岡に相応しい古風な雰囲気を持った空間でした。

 とはいえ、座席が木製ということはなくて普通の映画館用
で、くつろいで鑑賞することが出来ました。

 観た作品は「小川の辺」。ホントは「英国王のスピーチ」を観た
かったのですが、前日で終了していました…。(^^;

 上映初日ということもあってか、観客の入りは良かったです。
作品としては、まぁ、全然期待していなかったのでガッカリする
ほどではなかったです。吉村美栄子山形県知事が通行人で
登場したシーンでは歓声が上がっていました。
東山クンを超える人気ぶりで、次回選挙も当選確実でしょう。(^^;

 その東山クンですが、やはり凛としていて格好良かったです。
色々と思ったことはありますが、ケチになってしまうので書きません。

 隣の劇場の音が聞こえることもなく鑑賞することができましたが、
ここに限らず、暗いシーンで黒浮きするのは頂けませんねぇ…。
消防法で場内照明が義務付けされているからでしょうが、昔の
映画館は真っ暗で迫力があっただけに残念なことではあります。

 運営もなかなか上手です。地元商店街とタイアップしていて、
半券を持参すると割引等のサービスが受けられるのでした。
大手シネコンから淘汰されて市街地から映画館が消えていま
したが、こうした形で復活したのは嬉しいことですねぇ。

 観賞後は隣接する「ヒラボク食堂」へ。

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 平田牧場直営店です。昼時だったので賑わっていました。
接客態度はとても良くて、荷物入れのバスケットを用意して
くれることなどには感心しました。

 料理の方は、まぁそれなりということで。

 ということで、各種サービス満載の「まちキネ」の紹介でした。

http://www.machikine.co.jp/index.html

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