垂直の記録
山野井泰史著「垂直の記録 岩と雪の7章」を読みました。
山野井泰史さんの記録は、山岳雑誌の記事で何度も
目にしていましたが、著書を読んだのは初めてです。
ドラム缶ストーブの暖かさを楽しみながらも、非常に厳しい
クライミングの世界に引き込まれました。
凄いですねー。本当に凄い
。
自然に対して、山に対して、そして自分に対していくら
謙虚でも、ほんの紙一重で奈落の底に落ちてしまう厳しい
世界は想像を絶します。今もなお生きているのは奇跡と
言っても良いでしょう。
人はいつ死ぬか誰にも全く分からないので、彼のように
やりたいことをとことんやる事には大賛成です。
その結果、山で逝こうとも後悔は無いでしょう。
私自身、若い頃に死にかけて以来、そんな刹那主義と言って
も良い思いを持ち続けています。
更に、こうして山野井泰史というクライマーの記憶は、
立派な記録となって後世に残ることは意味のあることです。
凡人にはそんな大それた事は出来ないから子供を残す。
それもまた立派な人生。
「ああ、生きてて良かった…。」
そんな思いにさせる一冊です。












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