2006年10月 3日 (火)

ウイーンの森バーデン市立劇場「フィガロの結婚」酒田公演

 待ちに待ったオペラの酒田公演を観てきました。

 いやー、良かったです。
ドサ回りのオペラ座かと思えばさにあらず。一流と言って良いで
しょう。一切の手抜き無しの堂々たる公演でした。
歌手も皆素晴らしかったし、オーケストラ、舞台セットも全く申し分
ありませんでした。先頃購入したDVD、フィレンツエ歌劇場公演に
比べても全く遜色無いどころか、勝っていると思う所もありました。
酒田で本物のオペラが堪能できたなんて、なんだか夢のようです。
 また、酒田は音楽好きが多いので、このオペラを熟知した観衆
が多かったことも印象的でした。拍手するタイミングで分かります。

 いやあ、生オペラって素晴らしいですね。すっかり虜になって
しまいました。
って、酒田には滅多に来ないけど。(^^;

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2006年3月 6日 (月)

オペラ公演

「アンナ・ネトレプコの生演奏を聴きたい!」

と思って調べてみたら、今年の6月にメトロポリタン・オペラの公演が
東京文化会館であるんですね!。
演目は、モーツアルトの「ドン・ジョヴァンニ」です。
猛烈に忙しい月ですが、頑張れば何とか行けるか?、と思いました
が、チケット状況を見てビックリ仰天!!。
残っているのはS席、A席、B席のみで、料金は¥60,000と
¥52,000、¥45,000です。高いですねー。(@@
貧乏学生時代は、一番安い5階席を買って一曲終わった後に
空いているS席にちゃっかり座っていましたが、そんな手は使え
ません。往復の飛行機代とホテル代を考えるまでもなく、諦め
ました。DVDが出るのを待つことにします。(^^;

 ん?、待てよ。とにかく買っておいてオークションに掛けるという
手もありますね。ダフ行為ですが、結構儲かるかも。
覗いたら結構チケットの出品がありました。メトロポリタンの兵庫
公演では、¥60,000の入札がありました。凄いっ!。

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2006年3月 5日 (日)

ザ・ウーマン・ザ・ヴォイス

 アンナ・ネトレプコのビデオ・クリップDVDです。
「ファウスト」、「ラ・ボエーム」、「ドン・ジョヴァンニ」、「夢遊病の女」、
「ルサンカ」の中のアリアを、特別に組んだセットで収録しています。
アンナの美貌が堪能できる内容となっています。私生活にも話題が
及ぶインタビューも興味深いです。

 残念ながら、歌はCDの音声を使っているので口パクですが、
特典映像にライブ映像が収録されていました。
「椿姫」と「ルスランとリュドミラ」からアリアが3曲。絶品です。
魂の籠もった迫真の歌唱&演技で、ほとんどノックアウトです。
「21世紀のマリア・カラス!」という声に共感してしまいます。
いずれ、オペラ全編を収録したDVDが出るでしょうから、今から
楽しみですネー。

 ちなみに、16:9スクイーズ収録(特典は4:3)で、DTS5.0音声
とドルビーデジタル5.0、PCMステレオの仕様となっています。
本編の画質・音質は悪くはないです。

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2006年2月27日 (月)

アンナ・ネトレプコ

 久しぶりにSACDマルチの心地よい音空間に身を委ねたいなあ、
という思いから、アマゾンで選んだのが、アンネ・ネトレプコのオペラ
アリア集でした。全く知らない歌手でしたが、何となく良さそうだから
注文しました。やっぱりジャケットの写真は重要です。(笑)

 いやあ、良いですねー。
最初のワンフレーズを聴いただけで好きになりました。
その声は艶っぽくて潤いがあり、情感豊かです。力強さもあります。
カラスのように扇情的なタイプではありませんが、私はこういう歌声
の方が好きです。
 しかも、若くて美人とくれば、もうほとんど完璧!。(^^

 早速ネットで調べたら、1971年ロシア生まれで人気急上昇中の
ソプラノ歌手なんですね。そりゃそうでしょう。こんなに見栄えがして
歌が上手いプリマドンナなら誰だって大歓迎です。
去年は日本公演があったようですが、また来ないかなー。
これは、他のCDもゲットしなくては!。

 それにしても、国内のレーベルではSACDを出す気がほとんど
無いようですが、とりあえず輸入盤が比較的安く手にはいるのは
嬉しいことです。どんどん増えて欲しいですね。

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2006年2月 3日 (金)

「ベアトリーチェ・ディ・テンダ」

 ベルリーニのオペラをDVDで鑑賞しました。
お目当ては、コロラトウーラの第一人者、エディタ・グルベローヴァ
です。二枚組の長編です。同タイトルでは初DVD化だそうです。

 ウーム……。
観ていて、色々と考えさせられました。
演奏は申し分ないし、

「声楽家の歌声こそ、最も優れた楽器だ!」

という思いも新たにしましたが、どうも気になります。
歌手の崩れた容姿とお粗末な演出が…。
音楽がメインの芸術なのは理解しているつもりですが、観客の前に
立つのですから、鑑賞するに相応しい姿であって欲しいと思います。
由美かおる並とまでは言いませんが、体型を維持する努力もお願い
したいです。オペラハウスでの鑑賞なら気にならないのかも知れま
せんが、DVDではアップで写すので、かなり辛いです。
 演出に関しては、舞台装置が時代錯誤の金属パイプ製手すりを
付けた無粋な階段のみだったし、ベールを使用するのも非常に不快
でした。衣装も着たきり雀です。
あんなのだったら、演奏会形式の方が良い気がしました。

 さらに、DVDとしてのクオリティも大変低いです。
解像度が低すぎてボケボケのお粗末映像です。
この辺は、工夫と使用機材次第で大幅に改善出来る筈だけに、
実に残念です。
 ま、オペラというものを囓ったばかりの者が言うのはナンですが、
これならば、解説書を見ながらCDを聴いた方がイメージが膨らんで
遙かに楽しめるのではないか、と思ってしまいました。

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