2011年5月10日 (火)

潜水用具

 三陸沿岸で漁業が細々と再開されている様子がテレビ
で紹介されていました。網を引き上げると、魚と共に大量の
瓦礫が上がってくるのでした。

 そこで、濁りが大分取れてきた港の底にカメラを入れて
みると……、なんとまあ凄い量の瓦礫が……。
イカンガーですねぇ。

 大津波の数日後から海上保安庁の潜水士らが海に潜って
遺体捜索をやっていましたが、

「ウヒャーッsign01、こりゃとんでもない作業だぁsign03

と驚いたものです。あれだけの瓦礫があったら視界があったと
しても大変なのに、あの時は視界ゼロですよ。

 視界ゼロの場合は、障害物が何も無くても探すのは困難で
精神的にかなりキツイですから、全く有り得ない状況下の活動
だったと言えます。いくら日々訓練しているといえ、それこそ
想定外のぶっつけ本番作業だったろうと思います。
常軌を逸した献身的行為でした。まぁ、福島原発に派遣された
東京消防庁の隊員よりはマシだったと思いますが。catface

 実際に、ドライスーツが裂けたりして大変だったそうです。
3月の水は冷たいですからね。あの刺すような痛みが思い
出されます。あ ゛ー、ヤダヤダ……。

 今のところはクレーンで台船に海底の瓦礫を引き上げる作業を
しているようですが、それだけでは取りきれないので、やがて潜り
(潜水士)の出番となるでしょう。さらに、来年辺りからは本格的に
港湾の復旧工事が始まるでしょう。潜りの需要が高まるのは間違い
ありません。

「ウーム……、とんと儲からなくなった農業を休んで出稼ぎに行く
のも良いかなぁ~。」

 というワケで、念のために潜水用具を点検しようと思い立ちました。
大学生の子供らに金が掛かるし、下の子は卒業まで最短であと
8年掛かりそうなので、チョット真剣モードです。catface

 まず、マスク、シュノーケル、フィンの3点セットは毎年使っている
ので問題ないとして、それ以外の作業用品を出してみました。

Img_2991

 20年振りに出しました。coldsweats01 

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 6.5mm厚のO式ドライスーツです。
少し黴びているような?。

 補修した足元は劣化して剥がれ落ちます。

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 まぁ、これは補修し直せば大丈夫。

 浸水しないために一番大事な首と手首のネオプレンゴムは
どうでしょう?。

Img_2998

 まだ弾力はあるようですが、よく見ると……、

Img_2999

 なんか小皺が多くない?。coldsweats01

 オシッコ用の防水ファスナーは、シリコンスプレーを吹い
ても開きません。殆ど使わないので問題ありませんが。

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 吸気弁のジョイントは錆びていて、ボタンの動きも渋い…。

Img_2993

 排気弁は問題なしか?。

Img_2994

 ついでに、レギュレーターを点検しましょう。

Img_3001

 やっぱり、オーバーホールは必要だよねぇ。
気圧計も大丈夫そうですが、裏返してみると……、

Img_3002

 あれ~、水深計が無いじゃんsign02wobbly
コンパスの蛍光塗料も剥離しているので、視界ゼロ時に
方位を確認することが出来ません。これじゃ使い物に
ならないねぇ…。

 懐かしい減圧表も出てきました。

Img_3000

 今は、こんなの使わずにコンピュータ式のツールを装備
しているんでしょうね。きっと…。

 潜りを辞めてから23年も経ったんだな~……、
ということを道具の劣化で思い知りました。何やら、浦島太郎
が玉手箱を開けてしまったような心境です。

 ということで、体力的にはまだまだ潜りをやれると思って
いましたが、実際にやることは無いだろうって感じです。

 まぁ、いざとなったら道具を買い換えてでも潜りをやれば、子供
の学費なんか軽く稼げるサsign01、などと気休め的に思うので
ありました。coldsweats01

 それ以外では、募集があるという話は聞いたことありませんが、
男性コンパニオンをやってみたいです。宴会でのご婦人相手は
大得意ですから~。(笑)

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2009年8月11日 (火)

水が冷たい!

 今日は久しぶりに少しだけ暑くなったので、昼休みに
海へ行ってきました。素潜りセットを手に、海パン一丁で
徒歩3分です。delicious

 やっぱり猛暑にならないと人が来ませんねえ。
浜にはあまり人がいなくて、何だか寂しげでした。
泳いでいる人もほとんどいません。水に入ってみて納得
しました。お盆前とは思えない程に水が冷たいのです。
6月下旬と変わらない感じです。ベタ凪で水もとても綺麗
なだけに残念ですねえ…。

 それでも、水深2~3m付近で一時間近く頑張って、
妻の好物であるアサリを採ってきました。

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 例年なら水が温くて何時間でも入っていられるのです
が、今年は無理。クラゲも出ているし、夏が来ないまま
海も秋になってしまったようです。catface

 
 

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2009年7月 3日 (金)

ウエットスーツの想い出

 4日前に、超久しぶりに使った後に水洗いして洗濯物
乾し場に下げておいたウエットスーツですが、婆ちゃん
が気を利かせて居間に取り込んでおいてくれました。
ウエットスーツって結構重いし、丈が長いので腰の曲が
った婆ちゃんには扱いにくかったと思いますが、さすがに
並の婆様ではありません。

Img_0465

「盗まれっど悪いがらの~」

と心配してのことだったようです。coldsweats01
ウエットスーツってオーダーメイドで他の人には合わな
いことが多いから、その心配は殆ど無いんだけどね~。

 でもまあ、気持ちはありがたいです。

 で、改めて良く見ると、痛みが殆ど無くて色落ちも
ありません。よ~く思い起こしてみると、それもその
ハズ。このスーツは、ほんの数回しか着なかったの
です。

 約25年前にスクーバ・ダイビングを始めてから暫くは、
安物の吊るし物スーツを着ていました。レギュレーター
やスタビも買って、それなりの装備を整えていましたが、
どうも面白くない。慣れてしまうと、エアータンクを背負って
潜るスクーバ・ダイビングって、楽すぎて面白くなくなったの
です。子供の頃からやっていた素潜りの方が、苦しいけれ
ども楽しいと思いました。

 そこで、機材を売りに出しました。やること早いです。(笑)

 と、その時に、海に落ちて行方不明になった釣り人の
捜索活動に加わることになったのです。波が高くて普通
なら絶対に船を出さないような時に船から潜りました。
視界ゼロです。辛うじて見えた夜光塗料付き方位コンパス
の針を頼りに、底濁りが酷い水深10mの海底を捜索しま
した。文字通りの手探りです。大波が来るたびに体が大きく
煽られました。ダイバーが潜るなんて非常識な状況です。

 でも、ゾクゾクしたんです。死亡確定の釣り人には気の毒
でしたが、たまらなく気持ちよかったんです。きっと、アドレナ
リンが出まくりだったのでしょう。

 それをきっけけにして、ダイビングショップに雇われることに
なりました。潜水士の免許も取得して、海中でのガイドもやる
ことになりましたが、スーツがあまりにもダサイ。

 そこで、オーナーの指示で作ったのがこのスーツというワケ
です。何度かは着たものの、まもなくダイビングショップは
閉店して、海洋工事の仕事に転向することになりました。
そのために6.5mmのプロ用O式ドライスーツを作ったこと
から、ウエット・スーツを着ることは全くなくなってしまったと
いうワケです。

 第一、脱着が楽なドライスーツを着慣れると、ウエットスーツ
なんてメンドクセーって感じだし、今となってはドライすらも面倒。
裸が一番です。(笑)

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2009年6月29日 (月)

ウエット・スーツ

 今日は暑かったあsign03
酒田では6月の最高気温として観測史上最高の
33.4℃を記録したそうです。(@@

 というワケで、涼を求めて徒歩3分の海へ行ってきま
した。

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 準備体操をしてから道具を身につけますが、グローブ
がヒドイ状態になっていました。

Img_0449

 虫にでも食われたんでしょうか。

 水はそれほど冷たくありませんが、アサリを採る為に
海パンで潜っていると体がかなり冷えてきます。
20分もしたら寒くなってきました。アサリはチョボチョボ
でしたが、近くに大量にいる場所がありそうな感じがした
ので、出直すことにしました。超久しぶりでウエット・スーツ
を着ることにしたのです。どこに仕舞ったか忘れていた
くらいなので、15年振りくらいかも…。coldsweats01

 ようやく見つけ出したものの、パウダーがありません。
仕方ないので、ホースで水を入れながら着ました。
あれっ?、なんでこんなにキツイの??。

 高校時代から30年間も体型を維持しているのはチョット
自慢ですが、なかなか入りません。スーツが縮んだんで
しょうかね?。レジャーダイバーだった24年前頃に作った
スーツだからしょうがない気もしますが…。catface

 やっとの思いで着ました。グローブもまともな物が
スーツと一緒にバッグに入っていました。

Img_04521

 かなりキツイです。
若い頃の体型を維持しているとはいえ、40歳過ぎから
毎日欠かさずやっている筋トレの成果で、筋肉が増して
いることもあるのでしょう。パッツンパッツンで、ファスナー
を閉めると苦しいです。bearing

 それでもめげずに、歩いてまた海に行きました。
暑いです。ウエット・スーツ姿で歩いている姿は、かなり
不自然な気もしましたが、まあこの際良いでしょう。

 でも、水に入れば快適で、アサリを求めてゆったりと
遊泳しました。全然冷たくありません。

「おお!、いたいたっsign03

 ついにアサリが群れている所を見つけました。\(^〇^)/

 しかし、水深2m位の所でせっせと採っていると……、
突然胸が苦しくなりました。こんなことは初めてです。
なんかヤバイぞsign03

 足が届く所まで戻ってから深呼吸し、スーツのファスナー
を下げたら大分楽になりました。ただでさえ締め付けが
強すぎるスーツを着ているのに、潜ったことによる水圧で
更に圧迫されて窒息しかけたような感じ。あー、苦し。wobbly

 ということで、無理はしないで引き上げることにしました。
水から上がるとすぐにファスナー全開、ロングジョンの肩
バンドも外しました。あー、苦しかったー。
このスーツはもう着られないな。やっぱりパンツ一丁が
一番だね~。自宅に戻ってからやっとこさ脱いだ時には
本当にホッとしました。あまりの開放感で、しばらくの間
はビキニ海パン一丁でうろついていました。(笑)

 それでも、アサリが好物の妻が満足できる程度の量は
確保できました。good

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 もう着ないとは思いつつ、スーツも一応洗って乾して
おきました。捨てるのは勿体ないしねえ~。

Img_0454

 

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2007年10月 4日 (木)

ウエイト・ベルト

 使わなくなった箪笥を入れるために土蔵を片づけて、無造作に
置いてあったキャンプ道具やダイビング道具を別の場所に移しま
した。特にダイビング道具はあちこちに分散していたので、一カ所
にまとめました。

 が、ウエイト・ベルトどこにも無い…。
変だナー??。あちこち捜しても見あたらないので諦めていました
が、出てきました。何と肥料庫の隅から。なんでこんな所にある?。

7x040004

 って、何気なしに置いて忘れていたに違いありませ~ん。
ボケたもんダ。(^^;

 これで、いつでも潜りに行けるなー、と思いますが、多分行かない
でしょう。貝を捕って見つかれば警察に捕まるし、アマチュアの
ライセンスを持っていないのでエアータンクも借りられません。

「プロのダイバーだったんだけど…。」

と言ってもダメなんです。すると、

「あたし、ライセンス持ってるよ。」

と妻。信じられん。運動神経ほとんどゼロで取れたなんて…。
実に怪しげなライセンスですが、あれはレジャー・ダイビング業界
の金蔓ですからね。(~~

 ま、お金を貰わないと潜る気がしないので、実際に潜る機会は
なさそうですが、道具が揃っていれば安心です。(?)
遺体捜索のアルバイトでもないかなー。(^^;

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2007年3月18日 (日)

捜索難航

 青森沖の漁船転覆事故で3人が行方不明になって、悪条件の
中での捜索活動が続けられています。この時期の水温じゃ大変
気の毒ですが絶望的ですね。せめて遺体が見つかって欲しいです。
水深6~7mということでダイバー6人が潜ったそうですが、視界不良
で中断したとのこと。
 私の経験から言うと、視界不良どころか真っ暗で視界0の筈です。
夜光塗料が塗ってあるコンパスの針が目の前10cmまで近づけて
やっと見える状態ですから、捜す方向だけ決めての手探りになりま
す。うねりも相当あるはずで、波が来るたびに海底で体が2mから
3mも大きくあおられるんですから非常に危険な作業です。
いくら海上保安庁の海猿でもそれは変わりません。

 しか~し、私が遺体捜索に初めて参加した時、そんな状況下で
なんとも言われない快感を覚えたのです。あのゾクゾクする緊張感
は完全に未体験ゾーンでした。アブナイ性格ですかねー。(?)
それがきっかけで作業ダイバーへ転向しましたが、あれは金に
なったし、結構楽しかったです。
 最高だったのは、たった5分で5万円貰った水深55mでの写真
撮影の仕事。毎日やりたいと思いました。(^^;

「こりゃ、長くやる仕事じゃないな。」

と思って2年で止めましたけど。

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2005年12月14日 (水)

長梯子の思い出

 12月にこんなに長く続く寒波と大雪なんて記憶にありません。
あと一回で出荷が終わるはずだった干し大根が凍み大根に
なって畑のハサに架かっています。トラックも入れないし、
どうなるんでしょ。(~~

 さて、 「電波塔」についた@ひろちゃんのトラックバックの記事
で、長梯子の思い出が蘇りました。
@ひろちゃんの場合は地上40mの煙突を登っての仕事でしたが、
私の場合は地上20mの橋から降りる仕事でした。
厳寒の北上川(岩手県)で、むき出しの鉄梯子を降りて氷の張った
川の中に潜ってのお仕事でした。
気温ー15℃に加えて風が強くて、とにかく寒くかったなー。
体感温度はー30℃近くか…。思い出すだけで鼻水が出ます。(^^;

 で、ただ降りるだけなら大したことではないのですが、装備が
ハンパではありません。綿入りのつなぎの上にセーターを着た
まま6.5mmのドライスーツに身を包み、ネオプレーンのフードと
手袋、15kgのウエイト、エアータンク、足ひれ等々の重装備です。
30kg以上でしょう。
水の中に入れば重さは感じませんが、作業後には濡れたまま
橋まで登りました。急いでスーツを脱いで橋に掛けると、たちまち
凍り付きました。叩くとパラパラと氷が剥がれ落ちました。
ほとんどフリーズドライ…。
いや~な思い出です。(^^;

 あともう一つ。
北アルプスは槍ヶ岳へ続く東鎌尾根上の長梯子も印象深い
です。こちらは楽しかったですけどねー。(^^
 でも、あれも人が多かったら大渋滞になるでしょうね。

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