2023年1月13日 (金)

ランパル&ラリュー/デュオ・リサイタル

 いや〜、これは正に夢のような共演です

ねー。🎊🎊🎊🎊🎊

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 二人ともマルセイユ生まれで、パリ音楽院

教授をしていたランパル氏の父ジョセフ氏に

師事した兄弟弟子で相性バッチリ!。

普段は金のフルートを吹いているランパル氏

は、音色を揃えるために銀の楽器に持ち替え

たそうです。フルートの魅力が堪能できる

アルバムだと思います。


 こんなにも完璧に華やかな演奏が日本で

収録されていたとは知りませんでした。

チェンバロは鍋島元子さんで、決して出しゃ

ばることなく見事に調和しています。


 収録曲はトリオソナタが4曲。

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 いや〜、フランス人のフルート奏者は好き

だなあ。そう言えば、アラン・マリオン氏

もそうですね。ゴールウェイ登場以来、金の

フルートで金管楽器のようにバリバリ吹く

奏者が増えて辟易していましたが、気持ち

良く聴くことが出来て大満足です。😍


 今度は、マルセル・モイーズ氏のような

珠を転がすような演奏を聴きたいものだと

思いますが、そんな奏者っているのかな?。


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2017年7月 2日 (日)

大鳥音楽祭

7月1日

 朝に見たコミュニティ新聞で初めて知ったイベントですが、
STSの練習日和ではなかったことから急遽行ってきました。
山行記録を見ると、大鳥行きはナンと28年振りです。
泡滝ダムからトライアル自転車で大鳥池までを日帰り
して以来です。

 さて、昔はなかった立派なトンネルを3本を過ぎれば
間もなく大鳥です。15:30に会場入りすると、すぐに
開会しました。入場料は¥3,000。安いですねー。

 まずは、¥500盛り放題の山菜バイキングを肴に、
持ち込みドリンク飲みまくり~。さすがに山里ですね。
山菜はどれも美味しかったです。(^〇^

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 演奏は、ブルースデュオのin the peaceから始まり
ました。全く初めて聴きましたが、これが実に良い。

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 ヴォーカル、ブルースハープ、アコギというシンプルな
編成ですが、ソウルフルで気に入りました。

 それにしても、観客がメッチャ少ないです。
実に勿体ない。。。

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 続いて、バンジョーの弾き語りや、バス&コントラバス
フルート+弦バスという変態バンドが続きました。

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 詳しくは音楽祭のオフィシャルサイトをご覧下さい。

http://ootori-musicfestival.strikingly.com/


 ハイペースで飲んでいたので、礒見博カルテット登場後の
記憶が曖昧になってしまいました~。白崎映美ちゃんが歌い
終わる頃までは辛うじて覚えていますが、その後は。。。

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 でも、カメラには、熊と記念写真を撮った様子が写って
いました。(笑)

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7月2日

 早朝の洗面所付近で白崎映美ちゃんと少しお話しました
が、凄くチャーミングな方ですね。肌も凄く綺麗。

 会場となった大鳥自然の家はかつての小学校ですが、
とても良い環境にありますね。 外に出るだけで森林浴が
出来ます。

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 バス停はありましたが、廃線になったそうです。

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 来年も開催されるようなら、是非行きたいと思います。
荒沢ダムでカヤックを漕げれば最高だと思いますが、
どうなんでしょう??。

 

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2017年5月22日 (月)

岩崎佳子&稲葉國光

 ジョンダーノ・ホールで昨日開かれたジャズライブには
大変驚きました。超一流ミュージシャンの生演奏がたった
の二千円で聴けるなんて驚き桃の木です。(@@

 すいません。チケットの値段から入る辺りは凡人の極み
なんですが、とにかく凄いんです。

 そして、改めて思いました。

「黒木先生って、一流の趣味人だなー。」

 自分が楽しむだけではなく、地元の皆さんにも一流の
生演奏を楽しんで貰いたいという心意気が素晴らしい!!。

 なんと、これまでに50回数回もサロンコンサートを実施
したそうです。私が聴いたのはたったの3回ですが、実は
毎回聴かなきゃ損という内容ばかりです。

 ということで、昨日の会場で買ってきた2枚のCDを聴いて
います。

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 いや~、良いな~。実に良い。
岩崎さんのピアノは、音楽性豊かで音の粒立ちがハッキリ
してとても綺麗。稲葉さんのベースは非常に骨太でベース
フェチの私にはたまりませんね。決して出しゃばらない所が
特に良いです。

 実は、私のオーディオシステムは、ベースを本物の楽器
以上に楽しめることを目標に構築しています。
20cmウーファー2発のB&W、Nautilus802では全く物足り
なかったので、B&Wのサブウーファー、ASW850用の15
インチユニットを英国から取り寄せて自作の密閉式ボックス
に取り付けて鳴らしています。超低音専用のチャンネルデバ
イダーを使って4Wayにしているので、扱いが難しい低音も
自由自在。稲葉さんのベースが重厚に唸りますが、今まで
氏を存じ上げなかったのは痛恨の極みです。。

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 それにしても、稲葉さんの経歴を調べたら凄いのなんの。
半世紀に渡っての世界の超一流ジャズメンとの競演もそう
ですが、御歳83歳!?。(@@

 いやはや、昨日の演奏からは微塵も感じられませんで
した。世の中には本当に凄い人がいるものです。

 

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2017年4月30日 (日)

魅惑のルネサンス・フルート

 くろき脳神経クリニック内「ジョンダノ・ホール」で開催され
たコンサートを聴きに行ってきました。ソフィオ・アルモニコ
というルネサンス・フルートだけのカルテットです。
リーダーは、トラベルソの名手前田りり子さん。

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 いやー、こんなに珍しくも洗練された古楽が酒田で聴ける
なんて、驚き桃の木ですよ。(@@

 しかも、入場料はたったの¥2,000

 この金額は普通あり得ませんが、地域の人達にも一流の
演奏を気軽に楽しんで貰えらた嬉しい、という黒木先生の
心意気に感謝感謝です。殆ど脚長おじさんですね。

 ルネサンスフルートというのは、バッハ以前の横笛で、
キーは全くありません。日本の横笛も一見同様ですが、
非常に巧妙な内部構造をしているようです。特にバス
フルートには本当に驚きました。長さが1.2~3mも
あって、右手と左手の穴がかなり離れているのに、
音階が繋がるって凄いことですよ。普通の管だったら
穴の間隔が広くなるので、どんな大男でも押さえるのは
不可能です。作るのは無理でしょうが、その構造を調べ
てみたいと思います。

 で、買ってきたCDを聴いていますが、これがまた良い。
リュートと打楽器も加わって非常に華やかで、録音も秀逸
です。前田さんは、チョット宣伝下手だったかもー。(笑)

 それにしても、ジョンダノホールの響きの良さと音の
分離性が良いことにも感心しました。私のオーディオ
ルームのアコースティックを改善したいとマジで思い
ましたよ。

 ということで、良い刺激を頂きました。

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2015年3月 9日 (月)

ディヴィッド・ギャレット/ブラームス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲集

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なにこのナルシーぶりは

 店頭でジャケットを見て以来、買うことのなかったアルバム
ですが、演奏には興味がありました。ズビンメータだしね。

 ムムム、これは凄く良いです。粒立ちのハッキリした力強い
演奏にパッチリと目が覚めました。情熱的でありながら極めて
正統な演奏です。素晴らしい

 パガニーニ役で主演した映画もあるようなので、見たい気も
します。。。

 

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2014年3月 6日 (木)

スパイロジャイラ/ラインベック・セッションズ

 30数年前のデビュー当初から気に入って聴いているフュー
ジョンバンドですが、15年ぶりで最新アルバムを購入しました。

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 2013年発売のアルバムです。紙ジャケットだったので速攻で
プラケースに収めました。

 聴いてみてビックリしました。スチールドラムなどのラテン楽器
やマリンバ、ビブラフォンを多用する旧来のスタイルではなくて
ヴォーカルも一切ナシ。サックス、ギター、ベース、キーボード、
ドラムのワンホーン・クインテットで、非常に硬派で超格好いい
三曲目のNot Unlike Thatに至っては垢抜けたチョッパー
ベースが最高です。
17作目のDreams beyond cintralに収録されているBirks
Lawを凌ぐファンキーさでブイブイ弾きまくっています。
スコット・アンブッシュって良いねえ。
解説で、「最高傑作!!」と絶賛していたのにも頷けました。

 しかし、ベスト盤を除けば全29作ある筈のアルバムの中で
私が聴いたのは半分だけです。

「ムムム、これはもっと聴く必要があるなー。」

と思ったのでありました。
  

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2012年5月 4日 (金)

アンナケイ/A-SIDE

 待望の新作ですが、紙ジャケでしたぁ~。

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 そこで、いつものようにチョキチョキしてプラケースに収めま
した。

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 これは5作目のアルバムになりますが、かなり良いですよ。
意表を突く力強い弦楽アンサンブルのイントロで始まる一曲目の
”WHO”でまずシビレました。実に良いねえ~。

 このアルバムをプロデュースしたのは増崎孝司氏ということです。
見事な手腕ですね。大いに感心しました。

 それにしても、アンナケイってホント良いよねぇ~。独特の魅力が
あります。

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2011年10月 9日 (日)

ハンドフル・オブ・スターズ

 ヴィーナス・レコードの新作と思いきや、2009年盤でした。

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 名手エディ・ヒギンズのピアノにスコット・ハミルトン&ケン・
ペプロフスキーのテナーサックスが加わっています。
もちろん、ケンはクラリネットも吹いていますが、このアルバムの
聴き所はやはり2本のテナーでしょう。バトルという感じではなく、
気のあった友人同士が一杯やりながら合わせているという感じ
です。グラス片手にリラックスして聴くのにピッタリ

 ヴィーナスによれば、なんと、「一家に一枚の必需品!!」
だそうです。いくらなんでもそりゃないよね~。(笑)

 ただ、聴く前に心配だったのは、ベースがジェイ・レオンハート
だということでした。映画「荒野の七人」で、主役のユル・ブリンナー
の後方でやたら目立っていたスティーブ・マックイーンのようなベー
シストだからです。目立ち過ぎることが多いんですよね、この人は。

 聴いてみて、やはりジェイ特有の3連符を多用するような速い
動きは聴かれますが、やや控えめにしているようです。
それでも、やはり思います。

「この企画に関しては、もっと裏方に徹するベーシストの方が
良かった。」

と。ドラムのジョー・アシオーネ好感が持てます。

 いや、ジェイ・レオンハートも好きなんですよ。こんなに楽しい
ベースはそうありませんから。最初に聴いたのはニューヨーク・
トリオででしたが、大いに驚き感心したものです。

「ウッドベースを弾きた~い

とも思わせる演奏でした。

 でも、ダブルホーンのバンドでは少々ウザイ…。
やはり、ケース・バイ・ケースですね。

 とはいえ、秋の夜長に聴く一枚としては秀逸です。お薦め。

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2011年4月30日 (土)

アレクシス・コール/いつか王子様が

 昨日は英国のロイヤル・ウェディングで大盛り上がりだった
から、というワケではありませんが、そんなタイトルを持つ
ジャズ・アルバムを紹介します。

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Someday my prince will come 

 キャサリン妃もそう思っていた時期があったんでしょうか。

 それはさておき、ヴィーナス・レコードはまたも素晴らしい歌手を
発掘してくれました。1976年1月28日ニューヨーク州クイーンズ
生まれの35歳。音楽一家という恵まれた家系で、自身は大学
で音楽を専攻して修士号も取得したそうです。東京でも歌って
いたそうです。

 そんな彼女をヴィーナスの原社長が見逃すはずがありません。
その経緯は分かりませんが、目出度く第一弾として発売された
のがこのアルバムというワケ。2009年11月の発売ですが、
書店でたまたま目にしたので試聴したら一発で気に入りました。

 何が良いって、まず声質が素晴らしい。確かな基礎に裏打ち
された抜群の歌唱力と表現力、情感にウットリします。

 このアルバムではディズニー作品の中から珠玉のラブソングを
集めています。おそらく原社長のプロデュースでしょうが、見事
です。バックの演奏や録音も素晴らしく、第一級品に仕上がって
います。

 ちなみに、このCDはHQCDという高品質盤なんだそうです。
普通盤と比べようがありませんが、とにかく音は良いです。
臨場感もあります。DVDオーディオやSACDの普及戦略が失敗
したことを考えれば、普通のCDプレーヤーで再生できて価格も
変わらないHQCDの方が現実的です。ネット配信が台頭している
現状を踏まえれば、こうした形でのパッケージ・メディアの高品質化
には必然性があります。大歓迎ですね~。

 さて、ブックレットを読むと、

「カーメン・マクレエを彷彿とさせるところがある。」

とありましたが、私はアリーチェ・リカルディと声質と歌い方が似て
いると思いました。先に出たアリーチェのアルバムの印象が強く
なってしまうのは仕方ないですが、このアルバムを聴いていて、
ダブってしまうことがあるのは惜しいと言えば惜しい…。

 とはいえ、帯に書いてある通りに「名作!」であるのは間違い
ありません。お薦めです。

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2011年4月25日 (月)

チャイコのピアノ協奏曲

 ラジオを聞きながらスイカの接ぎ木作業をしていて、ふと
NHK-FM放送に切り替えたら、丁度チャイコフスキーの
ピアノ協奏曲第一番が始まったところでした。
ナイスなタイミングです。

 冒頭のピアノを聞いてすぐに、

「あれっ

と思いました。聞き覚えのあるピアノ演奏だったからです。

「これって、辻井伸行君じゃね?」

 ラフマニノフの第二番で聴いたタッチに似ていたからです。
重くならずテクニックにも走らない、優しい演奏でした。
一言で言って、慈愛に満ちた演奏という感じ。

 聞けば聞くほど、

「これはやっぱり辻井君だろっ

と思いましたが、第三楽章のエンディングで、大きくリタルダント
してからオケと合わせた瞬間に、

「絶対間違いないっ

と確信しました。この曲は、とかく重々しくなって息苦しさをも感じ
させる演奏が多い傾向にありますが、彼の演奏にはそれが無い。
独特の揺らぎ感は、何やら子守歌でも聴いているかのような気さえ
しました。

 アナウンスで、やはりピアノは辻井君で、佐渡裕氏の指揮による
演奏だったことを知りました。音色や演奏に個性があって、それが
聴く人の心に響くというのは、優れた演奏家の条件だと思います。
テクニックに走る演奏家にはウンザリしますが、彼のように「心」で
奏でる演奏家は大歓迎です。生まれつきの才能を感じさせますが、
全盲という大きなハンディが非常に良い方向に作用したんでしょう。

 調べたら、チャイコの一番はCDが発売されたばかりなんですね。
ちゃんと聴いてみたいものですが、チョット高い…。 

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